新歌舞伎座跡地に「ベルコ」結婚式場など建設へ

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毎日新聞によると、老朽化の為に閉鎖されていた「新歌舞伎座」跡地に、大手の冠婚葬祭会社「ベルコ」(兵庫県西宮市)が結婚式場とホテルなどの 複合施設の建設を計画している、との事です。劇場の跡地は約2200平米、同社は結婚式場とホテル、同社の本社機能などを備えた複合ビルの建設を計画しており、現在は設計など計画の具体化を進めており、固ま り次第、市への建築確認申請や解体工事などに入るとの事です。


※読者の福島区民さんに情報を頂きました、ありがとうございました <(_ _)>











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難波駅前の一等地にあり、長らく空きビルのまま放置されてきた新歌舞伎座跡。結婚式場・ホテルとオフィスの複合ビルとなれば、それなりの高層ビルになると思います。

ホテルと商業施設の複合ビルと言えば、チャスカ茶屋町の敷地面積が2,670.14m2で地上23階、地下2階、ホテルエルセラーン大阪はオフィスが別棟ですが、敷地面積1,748.85m2で地上15 階、塔屋1 階、地下3階といった規模となっています。新歌舞伎座跡に建設される再開発ビルは敷地面積から考えて、地上20~25階、延床面積2.5万平米程度の高層ビルになるのでは無いでしょうか。ようやく動き始めた新歌舞伎座跡の再開発計画。再開発ビルの詳細発表を楽しみにたいと思います。









新歌舞伎座:跡地に「ベルコ」結婚式場など建設へ

【記事引用元】→毎日新聞
http://sp.mainichi.jp/m/news.html?cid=20120522k0000e040242000c

 老朽化のため閉鎖された大阪市中央区難波4の「新歌舞伎座」跡地に、大手の冠婚葬祭会社「ベルコ」(兵庫県西宮市)が、結婚式場とホテルなどの 複合施設の建設を計画していることが分かった。大阪・ミナミの一等地だが、これまで具体的な事業計画は明らかになっていなかった。ベルコは既に今年3月末 に用地を取得しており、数年後の開業を目指すという。

 新歌舞伎座は日本を代表する建築家、村野藤吾(故人)が設計し、1958年に開場。杉良太郎さん、五木ひろしさんらによる座長公演で集客し、ミ ナミのシンボルとして親しまれていた。しかし老朽化に伴い09年6月に閉館し、10年9月に近鉄・大阪上本町駅南の複合ビル「上本町YUFURA」(同市 天王寺区)に移転。現在は劇場の建物がそのまま残っている。

 劇場の敷地は約2200平方メートル。御堂筋沿いで、南海電鉄の難波駅や地下鉄なんば駅も近い。不動産登記によると、大手信託銀行が06年6 月、劇場を運営する株式会社「新歌舞伎座」から土地の管理や処分の信託を受け、今年3月29日にベルコが買収した。買収額は明らかにしていないが、近隣の 公示地価(今年1月1日時点)から、不動産価値は70億円を超えるとみられる。

 ベルコによると、同社は結婚式場とホテル、同社の本社機能などを備えた複合ビルの建設を計画。現在は設計など、計画の具体化を進めており、固ま り次第、市への建築確認申請や解体工事などに入るという。ベルコ幹部は「一時より地価も下がってきており、今が進出の好機と捉えた」と話す。

 信用調査会社などによると、ベルコは1969年4月創業。「ベルクラシック」などの名称で、全国34カ所で結婚式場を展開し、「シティホール」の名称で150超の斎場を持つ国内大手の冠婚葬祭会社。昨年度は約587億円を売り上げている。【杉本修作、山田毅】