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清和梅田ビル 15.04

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清和梅田ビルは、曽根崎2丁目にある「旭屋書店本店」と、隣接する「梅田第一ビルディング」を地上21階、塔屋1階、地下2階、高さ106.15mの超高層ビルに建て替える再開発計画です。また、(仮称)清和梅田ビルに、ビル埋込み型としては世界で初めて機械式立体駐輪場(サイクルツリー)が設置されます。











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【スペック】

名称:清和梅田ビル
所在地:大阪市北区曽根崎二丁目127
階数:地上21階、塔屋1階、地下2
高さ:106.15m
構造:鉄骨造(柱CFT)、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
杭・基礎 :杭基礎
主用途:事務所、店舗
総戸数:−−−
敷地面積:1,941.27
建築面積:1,155.06
延床面積:23,791.29
建築主:清和綜合建物
設計者:清水建設
施工者:清水建設
着工:201207
竣工:201503月(予定)












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建物周りの様子です。公開敷地が設けられビル周辺が広々としています。












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地上からビルの正面付近を見た様子です。











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歩道と公開敷地が合わさって、かなり広々としています。












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清和梅田ビルには、ビル埋込み型としては世界で初めて機械式立体駐輪場(サイクルツリー)が設置されるはずなのですが、サイクルツリーの入り口が見当たらなかったので、ビルの裏手の方まで歩いてきました。











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そうすると、こんな看板を見つけました。「一の敷地とみなすこと等による制限の緩和に関する許可標示板」とあります。清和梅田ビルは、どうやら道路を挟んで設けられた緑化スペースを1つの敷地と見なして容積率が緩和されているようです。












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こちらが飛び地の公開敷地です。ビルの東側、裏手にあたります。飛び地の公開緑地は「珍しいなぁ・・」と思って見ていると・・・











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ありました!サイクルツリーです!以前に公開された完成予想パースでは御堂筋側に描かれていましたが、実際はビルの裏手に設置されていました。こりゃ解らんはずだー!












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このサイクルツリー、どうやら登録者専用みたいで、一般利用は不可の様です。












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サイクルツリーだと思っていた場所は地下階に繋がるエレベーターでした。


















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清和梅田ビルの1階にはセブン-イレブンが入居していました。気になる旭屋書店ですが、この新しいビルには入居しない様です。












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こちらは清和梅田ビル内に設けられたエスカレーターの様子です。上下方向が整備され、東梅田駅から地上に上がるのがメチャクチャ楽になりました。これはありがたい。












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最後は東梅田駅付近の地下階の様子です。





4 COMMENTS

ファン

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ビルとビル周辺は綺麗になったのに、相変わらずあの路面駐輪場・・・ しかも滅茶苦茶目立つところに。
デザインも何もあったものではありません。
ああいうものを設置指示する人の無神経さ・・・大阪市は何とかしてほしいものです。

魔道士使い

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旭屋書店がこのビルに店を出せないのなら、阪神百貨店建て替えビルに店を出すしか無いですね。

ぽり

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各ブロガーさんにはコメント等でサイクルツリーの場所の案内をさせていただいてたのですが…。

何の変哲のないビルに見えますが地下鉄、地下街接続制限による排煙機能を持った地下からの大きな吹抜けによる敷地提供を拒否する工夫がされています。 完成してみるとぜんぜんわかりませんけど。

旭屋は底地を持っていなかったようなので、ただのテナント扱いで再出店できませんでした。 構造認定の申請時と認可の時は旭屋を想定して現在セブンの場所にエスカレーターピットが設定されていましたが、パンフが完成した時にはなかったのでその時点で正式に出店見送りになっていたと思います。 ただし建替えの時から大阪市への売場面積の届出が、この状態の804平米なので旭屋追出しは清和総合建物のもくろみ通りになったのではと思います。 第一銀行梅田支店ビル(旧梅田第一ビル)の完成時の建築案内が立退き失敗の怨念の記述で始まっていましたので、建築案内としては異常なものでした。 旭屋書店社長は先代が底地を持っていなかったために苦労していたことを忘れて甘く見ていたのだと思います。 開業日にはまだ事務所のテナントが部分貸しの2テナントしか入っていないので誘致競争には負けていますね。

匿名

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もう旭屋書店は梅田に店舗を出さないんですかね

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