JR西日本不動産開発は2020年11月27日付けのニュースリリースで、新大阪エリアにおける同社2棟目のオフィス開発(仮称)新大阪オフィスⅡ計画を2020年12月1日着工すると発表しました。 計画地は大阪市淀川区宮原 4 丁目で、新大阪エリアの中でも大型オフィスが集積する宮原エリアに位置しています。新大阪エリアはリニア中央新幹線や北陸新幹線延伸の構想もあり、今後も交通の要所としてますますの発展が見込まれています。同エリアのさらなる拠点性向上、JR西日本グループ中期経営計画に掲げる関西都市圏ブランドの確立に寄与すべく、開発を推進する事になりました。
【出展元】
→新大阪第3NK ビル 竣工について
→(仮称)新大阪オフィスⅡ計画 着工について
→新大阪において大型オフィスビルの開発に着手~1フロア約450坪、2022年春竣工予定~
→新大阪における物件の新規取得について~宮原四丁目所在オフィスビルの取得~
★現地に掲示されていたパネルを撮影しました
新ビルの正式名称は「新大阪第3NKビル」で、基準階面積 1,481.81 ㎡、総貸付面積 9,851.70 ㎡。1フロア約430坪の無柱オフィス空間を実現、最小分割区画約 80 坪から対応可能。新大阪エリアでも特に充実したBCP対応仕様とすることや、感染症対策として十分な換気量の確保や非 接触対応等の導入を予定しており、テナントが安心して入居出来る施設を目指すとしています。外観は、角度のついた門型フレーム(1階)と開放的なガラスカーテンウォールを使用したシャープなデザインとなっています。JR西日本グループは新大阪エリアでのオフィスビル開発を積極的に進めています。現在、1棟目となる『(仮称)新大阪オフィス計画』(地上13階、延床面積:25,546㎡が建設中で2022年02月に竣工する予定です。続いて、隣接地のイーグルボウル跡に2棟目の『新大阪地区事務所ビル』(地上9階、延床面積20039.72㎡)が計画中で2023年2月の完成予定です。そして3棟目となる(仮称)新大阪オフィスⅡ計画が( 地上8階、延床面積13493.69 ㎡)2022年02月の竣工を目指して、12月に着工します。また、JR西日本不動産開発は、2020年2月27日に同じく宮原四丁目に所在するオフィスビル「大広新大阪ビル」(延床面積15028㎡)を取得しています。JR西日本グループはこのエリアで合計4棟のオフィスビルを展開する事になります。
計画概要
計画名称 | (仮称)新大阪オフィスⅡ計画 |
所在地 | 大阪府大阪市淀川区宮原4-6-4ほか |
交通 | |
階数 | 地上8階、棟屋1階 |
高さ | 37.50m |
構造 | 鉄骨造 |
杭・基礎 | |
主用途 | 事務所 |
総戸数 | |
敷地面積 | 2149.68 ㎡ |
建築面積 | 1706.63 ㎡ |
延床面積 | 13493.67 ㎡ |
容積対象面積 | 12352.18㎡ |
建築主 | JR西日本不動産開発株式会社 |
設計者 | 大和ハウス工業株式会社流通一級建築士事務所 |
施工者 | 大和ハウス工業株式会社本店 |
着工 | 2020年12月01日 |
竣工 | 2022年02月28日 ←3月28日 ※プレスリリースより |
備考 |
計画地は2020年5月3日に閉店したパチンコ店『KICONA 新大阪店』の跡地
JR西日本グループが新大阪に計画しているオフィスビル
新大阪地区事務所ビル新築他工事、JR西日本がイーグルボウル跡に建設中のオフィスビルの最新状況 21.11【2023年3月竣工】
2022年4月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2021年11月だったので、約5ヶ月振りの取材です。
JR西日本は2022年4月12日付けのニュースリリースで、開発を進めてした「新大阪第3NKビル」が2022年3月28日に竣工したと発表しました!
真正面(西側)から見たメインエントランス付近の様子です。
撮影ポイントを変えて、ビルの裏手にあたる南東側から見た様子です。
東側1階の様子です。新大阪駅からは、コチラ側が近いのでエントランスも立派な造りになっています。
東側エントランス付近の様子です。
東側の半分程度はピロティで、平面駐車場となっています。
最後は北東側から見た様子です。
愛媛銀行跡地をサムティのオフィスビルが9月頃完成していますが、コロナの1Fの商業テナントと恐らく2F以上のオフィステナントも入居していない状況です。