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パークタワー大阪堂島浜(仮称)大阪北区堂島浜2丁目計画 建設工事の最新状況 25.01【2027年5月末竣工】



三井不動産レジデンシャル、三井不動産、三井不動産ホテルマネジメントは2023年6月1日付けのニュースリリースで、三井不動産グループ初の分譲マンションとホテルの大規模複合開発『(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画』を6月1日に着工したと発表しました!建物竣工およびホテル開業は2027年春を予定しています。

解体された古河大阪ビルは、堂島浜2丁目にあるオフィスビルで、地上9階 ての本館と7階建ての2棟で構成されていました。本館は1965年、西館は1973年に竣工しました。本館は竣工から54年、西館も46年が経過しており老朽化が進んでいましたが、2019年12月にテナント退去が終わり、その後ビルは閉鎖されました。

【過去記事】
閉鎖された古河大阪ビル本館・西館の状況 20.03
古河大阪ビル本館・西館が閉鎖。三井不動産レジデンシャルが再開発を計画か?
古河大阪ビル本館・西館のテナントの退去が進む。建替え計画が進行中?

【出展元】
三井不動産グループ初の分譲マンションとホテルの大規模複合開発(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画」 着工

 



『(仮称)大阪市北区堂島浜二丁目計画』は、堂島川近くにあった旧・古河大阪ビルの跡地に対する再開発プロジェクトです。物件名称は「パークタワー大阪堂島浜」に決まりました。地上40階建て、高さ約161mの高層棟と、地上4階、地下1階建ての低層棟、地上2階建てのANNEX棟で構成。延床面積は約7.5万m2で、分譲マンションとホテルで構成された複合ビルを建設。堂島川に面した立地を生かし、都心にありながらゆとりと開放感あふれるライフスタイルの実現を目指した建築計画となっています。外観は、近畿圏初となる「株式会社ホシノアーキテクツ」が手掛ける洗練されたデザインで、グレードの高さを予感させます。

 



分譲マンションは総戸数513 戸で、1階にエントランスホールにコンシェルジュ、2階にラウンジ、ライブラリーサロン、コミュニティホール、24階:リバービューを望むスパエリアなどを設置。堂島川沿いには、入居者に憩いのスペースを提供するアネックス棟を設置します。

専有部は、多様なライフスタイルに適応できる1LDK~3LDKの幅広いプランバリエーションを用意し、とりある天井高とダイレクトビューサッシを多数採用。各住戸の間口をワイドに確保することで、全ての居室が外部に面し、光を取り込むことが可能となっています。

 


筆者撮影:中之島にある「三井ガーデンホテル大阪プレミア」

ホテルは大阪府内では2施設目となる「三井ガーデンホテルズ」のプレミアシリーズとして運営。地上25階〜31階の高層階に客室数:220室を展開。平均面積は30m2超のゆとり在る計画で、ビューバス付きの客室を用意するなど豊富な客室ラインナップで観光からビジネスに対応。開放的なテラスを備えたレストラン、バー、眺望が良くスケール感があるフィットネスジム。宿泊者専用のゲストラウンジなどを用意するなど、ワンランク上のホテルを目指す計画です。

計画概要


計画名称 (仮称)大阪北区堂島浜2丁目計画
所在地 大阪市北区堂島浜二丁目4番1他
交通 JR東海道本線「大阪」駅徒歩11分
Osaka Metro四つ橋線「西梅田」駅徒歩6分
Osaka Metro御堂筋線「淀屋橋」駅徒歩10分
JR東西線「北新地」駅徒歩6分
京阪電気鉄道中之島線「渡辺橋」駅徒歩3分
階数 高層棟:地上40階、地下1階建
低層棟:地上4階、地下1階建
ANNEX棟:地上2階建
高さ 高層棟:161.85m ANNEX棟:8.65m
構造 高層棟:RC造
低層棟:RC造・一部S造
ANNEX棟:S造・一部RC造
杭・基礎
主用途 分譲共同住宅(513戸)・ホテル・飲食店舗・事務所
客室数 220室
敷地面積 5,755.23㎡(主敷地:5,282.86㎡、従敷地:472.37㎡)
建築面積 3,250.00㎡
延床面積 75,102.00㎡
容積対象面積 53,500.00㎡
建築主 三井不動産レジデンシャル
設計者 清水建設
施工者 清水建設
着工 2022年10月下旬(予定)←2023年6月1日 に変更
竣工 2026年08月31日(予定)←2027年5月末 に変更
備考 古河大阪ビルの建替え再開発計画、旧ビルは、地上9階 ての本館と7階建ての2棟で構成されていたが、本館は1965年、西館は1973年竣工で老朽化が進み、2019年12月にテナント退去が終わり、その後ビルは閉鎖、解体された。新ビルは低層部がマンション、高層部がホテルの複合ビルとなる。
 

 

立面図


最新の立面図です。初期案に比べるとシンプルなデザインに変更されています。

 


初期の立面図です。ファザードのデザインが異なっています。

2025年1月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年12月だったので、約1ヶ月ぶりの撮影です。


南西側から見た様子です。かなり高くなってきました。ダイレクトウィンドウが高級感を醸し出しています。


南側から見上げた様子です。


南東側から見た様子です。


北側から見た様子です。


撮影ポイントを変えて、堂島川越しに見た様子です。


縦アングルで見た様子です。Brillia堂島を愛でる眺めは、早くも終わりを迎えました(笑)


真正面から見た様子です。駆体が成長して、周囲のビルよりも頭一つ抜けた高さになりました。


最後は南西側から見た様子です。

2024年12月の様子


現地の様子のです。前回の取材が2024年10月だったので、約2ヶ月振りの撮影です。


南側から見た様子です。駆体の成長が早く、グングン高くなっています。


南東側から見た様子です。


近くで見上げた様子です。低層部の防護ネットが取り払われ、外装が姿を表していました。


南西側から見上げた様子です。かなり渋い色味のタワーになりそうですね。

 


北西側から見た様子です。


最後は堂島川越しにみた計画地周辺の様子です。

2024年10月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年7月末頃だったので、約2ヶ月ぶりの撮影です。



 

南西側から見た様子です。駆体がグングン成長しています。


西側から見た様子です。


南側から見上げた様子です。


南側接道の様子です。写真左側は「ANNEX棟」になります。


南東側から見た様子です。


北側から見た様子です


最後は撮影ポイントを変えて、計画地周辺の様子です。

2024年7月末頃の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年5月だったので、約2ヶ月ぶりの撮影です。


南東側からみた様子です。駆体が上に向かって伸び始めていました!!


南側に出来るアネックス棟予定地の様子です。


西側からみた様子です。新ビルが一番細く見えるアングルです。


北西側からみた様子です。


最後は北東側から見た様子です。

2024年5月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年1月だったので約4ヶ月ぶりの撮影です。順調に工事が進み、駆体が上に向かって伸び始めていました!


南東側から見た様子です。


アネックス棟(写真左)とメインタワー(写真右)の位置関係はこんな感じです。


アネックス棟の計画地の様子です。既存建物に仮囲いが付けられていました。解体され地上2階建ての新ビルに建て替えられる予定です。


南西側から見た様子です。


西側から見た様子です。


最後は低層棟が建てられる北側の様子です。

2024年1月の様子


現地の様子です。前回の取材が2023年7月だったので、6ヶ月振りの撮影です。


南西側からみた様子です。撮影時には地下駆体の構築が行われていました。


タワークレーンが2機に増えていました。


南東側からみた様子です。東西方向に横長な形状をしています。


撮影ポイントを変えて、東側からみた様子です。


最後はリッツカールトン大阪から見た、計画地周辺の様子です。

2023年7月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2023年1月だったので、約6ヶ月振りの取材です。


北西側から見た様子です。久々に現地を訪れてみると、タワークレーン1基が稼働していました!!



西側から見た様子です。タワークレーンが建つと、一気に工事が進んだ気分になります。実際は粛々と進んでいる工程の1つに過ぎないのですが、タワークレーンの出現は、やはり特別感があります。

 


敷地東側の様子です。



最後は南東側からみた様子です。先行して建設されているBrillia Tower 堂島(ONE DOJIMA PROJECT)の後を追うように、(仮称)大阪北区堂島浜2丁目計画の工事が進んでいます。

 

2023年1月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2022年7月だったので、約6ヶ月振りの取材です。

 



南側から見た様子です。前回取材時は地中障害物除去工事が行われていましたが、久しぶりに現地を取材すると可動していた重機は姿を消し、ひっそりと静まりかえっていました。

 



南東側から見た様子です。奥に見えているのは、Brillia Tower 堂島とフォーシーズンズが入居する『ONE DOJIMA PROJECT』です。

 



最後は西側から見た様子です。(仮称)大阪北区堂島浜2丁目計画は2022年10月下旬着工予定でしたが、まだ工事は始まっていません。

2022年7月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2022年5月だったので、約2ヶ月振りの取材です。


南側から見た様子です。本体工事の着工は10月の予定ですが、既に多数の重機が可動していました。

 


南東側から見た様子です。奥に見えるのはBrillia Tower 堂島で位置関係はこんな感じです。以外に距離がありますね。

 


西側から見た様子です。取材時にはオールケーシング工法で地中障害物撤去工事が行われていました。

 


最後はアロフト大阪堂島から見た現地の様子です。

2022年5月の様子


現地の様子です。前回の撮影が2022年3月だったので、約2ヶ月振りの取材です。


仮囲いの外から見た内部の様子です。旧ビルの解体工事が完了し、完全に更地になっています。

 


南西側から見た様子です。東西方向に細長い敷地です。

 


サントリー本社が見えています

 

 



最後は南東側から見た様子です。奥に見えているのは、Brillia Tower 堂島とフォーシーズンズが入居する『ONE DOJIMA PROJECT』です。(仮称)大阪北区堂島浜2丁目計画 に入居するホテルブランドは未定ですが、立地条件に相応しいハイグレードなホテルを期待したいと思いました。

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16 COMMENTS

アリー my dear

西隣にあるオフィスビルの堂島アクシスの高さを超えてきましたね。
今で高さは60mくらいでしょうか?まだまだ伸びます(⁠⁠^⁠‿⁠^⁠)

アリー my dear

堂島川の対岸・中之島の地上からも姿を確認できるようになってきましたね。
この時点で、隣のサントリーのビルを少し上回るくらいの高さでしょうか。
順調に成長中でなによりです♪ヽ(´▽`)/

サジャ

>三刀流様
位置が逆だったら良かったのですがね。三井系ですか。悪い宣伝をしている様なものですね。
こういう目立つ場所は宣伝効果も抜群なのですが随分と残念な事をされましたねぇ。

三刀流

渡辺橋からone堂島の美しいデザインのタワーが見えていたのに、平凡なデザインのこのビルが前を覆うようになりそうです。

ikenobo

本当に実現するかまだ半信半疑ですが、大阪・関西万博の目玉の一つである空飛ぶクルマの航路の一つに大阪城と会場を結ぶものがあります。多分ですが、堂島川、土佐堀川の上空を飛ぶんじゃないかと思ってます。その時このビルはまだ工事中なのは残念ですが、高層ビルの谷間を抜ける感じになるんじゃないでしょうか。航路が確定すれば、関係者の方、ドローン撮影してほしいですね。

ドム

予想通りのガッカリ案件です。
この場所にはガラス張りのオフィスしか似合わない。
こんな目立つところに典型的なマンションは、あらためて痛いとしか言いようがない。

サジャ

最初の発表時は中々個性的でどんな建物になるのかと期待をしましたが、最新の情報を見てがっかり。
しかも入るホテルがねぇ。
このデザインの変更は中に入るホテルの変更が隠れていたりして?
もうこの建物への興味は殆ど失いました。(酷く冷たい)

福島区民

本日計画のお知らせを見ると5月下旬着工に修正されていました。

えこえ

最近近隣ビルテナント向けに配布された資料によれば、
デザインをちょっと変更(ファサード?部分が変わるだけ)などがあって着工が5月に遅れるようです。高さや階数の変更はなさそうです。

ぷんぷい

分譲マンションとホテルの複合ですか。。

分譲マンションて、50年後はどうなるんでしょうね。その頃には建替えスキーム確立してるかな?
興味深い。

三刀流

メーンの建物は共同住宅・ホテルの40階建てで、その南側に道路を挟んで2階建ての「事務所その他」の建物ですか。 なんのためでしょうか?
北側は斜線だけで、南側のように「計画建物」となっていないので、二期工事ということでしょうか?
なぞが多いです。
まあ、とにかくこれで堂島地区が摩天楼化していくことになりますね。
取り残されるサントリー本社ビルはどうなるのでしょう?

えこえ

数日前、L字の擁壁を搬入していました。隣接建物の際に穴も掘ってるようだったので、
そこに埋めるのかもしれませんが、にしても今後の動きがホント分からないですね……
あと、ここの西館側で重機が大量のレンガの塊を砕いてました。
地中から出たものなんでしょうかね?

さんたん

堂島2丁目計画のような、高さとデザイン性に優れた計画を発表してほしいですね。

アリー my dear

外から見る限りではあまり変化がないように思うのですが、内装の撤去に時間を要しているみたいですね。
私もロングさんと同様、跡地再開発の概要が発表される日を心待ちにしています。

アリー my dear

各地で再開発のために旧ビルの解体が進行中ですが、ここもそうですね。
早く再開発の概要とお知らせをみたいところです。

ぽり

西館竣工時は、大阪の緑が少なく、建物ではなく、緑化とセットバックの歩行空間のみ特集が記載されていました。
建て替え後も話題になるようなビルでありますように。

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