梅田1丁目1番地計画は、 現在阪神梅田本店のある大阪神ビルディングと隣接する新阪急ビルを一体的なビルに建て替える大規模再開発計画です。 新ビルは地上38階、地下4階、高さ約190m、延床面積約257,000m2の超巨大なビルになります。工事は東西にて2工区に分け、東側をⅠ期、西側をⅡ期として2段階で施工され、1期工事は2018年春に、2期工事は2021年秋に竣工する予定です。
【出典元】
→H2OリテイリングHP>阪神梅田本店建替えの工事施行計画の決定について(PDF)
【過去記事】
→梅田1丁目1番地計画ー大阪神ビル解体工事の状況 15.04
→阪神百貨店を建て替える梅田1丁目1番地計画の状況 14.10
→阪神百貨店を建て替える梅田1丁目1番地計画の状況 14.07
→阪神百貨店を建て替える梅田1丁目1番地計画の状況 14.05
→阪神梅田本店建替えの工事施行計画が決定、1期工事は2018年春、2期工事は2021年秋に竣工!
→阪神百貨店を建て替える梅田1丁目1番地計画の最新完成イメージパース
■工事施行計画
現在阪神梅田本店のある大阪神ビルディングを東西にて2工区に分け、東側をⅠ期、西側をⅡ期として2段階で施工。
■総投資額 約450億円
■工事スケジュール
工事に伴い、2014年4月より売場縮小工事を順次行い、2021年秋頃まで減少した売場面積での営業。
●準備工事(ビル縮小に伴う階段・エレベーター等の移設工事)
2014年2月~
●Ⅰ期工事
2015年春頃 大阪神ビルディング東側解体工事着手
2018年春頃 Ⅰ期棟竣工・阪神梅田本店Ⅰ期棟オープン
●Ⅱ期工事
2018年春頃 大阪神ビルディング西側解体工事着手
2021年秋頃 Ⅱ期棟竣工
●阪神梅田本店グランドオープン
2021年秋頃 阪神梅田本店グランドオープン
新しくなる阪神百貨店(阪神梅田本店)の規模は現在と同程度て(延床面積: 約100,000m²)。フロア数は11層 (地下2階から地上9階まで)を計画。
■ カンファレンスゾーン&屋上広場
道路上空を建築利用することで生まれる大空間を活用し、地上11階に約3,000 m²のカンファレンスゾーンを整備。カンファレンスゾーンを、“ビジネス情報発信の場”“国際的に活躍する人材育成の場”“多様な人材による交流の場”として 活用することで、梅田地区におけるビジネス活動を活性化し、国際競争力の強化に資することを目指す。
低層部分の屋上には、賑わいと交流の場を創出するために屋上広場を整備するとともに、都市環境の改善に資する屋上緑化等を行い、オフィスワーカーや来街者向けに ゆとりと潤いのある豊かな空間を形成。カンファレンスゾーン&屋上広場は、災害時には帰宅困難者の一時滞留スペースとしても活用、防災性の向上にも貢献。
■ オフィスゾーン
高層部分(地上11階~38階)に、最新の設備を備えた西日本最大規模の1フロア当たり面積約4,500m²の大型オフィスを整備。11階にスカイロビーが設けられ、地上部から大型エレベーターで直接アクセスが可能、 スカイロビーと百貨店ゾーンはエスカレーターで接続される。
今回は阪神百貨店が入居している大阪神ビルの様子をご紹介します。前回の撮影が2015年4月だったので約1ヶ月振りの取材です。今回取材してみると屋上のタワークレーンに加え、ビル全体が養成ネットに覆われており、解体工事が本格化している様子が見て取れました。
屋上の様子です。
梅田歩道橋と繋がる2階エントランスが閉鎖されています。
現地に掲示されていたパネルです。大阪神ビルの現在の工事範囲はこんな感じです。
撮影ポイントを変えて、梅田歩道橋から見た様子です。
サウスゲートビルディングから見た様子です。阪神百貨店の看板の位置が変わりました。
解体工事が本格化してきた大阪神ビル。工事が進むにつれ、普段は再開発を意識していない一般の方との会話でも「阪神建て替えする見たい」といった言葉が出てくる様になりました。
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【民間】梅田1丁目1番地計画は7月下旬に着工/大阪市に事前申請を提出/阪神電気鉄道[2015年06月10日]
http://www.constnews.com/?p=13474
阪神電気鉄道は3日、「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の建設に向けて、大阪市に建築計画の事前申請を提出した。設計施工は竹中工務店が担当する。7月下旬に着工し、2022年3月下旬の完成を予定している。
ビルの規模はS一部RC造ほかの地下3階地上38階建て延べ25万8856平方㍍。建物高さは188・9㍍。主要用途は百貨店、集会場、事務所、駐車場。建設地は大阪市北区梅田1-1(地番)ほかの敷地1万2192平方㍍。このうち1万0348平方㍍を建築面積に充てる。