天王寺ミオプラザ館耐震化工事は、1962年に開業した、天王寺駅駅ビル(旧天王寺ステーションデパート)の耐震補強化工事および駅コンコース周辺を改装する駅舎改良工事です。
天井付近の様子です。コンコースの天井を支える柱を天井付近で鉄骨で転結しています。ものすごく太い鉄骨でしっかり補強されています。
高い天井と広々とした空間の下を多くの人々が行き交う以前の王寺駅の中央コンコースが好きでしたが、JR化後はみどりの窓口がコンコースにせり出したり、色々とショップが増えたりして、コンコースの壮大さが段々と失わてきました。今回の耐震化工事で柱が太くなってしまい、空間の壮大さという意味では後退してしまい、トドメをさされたかもし れませんね。。リニューアル工事が完了するとコンコースのシンボルだった、来迎飛天像は帰ってくるのかな!?
この耐震化工事では嬉しい誤算もありました。コンコースをささえる柱にはデジタルサイネージが埋め込まれているではありませんか!しかも上下に2画面を連結した超縦長のビジョン!これは予想外だったので素直に嬉しいです。この箇所はJR天王寺駅の中でも最も人通りが多い箇所なので、デジタルサイネージのPR効果も高いと思います。
相互リンクしている@関西人さんのブログによると、この箇所のデジタルサイネージは既に稼働しているそうです。それにしても縦方向に2機連結は珍しいです。「映像ソースの作成はどうするのかなぁ?」「この箇所の為に映像ソースを別注するのかな?」などと、余計な心配をしてしまいました。。それにしても、デジタルサイネージの映像ソースを再生するソフトは何を使っているのでしょうか?まさかPowerPoint!?
かなりの大昔の話ですが、仕事で某N社から42インチのプラズマディスプレイを購入した事があります。その時に「デジタルサイネージ」もやってみたい!と思い、プラズマディスプレイ向けの映像ソース作成キットの見積りを依頼すると「専用ソフトが7万5千円です」と言われてビックリした記憶があります。キャスター付きの自立式スタンドも10何万円もしたなぁ・・。総額で100万円以上しました。今から考えると絶世の間がありますね。。
最後は、中央コンコースに面した、中央口改札付近をパチリ。自動改札機は全てバーレスの最新型、JR西日本テクシア製のAG50に更新されていました!ズラリとならんだ18通路分の自動改札機が壮観です!
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デジタルサイネージの広告に切り替わる瞬間は見ていませんが、稼動のための作業をしているところに出くわしたことがあります。
去年の12/20の昼頃だったかな。OSはWin7で、画面の一番下にタスクバーが出ていました。
その後、しばらくそのままにしていると広告になっていたので、これらの広告はスクリーンセーバーの可能性があります。
PC本体はディスプレイの下側に入っています。
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…と言うことは、弁天町の『交通科学博物館』と同じ年に竣工したのですか。やはり年季が入ってますね(^_^)
耐震補強と改修を施されて、まだまだ現役!そこに最新の設備も追加され、進化もしつつある天王寺駅。周辺環境の変貌に負けない・取り残されないような施設に再整備してほしいものです(^^)
今夜もお邪魔しました。