静岡呉服町第一地区市街地再開発事業は、静岡市の中心部である葵区呉服町1丁目で行われている再開発事業で、地上29階 、地下1階、高さ105.7mの高層ビルが建設されています。再開発ビルが建設される呉服町は静岡市の古くから繁華街で目抜き通りである「呉服町通り」には多くの物販店や飲食店が立ち並んでいます。写真は静岡県庁別館の展望室から見た計画地周辺の様子です。
呉服町通りから見た、静岡呉服町第一地区第一種市街地再開発事業の計画地の様子です。既に大々的に工事が行われており、多くの重機が稼働していました。
※現地に掲示されていたパネルを撮影しました
現地に掲示されていた完成予想図です。再開発ビルのフロア構成は地下1階は約720台収容の駐輪場、地上1~2階は店舗・事務所 、地上3~7階は約450台収容の駐車場、地上8~29階は住宅(約280戸)となっています。
【スペック】
名称:静岡呉服町第一地区第一種市街地再開発事業
階数:地上29階 、地下1階
高さ:105.7m
総戸数:約280戸
敷地面積:約5,373m2
建築面積:約3,722m2
延床面積:約54,170m2
総事業費:約145億円
着工:2009年6月
竣工:2014年3月
所在地:静岡市葵区呉服町一丁目、追手町
仮囲いの透明な箇所から内部を覗いてみました。掘削作業が大規模に行われ、乗り入れ構台にはコンクリートポンプ車やミキサー車の姿が見えました。現地に掲示されていた工程表によると、取材時の作業内容は基礎鉄筋、型枠工事となっていました。
【おまけ】
静岡呉服町第一地区第一種市街地再開発事業の向かいにある、静岡伊勢丹の様子です。