新大阪の宮原4丁目にあった「イーグルボウルが」入居していたAZADビル跡の再開発が進んでいます。計画中の新ビルは、地上9階、高さ51.88m、延床面積20039.72㎡の規模で、中規模オフィスが建設されます。建築主・設計者はJR西日本、施工者は未定で、2020年10月に着工、2023年2月の完成予定です。
新大阪では、野村不動産がミッドサイズオフィスビル「PMO」(地上12階、高さ:60.00m、延床面積:9,662.23㎡)、JR西日本不動産開発が(仮称)新大阪オフィス計画(階数:地上13階、高さ:59.9m、延床面積:25,546㎡)を進めており、(仮称)新大阪第5ドイビル計画(地上13階、延べ床1.28万㎡)も始動しました。
今回のイーグルボウル跡(地上9階、延床約2万㎡)が加わると、4カ所の合計約6.8万㎡の床が供給される事になります。
計画概要
計画名称 | 新大阪地区事務所ビル新築他工事 |
所在地 | 大阪市淀川区宮原四丁目3番6他(地名地番) |
交通 | JR京都線・御堂筋線 新大阪駅 |
階数 | 地上9階、棟屋1階 |
高さ | 51.88m |
構造 | 鉄骨造 |
杭・基礎 | |
主用途 | 事務所 |
客室数 | |
敷地面積 | 3051.45㎡ |
建築面積 | 2241.69㎡ |
延床面積 | 20039.72㎡ |
容積対象面積 | 18150.81㎡ |
建築主 | JR西日本 |
設計者 | JR西日本 |
施工者 | 未定 |
着工 | 2020年10月01日(予定) |
竣工 | 2023年03月28日(予定) |
備考 | 新大阪駅の北西側、宮原にあった「イーグルボウル」が入居していた AZADビル跡の再開発。計画地のすぐ北側ではJR西日本不動産開発が 地上13階建て、延べ床面積約25.500㎡のオフィスビルを建設している。 新大阪の宮原エリアはJR中央リニア新幹線や北陸新幹線の延伸、 なにわ筋線の建設を見越してデベロッパー各社がオフィスビル用地 の取得に動き出している。 |
所在地:大阪市淀川区宮原四丁目3番6他(地名地番)
2023年3月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2022年12月だったので、約3ヶ月振りの取材です。
南側、真正面から見た様子です。ビルの外観は完成状態になりました。
縦アングルで見た様子です。JR西日本のロゴマークが取り付けられました。このビルは賃貸オフィスではなく、JR西日本の自社ビルとして使われる様ですね。
北側から見た様子です。
撮影ポイントを変えてSORA新大阪21 から見た様子です。
最後は引き気味で見た周辺の様子です。
2022年12月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2022年4月だったので、約8ヶ月振りの取材です。
南側から見た様子です。ビルの外観は完成状態にかなり近づきました。左右でデザインが異なる特徴的な外観となっています。
外装をアップで見た様子です。写真左側の部分には窓が全くありません。まるでデータセンターの様な雰囲気があります。
南西側から見上げるとこんな感じです。
北東側から見た様子です。ビルの裏手にあたる北側は簡素な外装となっています。
最後は北西側から見た様子です。
2022年4月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2021年11月だったので、約5ヶ月振りの取材です。
南側から見た様子です。鉄骨建方がメチャクチャ進んでいます。
南東側から見た様子です。
北東側から見た様子です。
北側から見た様子です。
仮囲いの外からハイアングルで見た内部の様子です。
撮影ポイントを変えてSORA新大阪21 から見た様子です。
最後は引き気味で見た周辺の様子です。
新大阪は伊丹空港が近いせいでビルの高層化が出来ない場所です。
そこに新幹線が到着する
都市計画としては非常に停滞感のあるモノと言えます。
維新が提案していた伊丹空港を売却し、その売り上げ金で
新大阪、梅田~関空をリニアで繋ぐ事で
JR東海よりも早くJR西日本がリニアを開通させて
関西飛躍の一助となったと思われます。
そうなるには乗り越えるべき問題は沢山有ったでしょうが
既得権者と周辺住民の反対により、実現出来ずに残念です。