神戸に初のマリオットブランドホテル誕生 「神戸マリオットホテル」2025年12月1日(月)開業決定!「ホテルクラウンパレス神戸」を全面リブランド


出展:HMIホテルグループ

ホテルマネージメントインターナショナル(HMIホテルグループ)は、神戸市初のマリオットブランドホテル「神戸マリオットホテル」を2025年12月1日(月)に開業すると発表しました!既存の「ホテルクラウンパレス神戸」を全面リブランドし、世界最大のホテルチェーン「マリオット・インターナショナル」との提携による新たなスタートとなります。

JR神戸駅直結、港町の玄関口に誕生


出展:HMIホテルグループ

神戸マリオットホテルは、JR神戸駅直結の立地にあり、ハーバーランドや神戸港を望むウォーターフロントに隣接しています。観光・ビジネスの双方で高い利便性を持ち、国内外の宿泊需要に対応します。海と山に囲まれた神戸の中心に位置し、主要駅や文化施設、観光スポットへのアクセスも良好です。スイートを含む全186室の客室をはじめ、レストランや宴会場、ジムなど多彩な施設を備えています。

デザインコンセプト:「異文化が響きあう街」


出展:HMIホテルグループ

デザインテーマは「異文化が響きあう街」。マリンブルーをキーカラーに、日本の伝統を感じさせる格子やランタンの意匠を取り入れ、神戸らしい異国情緒と和の温かみを融合したデザインとなっています。ロビーや客室はシンプルながらも上質感があり、港町神戸の文化的多様性を感じさせる空間に仕上がる予定です。

ホテル概要


項目 内容
名称 神戸マリオットホテル(Kobe Marriott Hotel)
所在地 兵庫県神戸市中央区東川崎町1-3-5
開業日 2025年12月1日(月)
運営会社 ホテルマネージメントインターナショナル(HMIホテルグループ)
ブランド Marriott Hotels(マリオット・ホテル)
客室数 186室
料飲施設 ・オールデイダイニング「GRILL TABLE with SKY BAR」(17F・130席)・ロビーラウンジ「ハーバーカフェ」(1F・76席)・中国料理「マンダリンコート」(B1F・108席)
付帯施設 ・エグゼクティブラウンジ「M Club」(17F・52席)・ジム・宴会場、会議室 ほか
公式HP Kobe Marriott Hotel | Modern Legacy in Kobe
公式Instagram @marriott.kobe

客室構成:26~79㎡の多彩なラインナップ


出展:HMIホテルグループ

客室はリブランド前の「ホテルクラウンパレス神戸」の構成をベースに刷新。マリオットのブランド基準に合わせて、照明・ファブリック・設備を全面的に改修します。
タイプ 面積 特徴
スーペリアツイン/キング 約26〜27㎡ スタンダードタイプ。ビジネス・短期滞在向け
デラックスツイン 約36㎡ ゆとりある中間グレード
デラックストリプル 約39㎡ 3名利用可。ファミリーや訪日客に対応
ジュニアスイート 約53㎡ リビング一体型。眺望を重視した設計
ファミリースイート 約53㎡ 4名利用可。広めのリビング空間を確保
ロイヤルスイート 約79㎡ 最上位スイート

上級会員向け「M Club」を設置


※長崎マリオットホテルの「M Clubラウンジ」

17階には、マリオットブランドの象徴でもあるエグゼクティブラウンジ「M Club」を新設。上級会員やスイート宿泊者専用の空間として、朝食・カクテル・軽食サービスを提供します。神戸市内で「M Club」を備えるホテルは初めてで、上級会員を中心としたプレミアム滞在を実現します。

HMIホテルグループとマリオットの提携による全国展開


出展:マリオット・インターナショナル

この開業は、HMIホテルグループとマリオット・インターナショナルが2024年4月に締結した戦略的パートナーシップ契約に基づくものです。全国5都市7ホテル(総客室数約2,200室)が順次マリオットブランドにリブランドされる計画で、神戸マリオットホテルはその第1号案件です。

HMIホテルグループは全国41ホテルを運営し、地域密着型の運営体制を強みとしています。一方、マリオット・インターナショナルは世界8,800軒超を展開する世界最大のホテルチェーンで、会員制プログラム「Marriott Bonvo」の会員数は約2億人に達します。両社の協業により、国内ホテルの国際競争力を高める取り組みが進んでいます。

神戸のホテル市場と都市再生の動き



神戸マリオットホテルの開業は、神戸空港の国際化の流れと重なります。2025年春には神戸空港で国際チャーター便の運航が始まり、2030年前後にはソウル・台北・香港などとの定期便就航も視野に入っています。
ポートライナーを利用すれば空港から神戸都心まで約18分。空港アクセスの良さを生かし、インバウンド需要の取り込みが期待されます。

また、須磨シーワールドの開業(2024年)やポートタワーのリニューアル、ウォーターフロントの再整備など、観光インフラも刷新が進行中です。マリオットブランドの進出は、これらの動きを後押しする存在になるとみられます。

神戸のマリオット布陣と今後の展望

今回の開業により、神戸市内のマリオット系ホテルは次の4施設体制となります。
ホテル名 エリア 開業年月
神戸ベイシェラトンホテル&タワーズ 六甲アイランド 1992年6月
フォーポイント フレックス by シェラトン 神戸三宮 三宮 2024年11月
神戸マリオットホテル JR神戸駅直結 2025年12月
コートヤード・バイ・マリオット神戸 ポートアイランド 2026年夏頃(予定)
市内全域にブランドが分布し、ビジネスからリゾートまで幅広い層に対応可能なラインナップが整いました。
一方で、超高級レンジ(JWマリオット、リッツ・カールトンなど)は未進出であり、今後の誘致が注目されます。
ヒルトングループは2029年に「コンラッド神戸」の開業を予定しており、外資系ブランド競争がさらに活発化するとみられます。

まとめ


出展:HMIホテルグループ

神戸マリオットホテルの開業は、神戸市における外資系ホテル展開の重要な節目となります。JR神戸駅直結という利便性と、港町の眺望を生かしたロケーションを兼ね備え、国内外の観光・ビジネス両面で高い競争力を持つ都市型ホテルです。

神戸の再開発や空港国際化の進展と連動しながら、マリオットブランドがもたらす国際的なブランド力が、地域経済と都市イメージの向上に寄与することが期待されます。





出典:


  • ホテルマネージメントインターナショナル株式会社(HMIホテルグループ)「神戸マリオットホテル」開業リリース

  • Marriott International × HMIホテルグループ 戦略的パートナーシップ発表