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(仮称)西区阿波座駅前計画 11.06


(仮称)西区阿波座駅前計画
(江之子島地区まちづくり事業)
は、府庁ゆかりの地である旧府立産業技術総合研究所跡地(西区江之子島二丁目)に対する再開発計画です。近くには地下鉄阿波座駅があり、中央線、千日前線の2路線が利用出来るタワーマンションにはうってつけの好立地です。




【過去記事】
江之子島地区まちづくり事業 11.03
→江之子島再開発 08.04










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大阪府が実施したコンペでは長谷工コーポレーションを中心にした企業グループの案が選定され「地上56階、高さ198mタワーマンションが建設される!」と超高層ビルファンの間で話題になりました。その後、サブプライムローンから端を発したリーマンショック等の影響から長らくペンディング状態が続き動きがありませんでしたが、今年春頃からボーリング調査が行われ、ついに建築計画のお知らせが掲示されました。

※情報は読者の「けいじぇい」さん、メールでも数名の方から頂きました。ありがとうございましたm(_ _)m










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現地に掲示されていた建築計画のお知らせです。(2工区)地上46階、塔屋2階、地下1階 、高さ152.30mのタワーマンションと、(1工区)地上20階、地下0階、高さ59.50mの中層マンションの2棟が工期を2期に分けて建設されます。コンペで選定された計画案と比べるとかなり規模が縮小されました。だた、この状況下ですので計画が立ち消えにならずに動き出してくれただけでも良かったと思います。










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2工区のタワーマンションの立面図です。高さ、延べ床面積を見るとOSAKAフクシマタワー が規模的に近く、参考になると思います。



【スペック】
名称:(仮称)西区阿波座駅前計画(2工区)
階数:地上46階、塔屋2階、地下1階
高さ:152.30m(軒高)
敷地面積:4,152.11m2
建築面積:1,708.26m2
延床面積:66,258.89m2 
着工:2013年01月末日(予定) 
竣工:2016年03月末日(予定)










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【スペック】
名称:(仮称)西区阿波座駅前計画(1工区)
階数:地上20階、地下0階
高さ:59.50m   
敷地面積:3,653.92m2   
建築面積:1,096.55m2  
延床面積:16,855.64m2 
着工 : 2011年09月末日(予定) 
竣工 : 2013年09月末日(予定)










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ようやく計画が動き出した(仮称)西区阿波座駅前計画(江之子島地区まちづくり事業)。高層ビルファン的視点で見ると、超高層ビルが少ないエリアに立地するので大阪都心のスカイラインを西に広げる、重要なプロジェクトだと思います。肝心の2工区の着工は当分先ですが、着工を楽しみに待ちたいと思いました。












【おまけ】

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現地をウロウロしていると、ここからも中之島フェスティバルタワーが見えました。




3 COMMENTS

福島区民

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(仮称)西区阿波座駅前計画(1工区)の名称が「阿波座ライズタワーズ マーク20」に決定してます。
たぶん、2工区もこれに準じた名称でしょうね。

アイラブオオサカー

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このご時世に計画が凍結や中止にならなかったのが何よりです。高層棟の着工はまだだいぶ先のようですが…

しかし、計画が動き出したのは一歩前進したことに違いないですからね(^-^)v 期待の持てるプロジェクトだと思います。

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