新静岡セノバ(SHINSHIZUOKA CENOVA)は、静岡市葵区鷹の新静岡センター跡地の再開発プロジェクトで、大型商業施設と鉄道駅、バスターミナルから成る複合施設です。建物は地上9階、地下1階、延床面積85,893m2、店舗面積は約32,000m2、総事業費は140億円。2011年10月5日の開業予定です。
新静岡セノバには、静岡県内初出店82店舗を含む153店舗が入居し、静岡県内初出店となる「東急ハンズ」や家電量販店の「ノジマ」、書店の「丸善&ジュンク堂」などが核テナントになる他、「ビームス」「ビューティ&ユース・ユナイテッドアローズ」「スワロフスキー」、静活のシネコン「CINECITY ZART」、食品スーパーの「しずてつストア」などが入居しています。
新静岡セノバの近くには、SHIZUOKA109やマルイなどのファッション系の商業施設が集積しており、静岡市で最もファッション感度の高いエリアとなっています。
新静岡セノバのエントランスの様子です。新静岡セノバの1階は、写真の入り口から続く通路を挟んで右半分は「バスターミナル」、左半分が「商業施設」となっています。
新静岡セノバの1階メイン通路の様子です。取材時はまだ工事中で、静岡鉄道の新静岡駅に続く、この通路のみが解放されていました。商業施設側の装飾が何となく「阪急百貨店」に似ている気がするのは気のせいでしょうか・・・。
新静岡駅の改札口です。地方の中小私鉄のイメージとはかけ離れた近代的な装いにビックリ。ICカード対応のバーレスの最新型が5台配されていました。ちなみに静岡鉄道では、JR東海のICカード「toica」は使えませんが、PiTaPa・ICOCAは使えます!
こちらは、静岡鉄道の主力1000系電車。東急の7200系を設計基本とするオリジナル車両で、全列車2両編成ワンマンで運行されています。
※この写真は、長沼駅で撮影しました
※この写真は、長沼駅で撮影しました
次の取材地に向かう為に時刻表を見てビックリ。もの凄い高頻度運転ではありませんか!平日の日中でも6分間隔の高頻度運転とは・・・。静岡鉄道は営業距離が11km、駅数が15駅と小規模ながら地下鉄並みのフリークエントサービスを提供しており、私鉄電車と言うよりもLRTの一種と思うと理解しやすいと思います。
※この写真は、長沼駅で撮影しました
最後は静岡県庁の展望室から見た、新静岡セノバ(SHINSHIZUOKA CENOVA)の様子です。展望室から見下ろすと、延べ床面積が8万平米を超える巨大なビルである事が実感出来ました。
広大な無料駐車場をそなえた巨大なSCが郊外に乱立し、多くの地方都市が都心商業地区の衰退に苦しむ中、静岡市は現在でも相当の賑わいを保っています。この巨大な行商施設「新静岡セノバ」が都心商業地区のさらなる集客装置として機能し、さらに賑わいを増して行く事を期待したいと思いました。
【おまけ】
近くの学校で運動会の予行練習?が行われていました。グラウンドに描かれた幾何学的な模様が印象に残りました。
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静岡市中心部は何度か車で通りかかっており、賑やかな街という印象があります。
地方都市の中心部が大型店の撤退などで苦しむ中、空洞化とは無縁みたいですね。
ゆっくりと中心部を歩いたことがないので街歩きをしてみたいです。
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各停のみ静岡鉄道ですが、
10月のダイヤ改正で
15年ぶりに急行が復活します。
http://www.shizutetsu.co.jp/jikokuhyo/dia/news.pdf
この1000系電車は導入されてから30年以上経ちます。
新車導入の予定ないのかな?