(仮称)新MID大阪京橋ビルは、OBP(大阪ビジネスパーク)にある旧パナソニック大阪京橋ビル跡に建設される、地上22階、塔屋2階、高さ116.27mの超高層ビルです。旧パナソニック大阪京橋ビルは、1974年8月竣工の古参のビルで、延床17,143.04 ㎡、敷地面積は3,698.55 ㎡のビルでしたがろ老朽化に伴い、新たな超高層ビルに建て替えられる事になりました。
新ビルは、地上 22階、延床面積約 49,660㎡、基準階貸室約 1,800 ㎡(約 540 坪)のテナントオフィスビルで、アウトフレーム構造の採用により三面開放の整形無柱執務空間を実現しています。また、ビルの構造がRC造、一部S造となってる所が超高層オフィスでは珍しいです。RC造は形状の自由度が高く、耐火・遮音性に優れていますが、費用が割高な為、遮音性が重視されるマンションに多く採用される形状で、超高層オフィスビルに採用されるケースはまだ少ないです。
【過去記事】
→パナソニック大阪京橋ビル解体工事の状況 14.10
→パナソニック大阪京橋ビル解体工事の状況 14.08
→パナソニック大阪京橋ビル解体工事の状況 14.05
→OBPにあるパナソニック大阪京橋ビルの解体工事が始まる。次なる再開発への布石か?
新ビルは、地上 22階、延床面積約 49,660㎡、基準階貸室約 1,800 ㎡(約 540 坪)のテナントオフィスビルで、アウトフレーム構造の採用により三面開放の整形無柱執務空間を実現しています。また、ビルの構造がRC造、一部S造となってる所が超高層オフィスでは珍しいです。RC造は形状の自由度が高く、耐火・遮音性に優れていますが、費用が割高な為、遮音性が重視されるマンションに多く採用される形状で、超高層オフィスビルに採用されるケースはまだ少ないです。
【過去記事】
→パナソニック大阪京橋ビル解体工事の状況 14.10
→パナソニック大阪京橋ビル解体工事の状況 14.08
→パナソニック大阪京橋ビル解体工事の状況 14.05
→OBPにあるパナソニック大阪京橋ビルの解体工事が始まる。次なる再開発への布石か?
【出典元】
→『(仮称)新MID大阪京橋ビル』新築工事着工について(PDF)
→『(仮称)新MID大阪京橋ビル』新築工事着工について(PDF)
建設地はこちらです。ツイン21が建つパナソニックのスーパーブロック内建設されます。(仮称)新MID大阪京橋ビルが建設されるOBP内のビルはビルの並びが東西南北に配置された非常に統一感のある街並みになっています。しかし、この(仮称)新MID大阪京橋ビルだけは、斜めにずれた向きで建設されます。街並みにどんな影響を及ぼすか?個人的に少し気になっています。
【スペック】
名称:(仮称)新MID大阪京橋ビル
所在地:大阪市中央区城見2丁目
階数: 地上22階、塔屋2階
高さ:116.27m
構造:RC造、S造
杭・基礎 :
主用途:一般事務所
総戸数:—
敷地面積:31,869.70㎡
建築面積:2,536.38㎡
延床面積:49,662.14㎡
建築主:MID都市開発
設計者:竹中工務店
施工者:竹中工務店
着工:2015年04月
竣工:2017年09月
建築計画のお知らせに掲載されていた配置図です。敷地面積:31,869.70㎡はパナソニックのスーパーブロック全体の面積で、Twin21等を含んだ面積です。(仮称)新MID大阪京橋ビルの敷地面積は旧ビルの3,698.㎡程度となります。
現地の様子です。2015年4月末に着工し、本格的な工事が始まっています。
偶然開いていたゲートから内部を撮影しました。掘削工事が始まっている様子が見て取れました。
最後は西側から見た現地の様子です。(仮称)新MID大阪京橋ビルには関西電力グループの「ケイ・オプティコム」が入居する事が決まっています。大阪・西天満など7カ所に分散している同社の顧客サービス、ケーブルテレビなどの拠点を新ビルに集約し、経営効率化を図る計画です。(仮称)新MID大阪京橋ビルは延床面積約5万㎡の大規模なオフィビルなので、OBPの就業人口が久々に増加する事になります。