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安威川ダム(あいがわダム)建設工事の最新状況 22.09 【試験湛水開始!8ヶ月かけて最高水位まで上昇させる試験】



安威川ダムは、大阪府茨木市北部の淀川水系安威川に建設中の治水ダムです。死傷者61名を含む甚大な水害となった1967年(昭和42年)7月の北摂豪雨災害を契機に、大阪府において計画立案され、2014年からダム本体工事に着手。2022年1月に本体(堤体)工事が完成しました。

 

【出展元】
→茨木市>威川ダムの概要
→大阪府>安威川ダム建設事業の概要

 



2022年8月に基礎処理工が完了し、9月5日に転流工吞口を閉塞、試験湛水が始まりました。

試験湛水はダムの本格運用の前に、実際に水を貯めてダム本体や貯水池周辺の安全性を確認するものです。今回は大雨の際の洪水も貯留しながら、約8カ月をかけてサーチャージ水位(125m)まで水を溜め、その後は約1カ月間で常時満水時(99.4m)と最低水位(90.2m)の普段の水位まで下降し、試験湛水を完了させます。

100年に1度の大雨から街を守る



安威川ダムの堤体は、高さ76.5m、堤頂長337.5m、集水面積:52.2平方キロメートル、総貯水量は1,800立方メートル。安威川において、100年に1度の大雨(時間雨量80ミリ程度)まで洪水被害を防ぐことが出来、洪水氾濫防止区域は、26.0平方キロメートル(茨木市、高槻市、摂津市、吹田市、大阪市)に及びます。全体事業費 1,676億円。

 

 

 



安威川ダムは全国でもまれな都市型ダムで茨木市などの市街地から車で20分ほどで到達できます。周辺の豊かな自然環境と合わせ、ダム建設によって生まれる湖を生かした観光レクリエーションの拠点として公園整備などが行われる予定です。

 

 


排水路とプラントの様子です。詰め所と周辺の構造物を見比べると、ダムの巨大さが把握出来ます。

 

中央コア型ロックフィルダム



安威川ダムの形式は『中央コア型ロックフィルダム』です。ロックフィルダムは、土や岩石を材料として盛り立てて造られるダムです。ダム中央部は粘土質の材料でつくられています。

 

 


砂れき,土,岩石を盛り立てて造られているので、近くで見ると荒々しい感じがしました。

 

2022年9月の様子



現地の様子です。前回の撮影が2022年8月だったので、約1ヶ月振りの取材です。

 

 


2022年9月5日から試験湛水が始まり、ダムに水が溜まり始めました!!

 

 


ダムの堤体の様子です。これから約8カ月をかけてサーチャージ水位(125m)まで水を溜めます。

 

 


管理所や取水ゲートなどが集中する北側の様子です。

 

 


湖面の様子です。これからドンドン水が溜まって行きます。

 


上流側の様子です。満水時には何処まで水面が高くなるのでしょうか??

 

 


引きで見た様子です。今しか見る事が出来ないレアな光景です。

 

 


最後は堤体と、遠くに見える市街地の様子です。

 

2022年8月の様子


ダムの内側(水を溜める方)の様子です。完成後は水没してしまうので、建設工事中に見られる期間限定の眺めです。

 

 

 


管理所や取水ゲートなどが集中する北側の様子です。

 

 


感覚がおかしくなるほどの巨大な構造物。水が溜まるとほとんどが姿を消すので今だけ見られる圧巻の光景です。

 

 

 


湖底になる地面に描かれた「ありがとう」の文字。何故だか切ない気持ちになりました。

2 COMMENTS

アリー my dear

これからじわじわと水位が上がって、今見れている風景も水没していくのですね。なかなかお目にかかれない光景です(^_^)

しろきちさん

地図を見ると住宅街の隣がダムという、なかなか面白い構図になっていますね。
更に彩都の物流センター群もあって、より一層ユニークな立地条件だと感じます。

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