阪急百貨店前の南北コンコースは、ホワイティうめだから阪急梅田駅に続く、梅田の中でも特に重要な歩行導線で、梅田阪急ビルの建替え工事に伴い改装が行われています。改装後の南北コンコースは、幅員約16.5mの柱のない無柱空間となり、約9mの高さがある天井と合わせて非常に開放的な空間が誕生します。
新しいコンコースのコンセプトは「クラシック」「モダン」「エレガント」が融合する世界観。西日本最大級の鉄道ターミナル駅に相応しい象徴的な空間となるようにデザインされており、コンコースを挟み相対するファサードは大理石をはじめ共通素材を用い、印象的なアイアンワーク(金属装飾)で仕上げられます。
新しいコンコースのコンセプトは「クラシック」「モダン」「エレガント」が融合する世界観。西日本最大級の鉄道ターミナル駅に相応しい象徴的な空間となるようにデザインされており、コンコースを挟み相対するファサードは大理石をはじめ共通素材を用い、印象的なアイアンワーク(金属装飾)で仕上げられます。
【公式HP】
→阪急電鉄株式会社ニュースリリース
【過去記事】
→阪急梅田本店前コンコースの完成イメージ発表!旧コンコースのモサイク壁画やシャンデリアは、レストラン内に復活!
→阪急百貨店前の南北コンコース 12.03
→阪急電鉄株式会社ニュースリリース
【過去記事】
→阪急梅田本店前コンコースの完成イメージ発表!旧コンコースのモサイク壁画やシャンデリアは、レストラン内に復活!
→阪急百貨店前の南北コンコース 12.03

うおおおっ!久々に南北コンコースを取材してみると、阪急グランドビル側(写真右)、阪急百貨店側(写真左)の両方のファザードが姿を現しており、長らく仮設で殺風景だった南北コンコースの様子が一変していました!これは凄い事になっています。。。

3月の記事でご紹介した、南北コンコース北寄りの明かり天井に加えて、コンコース南寄りの天井にも明かり天井が設けられていました。北側の照明が六角形なのに対して南側は長方形となっています。

阪急グランドビル側のファザードの様子です。阪急グランドビル側のファザードは、アールデコ調の実直で力強いデザインとなっています。

一方、百貨店側のデザインはアールヌーボー調の柔和で優美なデザインとなっています。また建替え前の阪急うめだ本店の「名物的存在」だったシースルーウインドーが復活する予定です。

そして、南北コンコースの南端、百貨店入り口の上に、なにやら荘厳なデザインの装飾が見えます。。。

先ほどの写真で写っていたのは、百貨店の入り口上部に設けられた、アイアンワーク(金属装飾)です。西宮阪急のエントランスにも、似た様なデザインのアイアンワークが設けられていますが、それとは比べ物にならないほど作りこまれており、高級感がビジビシと伝わってきます。

アイアンワークをアップで。もう見ているだけで溜め息が漏れそうなほどカッコイイ。アイアンワークの周りの大理石の模様がオーラの様にも見えますが、これも意図してこうなっているのでしょうか?
この手の、中世のヨーロッパ世界をイメージさせる装飾品は、ともすれば偽物感がにじみ出て、製作者の意図とは逆に安っぽさを演出している事が多いですが、流石は阪急。チープさは皆無で、独自の世界観を見事に表現出来ていると思い関心しました。
最後は、南北コンコースの南端で設置工事が行われている、6連エスカレーター付近の様子です。梅田阪急ビルオフィスタワーや百貨店のエントランスとの位置関係はこんな感じになっています。
いよいよ姿を現してきた、阪急百貨店前の南北コンコース 。全面供用が開始される今秋が本当に楽しみになってきました。
今後のスケジュール
■2012年7月頃
阪急グラントビル側のエントランス及びファザード工事が完了、南北コンコースの幅員が6m→8mに拡幅。
■2012年8月頃
南北コンコース南端のエスカレーター(6基)設置工事が完了し、供用を開始。
■2012年秋
南北コンコースおよび東西コンコースが全面開通。阪神百貨店やJR大阪駅方面を2階 レべルで結ぶ歩道橋と接続する東西通路が開通
■2012年7月頃
阪急グラントビル側のエントランス及びファザード工事が完了、南北コンコースの幅員が6m→8mに拡幅。
■2012年8月頃
南北コンコース南端のエスカレーター(6基)設置工事が完了し、供用を開始。
■2012年秋
南北コンコースおよび東西コンコースが全面開通。阪神百貨店やJR大阪駅方面を2階 レべルで結ぶ歩道橋と接続する東西通路が開通
【おまけ】
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