日本生命保険と京阪ホールディングス、関電不動産開発の3社は2019年12月25日付けのニュースリリースで、大阪市北区中之島で計画する再生医療の拠点整備計画「未来医療国際拠点」について、大阪府・市などと基本合意書を締結し、開発事業者として参画すると発表しました。
大阪・中之島「未来医療国際拠点」は再生医療を中心とした先端医療の研究から実用化までを進める施設で、運営を担う「未来医療推進機構」のメンバーには、大日本住友製薬やロート製薬のほか、保険や物流各社、府、医療機関など22団体が参画しています。
産官学が連携して研究開発やベンチャー支援を行う研究棟と、臨床研究を進める病院棟の2棟が建設され、学会が開ける国際フォーラムも設けられます。2020年1月に大阪市と開発事業者が70年間の定期借地権設定契約を締結し施設の整備を進めます。 2023年12月竣工、2023年度中のオープンを目指しています。投資額は200-300億円の見込みです。
未来医療R&Dセンター 様々な研究ニーズに対応する複合研究施設
●リエゾンオフィス [約14,600㎡](外部連携部門、営業部門、研究開発部門等) 未来医療国際拠点で生成される新たなシー ズやコミュニティへの日常的なアクセスニー ズのある関連企業や研究機関等の入居を想 定した施設
●研究開発支援施設群 [約4,100㎡](機構事務室、治験関連施設、インキュベートスペース、産学医連携スモールオフィス、コワークスペース等) インキュベーション支援サービスの提供、幅広い共同研究や臨床治験を促進する施設
●交流促進施設 [約500㎡](サロン等) 入居者や会員等の創造活動やコミュニティ活 動を活性化する施設
未来医療MEDセンター 未来医療R&Dセンターと連携する複合医療・健診施設
●病院 [約12,000㎡(病床数170床程度)]未来医療の実用化を促進する臨床治験機能(治験病床)を備えた医療施設、急性期医療をはじめ回復期医療、地域包括ケアへの対応も想定
●クリニック [約3,600㎡ ※高度健診センター含む]様々な診療科目の再生医療関連クリニック群、病院とも連携し、研究成果の実践の場として最先端の医療技術、治療法を提供
●高度健診センター 最新の検査機器と高度な健診技術による高 精度な健診サービスを提供する施設、病院や クリニックとの連携により受診者の総合的な 健康管理を支援
中之島国際フォーラム 周辺施設とも連携するオープンスペースを備えた交流施設
●交流促進施設 [約1,200㎡](コミュニティカフェ/企業ショールーム) 普段は市民や未来医療関係者の憩いの場で あり、市民向けの未来医療や生命科学関連の イベントや周辺施設と連携したイベント等の 開催も可能、未来医療国際拠点と市民との接 点となる交流促進施設
●カンファレンスセンター [約1,700㎡]未来医療の産業化を促進するビジネス交流 や世界の高度人材の呼び込みを可能とする 未来医療関係者の交流・情報発信施設配置図です。大阪中之島美術館からつながる中央 緑道を設置し、中之島3丁目街区か ら西側隣接市有地までを結び、なにわ筋線新駅、さらに中之島5丁目につながる中之島地区の回遊性向上に寄与する歩行者ネットワークを形成します。
<拠点のコンセプト>
未来医療国際拠点 再生医療をベースに、ゲノム医療や人工知能(AI)、IoTの活用等、 今後の医療技術の進歩に即応した最先端の「未来医療」の産業化を推進 。 難治性疾患に苦しむ国内外の患者への「未来医療」の提供により、 国際貢献を推進。
<拠点がめざすビジョン>
全国トップレベルの大学・研究機関(アカデミア)が先進的な研究を展開する 大阪・関西において、我が国が世界をリードする環境を有する再生医療をベースに、 品質を確保したデータによる信頼性の高い情報・支援基盤を形成することにより、 オールジャパン体制での未来医療技術の産業化とその提供による国際貢献を推進。
2021.05.19 三井不動産が「産学医連携ベンチャーエコシステム」の運営事業者に決定
三井不動産は、2021年5月19日付けのニュースリリースで、大阪・中之島で2024年春のオープンを目指す先端医療の研究拠点「未来医療国際拠点」の「産学医連携ベンチャーエコシステム」の運営事業者に決定し、基本合意書を締結したと発表しました。これを受け、一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(以下LINK-J)とともに、大阪におけるエコシステム構築の支援を進めるとしています。
「未来医療国際拠点」は、最先端の「未来医療」の産業化の推進及びその提供による国際貢献に寄与することをコンセプトとして、未来医療推進機構(以下、未来医療推進機構)が全体運営する予定の施設です。再生医療をはじめとするゲノム医療やAI診断などの最先端医療を提供する医療機関と、その開発に取組む企業、ベンチャーさらには支援機関がひとつ屋根の下に集積する全国初の拠点となるべく、2024年春のオープンを目指しています。
未来医療国際拠点における「産学医連携ベンチャーエコシステム」は、施設内「未来医療R&Dセンター」の機能に含まれます。三井不動産は拠点内のR&D棟3階:1,150㎡、4階:1,150㎡、5階:1,493 ㎡の計3,793㎡のフロアの運営を担当予定で、フロア内には「賃貸ウェットラボ」「コミュニケーションラウンジ」「スタートアップ向けオフィス」などの施設を開設予定し、設置から運営までの全てを担います。未来医療国際拠点内で三井不動産が運営する施設の特徴
- 大阪都心部で初となる、「賃貸ウェットラボ」「コミュニケーションラウンジ」「スタートアップ向けオフィス」が一体となった施設
- LINK-Jの提供する交流プラットフォーム構築という“ソフト”と、最先端のラボ&オフィス施設という “ハード”が一体となることで、ワンストップにてベンチャーエコシステムを構築
【出展元】
→大阪・中之島の未来医療国際拠点における「産学医連携ベンチャーエコシステム」運営事業者に決定大阪都心部初 賃貸ウェットラボ併設施設をLINK-Jと共に2024年に開設予定
施設は、運営事業者である三井不動産が未来医療推進機構からフロアを賃借(マスターリース)し、それをさらにスタートアップ・ベンチャー企業などに賃貸(サブリース)するというスキームで運営されます。
LINK-Jは、これまで東京・日本橋を拠点にライフサイエンス領域で培ってきた、人と情報の交流プラットフォーム構築に関する知見を用いて、入居企業間やベンチャーキャピタル・投資家などとの交流促進、入居企業のイベント開催などを支援し、イノベーションの創出、新産業創出を促すエコシステム作りに取り組みます。三井不動産とLINK-Jは、これまで培ったノウハウを結集し、未来医療推進機構とのパートナーシップに基づいて、産学医が連携したライフサイエンス分野のスタートアップ・ベンチャーの創出・成長を支援するエコシステムを構築するとともに、大阪・関西において新たなイノベーションを創出していくことを目指す、としています。
計画概要
【スペック】
計画名称:(仮称)中之島4丁目未来医療国際拠点開発 新築工事
所在地:大阪市北区中之島4丁目32番17
階数: 地上17階
高さ:86m
構造:S造
杭・基礎 :
主用途:事務所、病院、診療所、集会所(物販店舗、展示場、飲食店、駐車場付き)
総戸数:
敷地面積:8,600.00㎡
建築面積:5,431.246㎡
延床面積:57,090.80㎡
容積対象面積:52378.58㎡
建築主:日本生命、京阪ホールディングス、関電不動産開発
設計者:大林組
施工者:大林組・フジタJV
着工:2021年08月中旬
竣工:2024年01月中旬(予定)
立面図・配置図
建築計画のお知らせに掲載されていた立面図です。
同じく配置図です。
2024年4月の様子
現地の様子です。前回の取材が2023年12月だったので、約4ヶ月振りの撮影です。
北西側から見た様子です。新ビルは既に完成しており、2024年4月1日に西梅田の桜橋渡辺病院が中之島Qross内に「桜橋渡辺未来医療病院」に名称を変えて移転開業済み、5月から本格的に稼働する予定です。
個人的妄想ですが、この桜橋渡辺病院の移転は西梅田の次なる大規模再開発の布石だと思っています。
北側から見た様子です。長年にわたり空き地だったこのエリアに、これだけの規模の施設が新設されるとは・・・。
隣接する大阪中之島美術館と絡めたアングルです。
大阪中之島美術館は、オープン以来、大人気となっています。現在開催されている「モネ 連作の情景」は人気が炸裂していて、美術館を一周する勢いで行列が続いています。新美術館がこれほどの賑わいをもたらすとは思いませんでした。
本編にもどって、中之島クロス「Nakanoshima Qross」を北東側から見た様子です。大阪中之島美術館とは歩行者デッキで接続されています。
中之島クロス「Nakanoshima Qross」の美術館側の入口です。
美術館との間に設けられた公開空地!公園の様な雰囲気があってメッチャいい感じです。
新ビルの廻りに設けられた歩行者デッキ。将来的に「なにわ筋線」の新駅と「中之島5丁目地区」の再開発エリアまで繋がるはずです。
施設の西端から東側を見通した様子です。
近くで見上げた様子です。
北側にある正面エントランス付近、車寄せの様子です。
新病院の内覧会に参加して、館内を少しだけ撮影しました。こちらは1階の様子です。
エレベーターホールの様子です。照明器具のデザインが凝ってますね。
こちらは2階メインロビーの様子です。美術館側から入ると、こちらの吹き抜け空間が迎えてくれます。壁画の模様がそのまま天井まで繋がった、かなり攻めたデザインとなっています。
反対側から見た様子です。写真左奥の窓の外に美術館が見えています。
美術館側にあるコモンスペース。良く居心地が良さそうです。
新ビルの内部は、植物をモチーフにしつつ、どことなく和を感じる不思議なデザインでした。
ついに完成した中之島クロス「Nakanoshima Qross」。入居施設の本格稼働はこれからですが、新美術館とともに、中之島西部に新たな賑わいを生み出すことになりそうです。
2023年12月の様子
現地の様子です。前回の取材が2023年7月だったので、約5ヶ月振りの撮影です。
一般財団法人未来医療推進機構は、2023年10月10日付けのニュースで、」2024年春頃に大阪・中之島に開業する未来医療国際拠点の名称を「Nakanoshima Qross」(中之島クロス)に決定したと発表しました!
縦方向のマリオンがいかにも最近のオフィスビルといった印象です。
大阪中之島美術館とは2階レベルのデッキで接続されます。
さらに、隣接する大阪大学中之島センターともデッキで接続されています。
南東側からみた基壇部の様子です。もうメチャクチャカッコいいです!!
南東側から見上げた様子です。
撮影ポイントを変えて、こちら北側から見た様子です。
北西から見た様子です。前回は足場に覆われていた、未来医療MEDセンター(写真右)の外観が完成していました!
2棟の並びです。
未来医療MEDセンターを西側から見た様子です。
最後は南西側から見た様子です。
2023年7月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2023年5月だったので、約2ヶ月振りの取材です。
北東側から見た様子です。こちらはリエゾンオフィスなどが入る未来医療R&Dセンターで、縦方向のマリオンがいかにも最近のオフィスビルといった印象です。
近くで見上げた様子です。基壇部を覆っていた足場が取り払われガラスカーテンウォールが姿を現しました!
大阪中之島美術館を繋がるペデストリアンデッキの様子です。
基壇部のガラスカーテンウォールはかなり良い感じです。
大阪中之島美術館との境界線付近の様子です。
南東側から見た基壇部の様子です。
見上げた様子です。
撮影ポイントを変えて、堂島川越しに見た様子です。
北側正面から見た様子です。写真右側の一段低い建物は、病院や検診所などが入る「未来医療MEDセンター」です。
北西側から見た様子です。
最後は引き気味で見た周辺の様子です。これまで建物が無かった部分に「(仮称)中之島4丁目未来医療国際拠点開発 」が立ち上がった事で一気に都会感が増した印象です。
2023年5月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2023年2月だったので、約3ヶ月振りの取材です。
北西側から見た様子です。カーテンウォールの取り付けが進み、外観は完成状態に近づきました!
北側から見た様子です。写真左の高い方が「未来医療R&Dセンター」、右側が「未来医療MEDセンター」です。
北東側から見た様子です。
「未来医療R&Dセンター」をアップで見た様子です。縦方向のマリオンを強調したデザインは伝統的な手法ですが、中之島の雰囲気にマッチしていると思いました。
隣接する大阪中之島美術館の前庭でガーテンパーティの準備が行われていました。
「未来医療R&Dセンター」を近くで見上げた様子です。
基壇部の様子です。
大阪中之島美術館側とは2階レベルの歩行者デッキで接続されます。
大阪中之島美術館との境界線付近の様子です。
反対側、南側から見た様子です。
南東側から見た様子です。
最後は西側から見た様子です。こちらのビルは「未来医療MEDセンター」です。
2023年2月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2022年12月だったので、約2ヶ月振りの取材です。
南東側から見た様子です。かなり高くなってきており、外装カーテンウォールの取り付けが進んでいました!
近くで見上げた様子です。新ビルは、高さ90m弱ですがヴォリュームが大きいのでかなりの迫力があります。
北側から見た様子です。
撮影ポイントを変えて少し離れた北東側から見た様子です。
北西側から見た様子です。
延床面積が約57,000㎡ほどあるので、かなりの迫力があります。
少し引き気味で見た周辺の様子です。予想以上に存在感のあるビルになりそうです。
最後は疾走するモーターボートと周辺の超高層ビル群の様子です。
2022年12月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2022年6月だったので、約6ヶ月振りの取材です。
北西側から見た様子です。鉄骨建方メチャクチャ進んでいます。
北西側から見た様子です。
西側から見た様子です。
大阪中之島美術館から見た様子です。
近くで見た様子です。
最後は南東側から見上げた様子です。
長年の間、動きが無かった中之島西部地区ですが、その一角でこんな大きなビルが建設されている光景を目にする事が出来て感無量です。2022年6月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2022年4月だったので、約2ヶ月振りの取材です。
北東側から見た様子です。撮影時には地下階の構築が行われていまいた。
東側から見た様子です。前回の取材時に比べるとメチャクチャ工事が進んでいて驚きました。
北東側から見た様子です。
最後は東側から見た様子です。
2022年4月下旬の様子
現地の様子です。前回の撮影が2022年4月2日だったので、約3週間の取材です。
前回の取材から3週間ほどしか経過していませんが、変化が大きかったので記事をアップしました。
北東側から見た様子です。地上床の構築が進んでいいます。乗り入れ構台の大きさがプロジェクトの規模を物語っています。
大阪中之島美術館との境界線の様子です。
最後は西側から見た様子です。
iPS細胞製造施設も入居 「中之島クロス」6月29日オープン 再生医療の産業化目指す
https://www.sankei.com/article/20240528-6742NHFRKVMXRALF3XWS4ZCYBI/
一般財団法人「未来医療推進機構」は28日、北区中之島で開業を予定する未来医療国際拠点「Nakanoshima Qross」(中之島クロス)が6月29日にグランドオープンすると発表した。再生医療の産業化を目指す産学医連携の拠点となる。
リハビリテーション病院になるのですか。勿体ないですね。あの辺りは古い建物が多いので、横のつながりを作って大型開発にした上でそれぞれが再入居するか移転をするかを考えたら良いのに?
建物の構造自体はリノベをしても良くはならないです。つまり大きな地震とかで倒壊する可能性も有りますしね。
協力して立派な高層ビルとして再スタートをした方が良いと思いますがねぇ。
大阪はそういうのが下手ですよね。自分勝手に建て替えをやって結局すぐにみすぼらしくなってお金のかけ損というか。もっと災害にも強い街づくりを目指して行政も協力しなくてはいけないと思います。
現在の桜橋渡辺病院はリノベーション後に桜橋渡辺回復期リハビリテーション病院(仮)として再オープンするようで、このまま解体とはならないようです。
僕も解体されて桜橋ボウル跡地と一体開発を妄想してました(^^;)
良い施設が出来つつあるようで何よりです。
外観はシンプルながら内装のデザインはモダンかつ機能的。あまり凝り過ぎると維持費が大変だったりしますから末永く使うにはシンプル・イズ・ベストだったりもします。
しかしそれにしても繰り返しになりますが後ろのマンションがなぁ、どうにも場違い感が半端無い。
これからの都心部は職と住は隣接している事が大事だとは思いますが、それは場所にもよります。
昔からの住人さんの居住には何ら問題は無いが新たに中之島に大規模マンションを作る必要があったのかな、と。
今、中之島には2棟のタワマンがありますが、仮にこれらが無ければ再開発の設計の自由度は格段に増しただろうにと。
都市計画100年の計は難しいものです。
立派な施設だとは思いますが、何もない更地に一から作ったにしてはデザイン性に乏しいですね。大阪にありがちな墓石ビルは超高層ならまだ見た目もいいですが、この程度の高さならもう少しデザインに特徴が欲しかった。特にオフィスの集まったビルじゃなく、大きなテーマがある建物には。
万博向け「中之島クロス」で再生医療を産業化 大阪の未来医療国際拠点
https://www.sankei.com/article/20231005-NOWEF3VUW5NB5OABEETCQ4G2OE/
この件とは関係ないので恐縮ですが、写真にも写ってるので書かせていただきます。
国際美術館と中之島美術館の間のデッキの国際美術館側が手つかずのままほったらかしなのがいただけませんな。中之島美術館ができてもう1年経つのに通れないまま。
あと、隣接してる阪大の中之島センターがそろそろ改修完了して4月から大阪大学中之島芸術センターになるそうで、小規模でしょうけど展覧会とかもやれそうな感じになるようなので興味があります。
どうしても気になるのが背後のマンション。
これが無ければもっと大規模に将来の拡張を睨んだゆとりある計画に出来たのに、と思ってしまう。
このマンションといい平松市長時代に計画が認められた南港のマンションといい如何に苦しかろうと安易な事をしてはならないと思う。
この現場も鉄骨建方が進んで、タワークレーンもお目見えしましたよ(^_^)
建物の躯体が姿を現しました。次はタワークレーンですね♪
おはようございます(^_^)
ここは予想以上に工事のペースが早いですね!
タワークレーンと鉄骨建方の登場が待ち遠しいです♪
コンパクトにまとまってます。
って言いましょうか、コンパクト過ぎ??
付近のマンションのが高い??
この周辺はもっと高層ビル群が建つべき場所だと思うけどなぁ…
建築計画のお知らせが掲示されましたか(^_^) あとは着工を待つのみですね。
iPS細胞の研究・製造施設、大阪・中之島に設置へ
関西
2021年7月7日 7:00
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF0670R0W1A700C2000000/
大阪府と京都大学iPS細胞研究財団(京都市)は6日、大阪・中之島(大阪市)に設けられる先端医療の研究拠点「未来医療国際拠点」の中に、再生医療に使うiPS細胞(人工多能性幹細胞)の研究・製造施設を設置すると発表した。
同施設ではiPS細胞を低価格で提供するための研究や細胞の培養や製造をする。2025年4月ごろまでに稼働させる予定だ。
施設の設置は同財団が進める「my iPSプロジェクト」の一環。同プロジェクトは国際博覧会(大阪・関西万博)が開かれる25年をめどに、患者本人の血液から医療用iPS細胞を安価で製造し、提供することを目指す。
現在1人あたり数千万円のコストがかかるiPS細胞を、約100万円で提供することが目標だ。
施設には研究者などを常駐させるほか、iPS細胞を自動で培養・製造できる機械を設置する。25年内には施設の一部を一般公開し、誰でも見学できるようにもする。
同財団は未来医療国際拠点を設置場所に選んだ理由として「専用の機械を入れるスペースがあるほか、交通の利便性がよく細胞を病院や研究機関に送りやすい」とした。
中之島の「未来医療国際拠点」において、京都大学iPS細胞研究財団の進出が決定されました。
https://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=41696
おはようございます(^_^)
https://www.constnews.com/?p=97559
“ 大阪・中之島の未来医療国際拠点は8月に着工/17階建て延べ5・7万平方㍍/日本生命など3社 ”
ビルの規模は17階建て延べ約5万7000平方㍍。建物高さは86㍍。現在は解体工事を進めている。完成は2024年1月中旬の予定だ。いよいよですね♪
“ 産学医連携ベンチャーエコシステムの運営事業者は三井不動産/賃貸ウェットラボやスタートアップ向けオフィスなど運営/大阪・中之島の未来医療国際拠点 ”
https://www.constnews.com/?p=96350
3医療法人と4社の進出が決まっています。
https://miraikiko.jp/kihongoisyo/
あとは着工を待つだけのようです。
着工はいつですか?
これだけの建物で23年12月竣工ならぼつぼつ工事にかからないと。
美術館と同時完成というわけにいかないんですね。
いよいよですね!大阪中之島美術館に続く再開発に期待が高まります(^。^)