Hoopの南側に建設中の、近鉄百貨店の新しい商業施設名は「あべのand」に決まりました。グランドオープンは9月9日を予定しています。これは、近鉄百貨店本館の立て替えに伴い減少する売り場面積をリカバーしつつ、阿倍野地区の面的開発を行う意欲的な開発物件です。既存のHoopは建物の中心に吹き抜け通路があり、andに続く歩行者導線は確保されていますので、先を見越した設計だったのでしょう。
以下、近鉄からのプレスリリースより。
近鉄百貨店では、この度、新たな商業施設として「あべのand」をオープンする 運びとなりました。 阿倍野・天王寺ターミナル地区は、梅田、難波に次ぐ大阪市内第三位のターミナルであり、 その規模にふわしい商業集積を創出すべく、2000年に開業したHoopに引き続き、 近鉄百貨店プロデュースの『ライフスタイルマーケット』として開業いたします。
今回の開発は、さらにHoopの南側へ回遊ゾーンの拡大を図り、特徴ある街づくりを目指すもので、「都市生活者のライフスタイル」をテーマに、大型生活雑貨専門店「ロフト」 を核店舗とする専門店ゾーンと近鉄文化サロン(カルチャースクール)、近鉄旅行サロンで 構成する都市型複合商業施設といたします。また、大阪府パスポートセンター阿倍野分室 も同施設内に開設を予定しております。開業後は地域や沿線の皆様をはじめ、より多くのお客様にご満足いただける施設運営を目指し取り組んでまいります。
所在地 大阪市阿倍野区阿倍野筋二丁目1番40号
● 敷地面積 4,783?
● 延床面積 17,200?
● 営業面積 約14,000?
● 店舗・施設数 43
● 階 数 地上7階(ただし、7階塔屋)
● 総工事費 40億円
● 売上目標 70億円(年間)
● 開業予定日 平成20年9月9日(火)グランドオープン