今回は、香港の代表的なビュースポットで世界的に有名なビクトリア・ピークからの眺めをご紹介します!
ビクトリアピークからの眺めは、香港を代表する世界屈指の絶景です。標高552mの山頂エリアからは、香港島と九龍半島の高層ビル群、そしてそれらを隔てるビクトリア・ハーバーを一望でき、息をのむようなダイナミックなパノラマを楽しめます。
前回のピーク・トラムの記事でも書きましたが、香港の超高層ビル群とビクトリア・ハーバーを一望する、素晴らしい景観でした。写真や映像で見慣れた風景ではありますが、実際に目の前で見ると、やはり感動しました。
立ち並ぶ建物の多くが超高層ビルで、巨大都市の人口密度を極限まで高めるとこうなるのか、と実感。これほど高密度な都市空間の中で、日常の生活が成立していることにも驚かされます。

展望台から見えたランドマークを見ていきます。
白いX字フレームの超高層ビルは、香港を代表するランドマークのひとつ「中国銀行タワー」。高さ367.4mを誇り、ビクトリア・ピークから眺める香港スカイラインを象徴する存在となっています。
その左隣に建つ格子状の高層ビルは「長江センター」。高さ約283mのオフィスビルで、中国銀行タワーとともに、中環エリアのスカイラインを構成する代表的な超高層ビルのひとつです。

写真中央付近に見えるのは、金鐘(アドミラルティ)の大型複合施設「Pacific Place」周辺に集積するラグジュアリーホテル群。左側の四角い高層ビルには「JWマリオット・ホテル香港」が入り、建物の高さは164.5m。中央の白い曲面を描く高層ビルは「アイランド・シャングリ・ラ香港」で、高さは213.1mです。その右側には「コンラッド香港」が入り、高さは198.9mとなっています。
今回の香港旅行では、「コンラッド香港」に宿泊しましたが、香港を代表する高級ホテル3施設が、アドミラルティの一角に集積している点は非常に印象的です。
白い大屋根の建物は、湾仔北のビクトリア・ハーバー沿いに建つ「香港コンベンション&エキシビション・センター(HKCEC)」。香港を代表する大型MICE施設で、1997年の香港返還式典の会場としても知られています。

LIPPO CENTRE(旧 Bond Centre)は、ひと目で記憶に残る香港・金鐘の超高層ビル。設計を手がけたのはアメリカの建築家 Paul Rudolph、実施設計は香港の Wong & Ouyang。1988年に完成した双塔構成のオフィスビルで、48階・高さ186mのタワーと、44階・高さ172mのタワーで構成されています。

写真中央右寄りにそびえる黒い超高層ビルは、「COSCO Tower(中遠大廈)」で、高さは約228m。その左側に見える、赤色のフレームを持つツインタワーは「信徳センター(Shun Tak Centre)」。ショッピングセンター、38階建てのオフィスタワー2棟、マカオ・フェリー・ターミナル等で構成される複合施設で、2棟の高さは約156mです。

ビクトリア・ピークには、ピークタワーの有料展望台だけでなく、無料で眺望を楽しめるスポットもあります。写真は、ピークトラム山頂駅からほど近い場所にある「ライオンズ・パビリオン展望台」。中国風の屋根を持つ小さな展望亭で、欄干に施された獅子の装飾が名前の由来となっています。
規模は大きくありませんが、ビクトリア・ハーバーや香港島の高層ビル群を見渡せる人気の撮影スポットとなっています。

ビクトリア・ピークから、香港島の中環・金鐘エリアの超高層ビル群越しに、ビクトリア・ハーバーと九龍半島を望む。手前に中国銀行タワーや長江センターなどのランドマークが並び、背後には尖沙咀・西九龍方面の高層ビル群と山並みが重なります。

写真左側に見える銀色の超高層ビルは、尖沙咀の複合ビル「The Masterpiece(名鑄)」。高さ261mを誇り、低層部にK11、ホテル部分にハイアット・リージェンシー香港、上層部に高級住宅が入っています。
右側にそびえる黒い縦ラインが印象的な超高層ビルは、「Victoria Dockside/K11 ATELIER Victoria Dockside」です。高さは約280m級で、Rosewood Hong KongやK11 ATELIER、K11 MUSEAなどを擁する尖沙咀ウォーターフロントの大型複合開発を象徴するタワーです。

手前に見える黒い三角屋根の超高層ビルは、湾仔北の「セントラルプラザ」。高さ374m・地上78階のオフィスビルで、香港島側のスカイラインを代表する存在です。
写真奥にそびえる巨大なガラスの超高層ビルは、西九龍のランドマーク「環球貿易広場(ICC)」。高さ484m・地上108階を誇る香港でもっとも高い超高層ビルで、上層部には「ザ・リッツ・カールトン香港」が入っています。

環球貿易広場(ICC)の足元、西九龍側には「新油麻地避風塘」が広がっています。避風塘とは、台風や荒天時に船を避難させるための港湾施設のこと。写真では多数の作業船やクレーン船、小型船が係留されており、香港が国際金融都市であると同時に、港湾都市としての機能を今も色濃く残していることが分かります。

ビクトリア・ピークから眺める香港は、まさに世界屈指の都市景観でした。香港の地形、歴史、都市開発、経済力を一目で実感できる場所であり、香港を初めて訪れる人はもちろん、何度も訪れたことがある人でも、ここからの眺めを見ると、あらためて「香港はすごい都市だ」と感じるはずです。
夕方から夜にかけては大変混雑すると聞いていたため、今回は昼間に訪れましたが、次回はぜひ夜景にもチャレンジしてみたいと思いました!


