静岡県庁別館は駿府城の辺りに建つ高層ビルで、静岡県の庁舎の1つです。静岡県庁は本館、西館、東館、別館の4棟で構成されており、それぞれが連絡通路で結ばれています。静岡県庁は東海地震の発生に備え、静岡県庁舎は厳重な防災対策が施されており、特に県庁別館は、今後発生が想定される「東海地震等の大災害」が発生した際の災害対策本部としての機能を常時持つものとして建設されました。
【スペック】
名称:静岡県庁別館
階数:地上21階・地下2階
高さ:110.13m
敷地面積:約1,700m2
延床面積:26,548m2
竣工:1996年3月
近くで見上げました。撮影日は天候と空気の透明度、両方が最高で、ほんとうに気持ちよく撮影する事が出来ました。
県庁別館には今後想定される東海大地震や風水害、大火災など、災害発生時の対策活動の中枢となる危機管理センター、静岡県警察本部/新通信指令本部などが入居しています。また、繰り返される耐震対応を経て、建築中の静岡県庁舎別館があたかも要塞の様に見えた事から要塞化と比喩されていたそうで、一連の防災強化計画は「静岡県庁要塞化計画」と呼ばれていたそうです。
【おまけ】
静岡県庁の近くで異様な光景に出くわしました。数字が書かれた無数の石が整然と並んでいます・・・
これはお城の石垣の復旧及び耐震化工事による物で、この数字は石垣を積み上げる際の順序又はロケーションを表している様です。
この光景を見ていると、なぜか「耳無し芳一」を思い浮かべてしまいました。
※以前、静岡県庁別館を処紹介した事がありますが、写真が今ひとつだったので、今回全面的に写真を入れ替え、記事を再構成しご紹介しました。
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ドコモのビルみたいですね