千里タワー、相当高くなっていました。
この「千里タワー」は、北大阪急行、千里中央駅北側に建設中のタワーマンションで郊外では破格の高さ164m、地上49階と大規模な物件です。千里タワーの真横には、ヤマダ電機の駅前店舗業態《LABI千里》が出店しています。
写真を見ていると、1970年代に思い描かれていた「未来都市」と「現実の21世紀」のギャップが見て取れます。
千里中央を含む千里ニュータウンは、一時「オールドタウン」化が問題視されていましたが、他のニュータウンは異なり、地下鉄御堂筋線直結による都心へのアクセスの良さと旺盛な需要、容積率の緩和により高層化が可能になった、などの要因もあり、ニュータウンとしては最もスムーズに「再都市化」が進んでいるようです。
千里丘陵にオフィス街を中心に配した最先端副都心を建設する、という先人達の狙いはある程度達成されました。これからは、ニュータウンの再生という問題の最先端を切って千里ニュータウンは進んで行くのです。