学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)は、大阪市北区茶屋町にあった旧市立梅田東小跡地(4,650㎡)に大学の新キャンパスを建設する再開発計画です。梅田キャンパスは、地上22階、高さ125mの超高層ビルで、大阪工業大が工学デザイン分野の新しい学部を置く他、摂南大など系列の二つの大学のサテライトオフィスが設けられます。
【スペック】
名称:学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)
所在地:大阪市北区茶屋町50番の一部他
階数:地上22階、地下2階
高さ:125.15m
構造:S造、一部SRC造
杭・基礎 :場所打ちコンクリート杭
主用途:学校(大学)
総戸数:—
敷地面積:4,650.41㎡
建築面積:2,416.21㎡
延床面積:33,329.89㎡
建築主:学校法人常翔学園
設計者:服部・石本・安井設計監理共同企業体
施工者:西松建設
着工:2014年03月
竣工:2016年08月
現地の様子です。
3月28日に安全前祈願祭が行われ、建設工事が始まりました!
学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)の北側にある東西道路の各幅工事が本格化しました。道路の幅は5.5mから12mに拡幅され、電柱電設が埋設され美装化されます。
某市の都市計画課で働いている友人曰く、電柱電線の地中化の事を「電地下(でんちか)」と略して呼ぶそうです。「◯◯の前の道は電地下したほうがいいよね〜」といいった感じで使うそうです。電地下が中々進まない原因はやはりコストだそうで、工期、費用が現在の1/3〜1/5ぐらいになれば、日本中で電地下が一気に進んで、欧米並みの都市景観になるのにな〜とボヤいていました。
少し脱線しましたが、本題に戻ります。この東西道路の拡幅工事は新御堂筋まで行われる計画ですが、新御堂筋沿いには2棟のビルがあります。この2棟は立退きになるのでしょうか・・。
最後は、学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)の建設地とヤンマーグループ新本社ビルの境界線付近の様子です。
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完成予想図を見てもなかなかカッコいいビルですから、完成が待ち遠しいです。
そして、このすぐ横の道路の拡幅・そして電線地中化と電柱撤去。これがなされるだけでもここのイメージはだいぶ変わるでしょうね。日本ではこの事業にかかるコストがそんなに高くつくものなんですか… 友人の方も言われるように、この点が改善されるようになれば良いのですけどね。
あと、新御堂筋と合流する手前に建っているビルはどうなるんでしょう? JRの高架線側のビルはまだ新しいと思われますから、もしかしたら現在横長の屋上広告が設置されている低いほうのビルが撤去されるのではないかと、私は想像しています。