天満天神繁昌亭は、大阪市北区天神橋二丁目にある寄席です。上方落語唯一の寄席で、落語を中心に、漫才、俗曲などの色物芸が毎日多数執り行われているます。
天満天神繁昌亭は、地上鉄筋3階建、敷地面積591.06 m2、建築面積457.76 m2、延床面積589.93 m2。座席は1、2階の216席、設計者は狩野忠正建築研究所、施工者は錢高組。用地は大阪天満宮の寺井種伯宮司の好意により無料で提供され、建設費約2億4000万円は個人や企業からの寄付金で賄われました。
天満天神繁昌亭は。大阪大空襲後60年間上方落語には無かった定席が、募金や寄付といった民間の力で復活を果た、以降も人気を集めている事から前々から興味があり今回撮影してきました。大阪天満宮に隣接する解りやすい立地、200席程度の程よい規模、天満宮にマッチする和風な外観。小粒ながらキラリと光る演芸場だと思いました。