ダイビル本館 12.09

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ダイビル本館は、 近代建築物の名作として名高かった「旧ダイビル本館」を、地上22階、塔屋2階、地下2階、高さ108.19mの超高層ビルに建て替える再開発計画で、 キーテナントは大林組が内定しています。新たに建設される超高層ビルは以前「中之島ダイビル・ウエスト」の仮称で呼ばれていましたが、正式名称は旧ビルと 同じ「ダイビル本館」になりました。


【過去記事】
ダイビル本館 12.08
ダイビル本館 12.06
ダイビル本館 12.04
ダイビル本館 12.03
ダイビル本館 12.01
ダイビル本館 11.12
ダイビル本館 11.11
ダイビル本館 11.10
ダイビル本館 11.08
中之島ダイビル・ウエスト 11.04
→中之島ダイビル・ウエスト 11.02

→中之島ダイビル・ウエスト 10.10
→中之島ダイビル・ウエスト 10.08

→ダイビル本館の消失 10.07
→中之島ダイビル・ウエスト 10.05
→中之島ダイビル・ウエスト
■追跡取材リスト











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【スペック】
名称:ダイビル本館
階数:地上22階、塔屋2階、地下2階
高さ:108.19m
敷地面積:21,085.64m2(施設全体)
建築面積:4,559.81m2
延床面積:52,978.81m2
竣工 : 2013年02月末(予定)














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9月13,14日の1泊2日で大阪取材に行って来ました。今回の最大の目的は、このダイビル本館です。福島区民さんや他の読者さんからメール等で「旧ダイビル本館が復元される低層部が姿を現し始めている」との情報をお寄せ頂いていたので、早速取材してきました。
※福島区民さんの敬称が抜けておりました。大変失礼致しました。m(_ _)m










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おおおお!こっ、これは・・・!










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まぎれもなく、あのダイビル本館ではないですか!


















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アップで。旧ダイビル本館の壁面を保存して、それを建替え後の新ビルの低層部に再現する、という計画内容に正直一抹の不安を感じていましたが、心配は杞憂にすぎなかったようです。再現された壁面はメチャクチャにクオリティが高くで驚愕しました!












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さらににアップで。サッシュの色やディティールに今回の復元計画にかけるダイビルの意気込みを感じずには居られません。。。













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こちらは反対側、南側から見た、ダイビル本館の様子です。こちら側はガラスカーテンウォールを用いた近代的な超高層ビルその物です。











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撮影ポイントを変えて、ブリーゼタワーから見た、ダイビル本館の様子です。











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最後は、引き気味のアングルで、ダイビル本館と周辺の超高層ビルの様子です。ついにベールを脱ぎ始めたダイビル本館の低層部。まだ、再現部分の一部が姿を表し始めたばかりですが、再現された旧ダイビル本館は、僕の予想を遥かに超える仕上がり具合だったので正直嬉しかったです。ガラス張りの高層部との対比もそんなに違和感がなく、これはアリだと思いました。

復元工事は、まだしばらくかかりそうですが、旧ダイビル本館の正面玄関にあったシンボル、半円アーチと「鷲と少女の像」の復活が待ち遠しいですね。