古河大阪ビルは堂島浜2丁目にあるオフィスビルで、地上9階 ての本館と7階建ての2棟で構成されています。本館は1965年、西館は1973年に竣工しました。本館は竣工から54年、西館も46年が経過しており老朽化が進んでいましたが、2019年12月にテナント退去が終わり、その後ビルは閉鎖されました。
【過去記事】
→閉鎖された古河大阪ビル本館・西館の状況 20.03
→古河大阪ビル本館・西館が閉鎖。三井不動産レジデンシャルが再開発を計画か?
→古河大阪ビル本館・西館のテナントの退去が進む。建替え計画が進行中?
現地に掲示されていた「労災保険関係成立票」です。工事名は「河大阪ビル解体工事」で発注者は古河機械金属、施工は清水建設です。事業期間は2020年3月1日~2021年3月31日の予定です。
2020年10月の様子

現地の様子です。前回の撮影が2020年8月だったので、約2ヶ月振りの取材です。

南西側から見た様子です。建物全体が解体足場に覆われました。

西側から見た様子です。

最後は北西側から見た様子です。解体工事は粛々と行われていました。そろそろ再開発の概要が出てきて欲しい頃合いですね・・・!
2020年7月の様子

現地の様子です。前回の撮影が2020年5月だったので、約2ヶ月振りの取材です。

西側から見た様子です。

北西側から見た様子です。ビル全体が解体足場で覆われました。

南東側から見た様子です。

最後は中之島フェスティバタワーから見た様子です。
2020年5月の様子

現地の様子です。前回の撮影が2020年4月だったので、約1ヶ月振りの取材です。

南東側から見た様子です。建物全体が防音壁に覆われました。

北東側から見た様子です。

北西側から見た様子です。
2020年4月の様子

現地の様子です。前回の撮影が2020年3月だったので、約1ヶ月振りの取材です。

取材時には、石綿含有建材除去工事の足場組み立て、内装外交撤去、ボーリング調査が行われていました。

古河大阪ビルと隣接する古河大阪ビル西館の2棟が建つ土地は、持ち分の6割超を三井不動産レジデンシャルが取得しており、同社が展開するパークタワーのブランド名を冠したタワーマンションが建設される可能性が高いです。

解体工事が本格化してきた古河大阪ビル本館・西館。来年3月末には更地になる予定です。中々厳しい情勢が続いていますが、その頃までには正常化している事を願っています。
【過去記事】
→閉鎖された古河大阪ビル本館・西館の状況 20.03
→古河大阪ビル本館・西館が閉鎖。三井不動産レジデンシャルが再開発を計画か?
→古河大阪ビル本館・西館のテナントの退去が進む。建替え計画が進行中?
各地で再開発のために旧ビルの解体が進行中ですが、ここもそうですね。
早く再開発の概要とお知らせをみたいところです。
西館竣工時は、大阪の緑が少なく、建物ではなく、緑化とセットバックの歩行空間のみ特集が記載されていました。
建て替え後も話題になるようなビルでありますように。