東大阪市が公募を行っていた河内永和駅前の再開発計画『旧荒川庁舎等跡地事業者』の優先交渉権者が東横インに決まりました。『旧荒川庁舎等跡地事業者』は近鉄奈良線とJRおおさか東線が交わる河内永和駅前の市所有、旧荒川庁舎敷地と旧教育センター敷地からなる土地3,852㎡に対する再開発計画です。
事業用定期借地権を設定して、宿泊事業を実施する事業者を公募型プロポーザル方式で募集を行い、優先交渉権者に東横インを特定しました。【出展元】
→旧荒川庁舎及び旧教育センター敷地活用事業の事業者募集
「東大阪市観光振興計画」を推進すべく大勢の方々を地域に呼び込む観光まちづくりに取組んでいる状況や、2018年1月に実施した「荒川庁舎敷地の有効活用に向けたサウンディング型市場調査」での民間事業者からの意見を踏まえて、宿泊施設の誘致をめざす事になりました。
2019年3月にJRおおさか東線が全線開通し、JR河内永和駅が新幹線の拠点駅である新大阪駅まで直通でのアクセスが可能となったことや、駅前広場の整備が予定されていることなどから、よりいっそう活気ある地域とするため、市内外から多くの人々が訪れる拠点としての有効活用について検討されていました。
今回の計画は無難に東横インにに決まりましたが、その規模は予想以上に大きく、客室数873室とは驚きました。大阪都心部で予約が取りづらい状況で、都心と新大阪の2Wayアクセスが確保出来るアクセスの良さ、周辺の中小企業群への出張需要、都心部に比べ比較的安閑なイニシャルコストを総合的に判断し、今回の巨大ホテルの建設に繋がった様です。計画概要
計画名称 | (仮称)東横イン東大阪新築工事 |
所在地 | 大阪府東大阪市荒川3丁目25番1 |
交通 | 近鉄河内永和駅、JR河内永和駅徒歩1分 |
階数 | 地上19階、地下0階 |
高さ | 59.55m ※軒高59.05m |
構造 | RC造 |
杭・基礎 | |
主用途 | ビジネスホテル、駐車場234台 |
客室数 | 873室 |
敷地面積 | 3816.68㎡ |
建築面積 | 2435.54㎡ |
延床面積 | 20179.22㎡ |
建築主 | 東横イン |
設計者 | 日創アーキテクト |
施工者 | 未定 |
着工 | 2020年06月上旬(予定)※コロナ禍の影響で延期された可能性が高い |
竣工 | 2021年09月下旬(予定) |
開業 | |
備考 | 近鉄奈良線とJRおおさか東線が交わる河内永和駅前の市所有、旧荒川庁舎敷地と旧教育センター敷地からなる土地3,852㎡に対する再開発計画。事業用定期借地権を設定して、宿泊事業を実施する事業者を公募型プロポーザル方式で募集を行い、優先交渉権者に東横インを特定。「東大阪市観光振興計画」を推進すべく大勢の方々を地域に呼び込む観光まちづくりに取組んでいる状況や、2018年1月に実施した「荒川庁舎敷地の有効活用に向けたサウンディング型市場調査」での民間事業者からの意見を踏まえて、宿泊施設の誘致をめざす事になった。 |
2020年11月の様子
現地の様子です。予定では2020年6月に着工する予定でしたがコロナ禍の影響の為でしょうか?取材してみると既存建物はそのままで、動きが見られませんでした。
南東側から見た様子です。
敷地東側にある東大阪市教育センター跡の様子です。
駅側から計画地全体を見た様子です。
近鉄奈良線の高架に沿って、東西に細長い敷地です。
最後は最寄り駅の河内永和駅の様子です。近鉄奈良線とJRおおさか東線の2線が利用できるので、新大阪、奈良、難波、甲子園、三宮方面へのダイレクトアクセスが可能です。
客室数多いですね~
部屋の数は及びませんが、京セラドームの近くにも東横インの建設計画がありますよ!
ぜひ取材に来てください!(笑)
昔、長瀬に大きな映画村があったと聞きます。
戦争か火事かで無くなったみたいですが
東大阪の魅力がもっと増すような「何か」が欲しいですね。
上本町や河内小阪駅前の近鉄ビルも再開発されるし、近鉄奈良線が面白くなってきましたね。
てっきり300室位かと思ってましたが、873室とは凄い・・・・・(;-∀-)
河内永和駅からJRで新大阪、近鉄で難波や奈良に向かえるという地の利が評価されたんでしょうね(*^^)v
すみません、訂正です。
正しくは難波まで“6駅 “ ですね、失礼しましたσ(^_^;)
河内永和駅は難波へも近鉄で7駅、新大阪へもJRで直通するという絶好の立地ですよね。
それにしても予想外の大規模ホテルに驚きました( ◠‿◠ )!