明石駅前南地区第一種市街地再開発事業は、JR西日本・山陽電鉄の明石駅前で計画されている大規模な市街地再開発計画です。明石駅のロータリーと国道2号線にはさまれた明石市大明石町一丁目の敷地に地上34階、塔屋2階、地下2階、高さ約125m、延べ床約6.6万㎡、総戸数216戸の大規模な再開発ビルが建設されます。
【出典元】
→明石市HP>明石駅前南地区再開発事業について
【出典元】
→明石市HP>明石駅前南地区再開発事業について
【スペック】
名称:明石駅前南地区第一種市街地再開発事業
所在地:兵庫県明石市大明石町一丁目
階数:地上34階、塔屋2階、地下2階
高さ:約125m
構造:SRC造、RC造、S造
杭・基礎 :ーーー
主用途:事務所
総戸数:216戸
敷地面積:約8,100㎡
建築面積:約7,040㎡
延床面積:66,1003㎡
建築主:明石駅前南地区市街地再開発組合
設計者:東畑建築事務所・大林組設計JV
施工者:大林組
着工:2014年06月(予定)
竣工:2017年01月(予定)
南側から見た様子です。図書館や市役所窓口、子供健康センターなどの公共機関が入居する業務棟は、なんばパークスのように段々がたの形状をしており、屋上には庭園が整備されます。
以前、某市役所で都市計画に携わっていた友人曰く
「まず地方はクルマ社会。大都市圏と異なり駅前の商業施設の空洞化を打破する為に新たに商業施設を作っても、もとからクルマの便が悪い駅前にお客がよりつかない。なのでろくなテナントがあつまらない。テナントが集まらないから事業費が捻出出来ない。事業費を捻出する為には大量の床をさばく必要があるが、駅前にある需要は住居、それも大量の床を裁くとなると必然的にタワー型になる。そうすると、テナントが入る見込みが薄い商業施設であっても建設する事が出来るので、役所としては中心市街地の活性化策を講じるというお題目は達成出来る。しかし、元からクルマで乗り付けられない商業施設は地方圏では流行らないし、それをテコに中心市街地を活性化するとかは無理ゲー。駅前各所に同じようなパターンの再開発ビルが増えている理由は見栄でもなんでもなくて、そうしないと事業化が出来ないから。ただ、テナントが入らない悲惨な廃墟再開発が散見される様になり、仕方なく役所の機能を再開発ビルに入れる様になってきているが、これが実は正解で案外あたっている。地方において最大の事業者は、往々にして役所。しかも職員が毎日消費し、住人も集まってくるので中心市街地のマグネットとしては最高のアイテムだった。灯台もと暗し」
なるほど。友人の話を聞いていると妙に納得しました。タワーマンション+商業施設(公共施設)を組み合わせた箱物再開発ビルが各所に増殖しているのはこういった理由があって、必然なんだなぁと思いました。別に明石市の再開発を批判しているわではなく、なぜ同じようなタワーマンション主体の再開発ビルが各所に出来るのか?の問いに友人が明快に解答してくれたので、その内容をご紹介しました。
かなり脱線してしまいましたが明石駅前南地区第一種市街地再開発事業の現地の様子です。明石市はこの再開発ビルに無理に商業施設を入れるのではなく、住民サービスを提供する、特に子育て系の公共施設を入居させています。先行して商業施設施設を併設した再開発ビルを建設した他の自治体の現状や、少子化の進行など、最近のトレンドを抑えた施設構成になっています。
最後は明石駅前南地区第一種市街地再開発事業の南東側の様子です。現在は既存建物の解体工事が行われています。
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え、地方だけがやっているように書いてますか?
自分はむしろ、都会でもよくある事例だけどなぜ地方含めこうも一般的に行われるのかという話だと読みましたが。
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問題は、都会でもよくある事例を、地方だけがやっているような書き方をしていることだと思いますけど?
明石と同じような再開発をしているところを、具体的な東京都内の駅を例をあげて申しましょうか?神奈川や大阪や神戸でも普通にあるわね。
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たとえ住んでる地域が「地方」や「田舎」だとして、如何ほどの問題がおありで?
何をそんなに反発しているのか。学術的・客観的に間違っていると思っただけではそこまで憤慨はしますまい。
そもそも上では「地方」の定義すら述べられていないのに、それを勝手に自分の脳内定義で置き換えて、よくもまぁそんな論調でものをお書きになる。
地方・田舎と呼ばれる=バカにされている
こんな感じですか。
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ロングさんは明石が地方だなんて言ってないと思いますが。再開発ビルの構造がどうしてこうなのかという疑問に対して、友人の方が一般論を述べているだけだと思います。
地方においては車が人を郊外へ導く
大都市近郊においては便利な電車が人を大都市へ導く
共に市中心部の空洞化が懸念される中、それを防ぐ手立てとしての再開発ビルだと思います。
行政側としては最低限のノルマを達成するために、手っ取り早く行政側自身がテナントとして入るんですね。
派手な市役所は「ぜいたくだ」と非難されるが、再開発ビルならあまり非難されないで済むという思惑かも。
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明石市が地方て…
自分の地元なので反論させていただきます。
明石市は大都市大阪・神戸へ1時間以内に鉄道で行ける郊外です。明石市市内にはJRと山陽電車(準大手私鉄)の2つも鉄道事業者の線路が通っています。朝の明石駅はJRで最ピーク時では1hに27本もの電車が発着しています。ラッシュ時の新快速の混雑は私も身をもって体験していますがドアから人がはみ出すくらい混雑しています(転換クロスシートだからそうなるとおっしゃる方もいますが、12両繋いでもその状態なので根拠になりません)。それでも地方と言えますか?
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ちょっと、明石はそこまで田舎じゃないし、車社会でもないんですけど。。。
こういう再開発ビルは、「都会」の東京でもたくさんありますよね?
矛盾してますよ?