日本電気本社ビル(NECスーパータワー)は、東京都港区芝五丁目に建設された、地上43階、高さ:180.0m、延床面積145,100m²の超高層ビルです。日本電気 (NEC) の本社が入居し、NEC SUPER TOWER(NECスーパータワー)の愛称で呼ばれています。ビルの中段に「風穴」「ウインドアベニュー」と呼ばれる巨大な開口部が外観の一大特徴となっています。ビル好きなら一度は見てみたい、超有名な高層ビルですね。
【スペック】
名称:日本電気本社ビル(NECスーパータワー)
所在地:東京都港区芝五丁目7番1号
階数:地上43階、塔屋1階、地下4階
高さ:180.0m(軒高:178.4m)
構造:鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造
杭・基礎 :
主用途:オフィス
総戸数:
敷地面積:21,280m²
建築面積:6,370m²
延床面積:145,100m²
建築主:日本電気
設計者:日建設計
施工者:鹿島建設、大林組JV
着工:1986年11月
竣工:1990年01月
開口部は13階から15階にあり、建物周辺に吹き降ろしのビル風による風害を生じないように風下に風を逃す風穴としての役割の他、低層部のアトリウムへ集光をしたり、アトリウムのガラス屋根を開閉し開口部から外気を取り入れることでアトリウムや建物の温度を調節し、光熱や空調における省エネルギー化に役だっています。
日本電気本社ビル(NECスーパータワー)を近くで見上げた様子です。完成した当時は、途中に風穴が空いた外観を見て大変驚き「未来がやってきた!」と、写真を見て興奮しました。
真横から見た様子です。ここから見た日本電気本社ビル(NECスーパータワー)はロケットの様な形に見えます。
最後は日本電気本社ビル(NECスーパータワー)と周辺部の様子です。頂部の尖った形状がカッコイイです。