（仮称）ベルコ難波ホテル 新築工事は、難波のランドマーク的な建物だった、旧新歌舞伎座跡に建設される高層ホテルです。旧大阪新歌舞伎座は、1958年10月開場しましたが、施設の老朽化等に伴い、2009年6月に閉館、近鉄が上本町駅近くに建設した「上本町YUFURA」に移転しました。テナントが無くなり空きビルになった新歌舞伎座跡は、2012年3月に冠婚葬祭「ベルコ」が用地を取得していました。
【過去記事】
→旧新歌舞伎座を建て替える（仮称）ベルコ難波ホテル新築工事が始動！
→さよなら新歌舞伎座。ついに新歌舞伎座の解体工事が始まる
→新歌舞伎座跡地に「ベルコ」結婚式場など建設へ 
【スペック】
名称：（仮称）ベルコ難波ホテル 新築工事
所在地：大阪府大阪市中央区難波四丁目59-1 外（地名地番）
階数：地上19階、地下1階
高さ：85.85m
構造：S造、RC造、SRC造
杭・基礎 ：—
主用途：ホテル（宴会場、レストラン、ラウンジ、客室、駐車場）、店舗
総戸数：—
敷地面積：2,292.65㎡
建築面積：1,893.46㎡
延床面積：26,490.90㎡（容積対象面積22,349.19㎡）
建築主：ベルコ
設計者：隈研吾建築都市設計事務所、鹿島建設
施工者：鹿島建設
着工：2016年06月（予定）
竣工：2019年07月（予定）
建設計画のお知らせに掲載られていた立面図です。設計には「隈研吾建築都市設計事務所」を起用し、旧新歌舞伎座のファサード（正面外観）を建物東側に継承します、との報道の通り、低層部には旧新歌舞伎座の外観イメージが取り入れられています。連続唐破風（からはふ）のファサードを持った新ビルは大きな話題を呼びそうです。
【隈研吾氏の作品例】
→富山キラリ（TOYAMAキラリ）～富山市立図書館 本館・富山市ガラス美術館～
→地方都市の中心市街地活性化策の成功事例として注目を集める「アオーレ長岡」が凄い！
配置図です。御堂筋側の歩道からセットバックせずに敷地一杯に新ビルが建設される様です。
現地の様子です。既に旧ビルは姿を消しており、随分とスッキリとした景観になりました。
最後は、（仮称）ベルコ難波ホテル 新築工事の計画地周辺の様子です。スイスホテル南海大阪やマルイに加え、新南海会館ビルの建設も進んでおり、このあたりのビル密度は一気に高まりそうですね。（仮称）ベルコ難波ホテル 新築工事については、まさか旧新歌舞伎座の外観イメージが継承されるとは思ってもいなかったので、本当に嬉しい誤算でした。新ビルがどのような仕上がりになるのか？は今後も注目ですね。
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http://www.constnews.com/?p=20149
～【民間】客室数は１５０室、低層部は新歌舞伎座のファサードなどを継承／大阪・ミナミの新歌舞伎座跡地に建設する都市型ホテル計画を公表／ベルコ～
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以前の情報ではベルコの本社も移転のような記事もあったかと思いますが、それはなくなってしまったみたいですね。
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http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000336850.html
"御堂筋の道路空間再編に向けたモデル整備を開始します"
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長きにわたって、難波のランドマークとして高島屋と双璧をなす存在でした。その外観イメージを新ビルで復活させるのですから、否応なしに期待が高まります(^-^)
高さよりも質にこだわった建物に仕上げていただきたいです。