阪急百貨店前の南北コンコースは、ホワイティうめだから阪急梅田駅に続く、梅田の中でも特に重要な歩行導線で、梅田阪急ビルの建替え工事に伴い改装が行われています。改装後の南北コンコースは、幅員約16.5mの柱のない無柱空間となり、約9mの高さがある天井と合わせて非常に開放的な空間が誕生します。
新しいコンコースのコンセプトは「クラシック」「モダン」「エレガント」が融合する世界観。西日本最大級の鉄道ターミナル駅に相応しい象徴的な空間となるようにデザインされており、コンコースを挟み相対するファサードは大理石をはじめ共通素材を用い、印象的なアイアンワーク(金属装飾)で仕上げられます。
新しいコンコースのコンセプトは「クラシック」「モダン」「エレガント」が融合する世界観。西日本最大級の鉄道ターミナル駅に相応しい象徴的な空間となるようにデザインされており、コンコースを挟み相対するファサードは大理石をはじめ共通素材を用い、印象的なアイアンワーク(金属装飾)で仕上げられます。
【公式HP】
→阪急電鉄株式会社ニュースリリース
【過去記事】
→阪急百貨店前の南北コンコース 12.06
→阪急梅田本店前コンコースの完成イメージ発表!旧コンコースのモサイク壁画やシャンデリアは、レストラン内に復活!
→阪急百貨店前の南北コンコース 12.03
阪急グランドビル側のファザードの様子です。阪急グランドビル側のファザードは、アールデコ調の実直で力強いデザインとなっています。前回に比べると、テナントの入居が進み、案内サイン類が取り付けられた為、かなり雰囲気が変わりました。
阪急グランドビルのエントランス付近の様子です。この出っ張りの視覚的な効果は結構大きい様で、通行客が自然とグランドビルに吸い込まれる仕掛けとして機能していました。
百貨店側のファザードの様子です。デザインはアールヌーボー調の柔和で優美なデザインとなっています。また建替え前の阪急うめだ本店の「名物的存在」だったシースルーウインドーが復活する予定です。
そして、今回の記事の目玉、ホワイティ梅田地下街に繋がる6連エスカレータ付近の様子です。6機のエスカレータが並列して設置されるのは国内初との事です。
早速乗り込んで地下街に下って見ました。エスカレータの側面が透明になっている事、距離が比較的短い事もあり思ったほど威圧感はありませんでした。
6連エスカレータの地下階の様子です。こうやって見ると流石に迫力がありますね。ラッシュ時等は怒濤の勢いで人波が押し寄せそうです。
※取材には節電の為、2機が休止されていました。
再び地上に戻り、こちらはムービングウォークの南端付近の様子です。前回取材時に比べると改装済みの箇所が拡大しており、ようやく通路に余裕が生まれてきました。
ムービングウォークの南端を東西に見通したアングルです。
ムービングウォークの無い南北通路の改装が完了していました。
最後は、JR大阪駅に繋がる東西通路付近の様子です。写真では、梅田歩道橋から繋がる2階通路が見て取れます。それにも増して、早くも高級感を醸し出す「ヤバイ雰囲気」がビシビシと伝わって来るではありませんか・・・!この箇所を見たときは久々にシビれました。秋のグランドオープンがホンマに楽しみです。
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高級感を醸し出す「ヤバイ雰囲気」って表現に全く同感です。
以前のコンコースも素晴らしいものでしたが、新コンコースもさすが阪急!といった感じです。
何より他ではまず見られない素晴らしい空間ですね。
「クラシック」「モダン」「エレガント」が融合する世界観がコンセプトの様ですが、所々に「レトロ感」も見え隠れ。
特に他のサイトで知りましたが、百貨店側の2階部分のウィンドウの一部は全面がデジタルサイネージになっているようで、大きな影絵を試写していたようです。そうくるか!と大きく唸ったと同時に、レトロ感や懐かしさを大切に表現している阪急の姿勢は、素直に嬉しいですね。
本当にグランドオープンが楽しみです。