【再都市化ナレッジデータベース】←新規情報やタレコミはこちらのコメント欄にお願いします!

大阪公立大学森之宮新キャンパス(仮称)森之宮学舎整備事業 建設工事の最新状況 24.04【2025年後期開設予定】


出展:大阪公立大学

大阪公立大学は、大阪都心の新たな拠点となる「森之宮新キャンパス」(仮称)森之宮学舎整備事業を進めています。大阪市立大学、府立大学統合の象徴として、さらに良好な交通アクセスかつ大阪の東西都市軸の東部重要拠点である森之宮にメインキャンパスを新設することで、優秀な学生を獲得し大学の競争力を高める等の狙いがあります。

新キャンパス整備の第1期として建設される新ビルは、鉄骨造、地上13階建て、高さ59.82m。敷地面積:19,317.79㎡、建築面積:10,744.16㎡、延床面積:79,588.93㎡の規模となります。建築主は公立大学法人大阪、設計者は安井建築事務所、施工者は竹中工務店。2022年12月に本体工事に着手し、2024年度中に工事完了、2025年後期に新キャンパスを開設する予定です。

【出展元】
大阪公立大学 (omu.ac.jp)

コンセプトは「知の森」


出展:大阪公立大学

ピロティを支える伸びやかな形状の「樹形柱」、外壁に「コモレビスクリーン」なる縦型ルーバーを配置することで強い日差しを適度に遮り、やわらかな光を建物内部に取り入れます。


出展:大阪公立大学

通常の大学では食堂・体育館・図書館などは、独立した建物であることが一般的ですが、森之宮キャンパスでは一棟に全て集約しており、特に「ライブラリー」は基幹教育エリアの中央に位置し日常動線上に配置することで、これまで以上に学生が日常的に利用するとともに、地域住民や企業との連携、イノベーションを生み出す「場」となります。

森之宮キャンパス開設時の各キャンパスの概要

 


出展:大阪公立大学

・国際基幹教育機構
・文学部
・文学研究科
・医学部リハビリテーション学科
・リハビリテーション学研究科
・生活科学部食栄養学科
・生活科学研究科食栄養学コース
・全学部・学域の基幹教育を森之宮キャンパスにて実施

これまでの経緯と関連プロジェクト

大阪メトロが新駅『大阪公立大学前駅(仮称)』を設置!中央線から森之宮検車場に向かう線路を活用し地上駅を開設【2025年開業】



大阪城東部地区1.5期開発のマーケットサウンディングの結果発表。大学施設、アリーナ、ホテル、商業施設、Vポート等が提案される



「大阪公立大学」森之宮新キャンパス整備計画 地区計画(再開発等促進区)建設工事の最新状況 22.02


計画概要



計画名称:大阪公立大学(仮称)森之宮学舎整備事業
所在地:大阪市城東区森之宮二丁目2番3の一部、他
交通:JR環状線「大阪城公園」駅
階数: 地上13階
高さ:59.82m
構造:鉄骨造
杭・基礎 :—
主用途:大学
総戸数:—
敷地面積:19,317.79㎡
建築面積:10,744.16㎡ ←10,478.03㎡に変更
延床面積:79,588.93㎡ ←79262.96㎡に変更
容積対象面積:77,094.64㎡ ←76600.85㎡に変更
建築主:公立大学法人大阪
設計者: 安井建築事務所
施工者:竹中工務店
着工:2022年11月 ←想定外の埋蔵文化財、地下埋設物、不発弾処理後、12月に工事着手
竣工:2024年12月末 ←2025年2月29日に変更
開設:2025年秋(予定)
総事業費:約420億円

立面図・配置図


建築計画お知らせに掲載されていた立面図です。


同じく配置図です。

2024年4月の様子



現地の様子です。前回の取材が2024年1月だったので、約3ヶ月ぶりの撮影です。鉄骨建方がメチャクチャ進んでおり、早くも計画上の最高地点付近まで成長している様子でした。


メインエントランス付近の様子です。新キャンパスのシンボルとなる、ピロティを支える伸びやかな形状の「樹形柱」が見て取れます。


南西見た様子です。


真正面、西側から見た様子です。


南東側から見た様子です。


最後は北東側から見た様子です。

 

2024年1月の様子


現地の様です。鉄骨建方が進んでおり、建設工事の真っ盛りといった感じでした。


北東側から見た様子です。


南東側から見た様子です。


南西側から見た様子です。読者様にお招きいただき、某所から撮影させてもらいました!



アップで見た様子です。新キャンパスのシンボルとなる、ピロティを支える伸びやかな形状の「樹形柱」が見て取れます。ビルの真ん中は大きな吹き抜けになります。


敷地西側の様子です。写真中央上の部分は、将来の展開用地となっています。



B地区:の様子です。新キャンパスが建設されているA地区との連携を図りながら、業務、商業、宿泊、居住・健康医療機能等を中心に産学連携等の多様な交流を生み出す複合的な機能の導入を図ります。大学機能と民間企業のコラボレーションを行う施設が整備されます。


最後はB地区を東側から見た様子です。

2 COMMENTS

よっさんdsnmb

国の認可が下りるかどうか。
何しろ頭が固い時代遅れの文部科学省で、ましてや大阪には極めて冷淡な官僚が判断するので。

さんたん

せっかく大阪公立大学などいう大学を誕生させたなら、大学に金融学部的なのを開設して金融人材の育成を図れば、国際金融都市を目指すにあたって大いなる武器になりうるのでは?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です