『淀屋橋ステーションワン』(仮称)淀屋橋ツインタワー構想・淀屋橋駅東地区都市再生事業 建設工事の最新状況 25.03【2025年竣工予定】



中央日本土地建物、京阪ホールディングスは、みずほ銀行と3社共同で推進している「淀屋橋駅東地区都市再生事業」について、施設名称を「淀屋橋ステーションワン」に決定したと発表しました!

プロジェクトは、中央日本土地建物が所有する「日土地淀屋橋ビル」と京阪ホールディングスが所有する「京阪御堂筋ビル」を共同で建て替え、エリア最高となる高さ約150mのランドマークビルを開発するものです。

施設名称はワークとライフが「ひとつ(ONE)」につながる場所であって欲しいという想いが込められた他、「エリア No.1(ONE)」の高さを誇り、施設に直結する「淀屋橋」駅が京阪電車の基点で、駅ナンバリングが「KH01」であることにも因み「淀屋橋ステーションワン」と命名されました。

淀屋橋ツインタワー東地区の施設名称は『淀屋橋ステーションワン』に決定!「SENQ 淀屋橋」開業、京阪「淀屋橋」駅を一体リニューアル


これまでの経緯

日本土地建物と京阪ホールディングスは、2019年7月23日付けのニュースリリースで、淀屋橋駅東地区都市再生事業の都市計画案が、大阪市の都市計画審議会で都市再生特別地区として可決されたと発表した。淀屋橋地区では最高となる高さ約150mのビルを建設し、新たなランドマーク形成を目指す計画です。

東地区の敷地面積は3,940.82m2。新ビルの規模は地上31階、地下3階建て、高さ149.21m、延床面積は72823.77m2の規模です。想定スケジュールは、2020年に既存建物解体開始、2022年6月に新築建物着工、2025年7月に竣工予定です。

新ビルは、高規格オフィスの導入を中心に淀屋橋駅と直結する地下部分を含めた低層部(地下1階〜2階)に商業施設を誘致。4層吹き抜けの多目的広場(淀屋橋広場)の整備や、淀屋橋駅コンコースの歩行者空間の拡幅・リニューアルを通じて、ターミナルにふさわしい交通拠点機能が整備されます。

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通称:淀屋橋ツインタワー構想とは?



淀屋橋ツインタワー構想は,、御堂筋の北側の玄関と言える淀屋橋駅付近の東西の角地に超高層ツインビルを建設する再開発構想です。計画地は御堂筋と土佐堀通の交差点の東西の角地で、今回完成予想パースが公開されたのは東側敷地(約3940平米)で日本土地建物と京阪電鉄が事業主体となり開発が行われます。西側敷地は約7200平米で、大和ハウス、住友商事、住友生命、関電不動産開発、ミズノ、白洋舎などビルを保有する11者が事業主体となります。

新ビルは東側が高さ150m、西側が135mで延床面積は2棟合計で20万㎡を超える大型開発です。大阪市は御堂筋の玄関口の角地にデザインを調和させた「ゲートウェイ」となるシンボリックなビルを同時開発する事で沿道の価値を高められると判断し容積率を通常1000%の容積率が1600%に緩和されました。

淀屋橋駅東地区の整備ポイント


(1)ターミナル地区における公共空間の確保と高質な基盤整備
・4層吹き抜けの多目的広場(淀屋橋広場)
・淀屋橋駅コンコースの歩行者空間の拡幅・リニューアル
・本施設低層部(地下1階から2階)に商業施設等を誘致し上質な賑わいを形成

(2)安全・安心、環境に配慮した都市拠点の整備
・安全・安心に配慮した持続的な街づくり
・制振構造や自立分散電源を採用し災害時でも業務継続が可能なオフィスビルを整備
・施設内に災害時の帰宅困難者を想定した一時退避場所や防災備蓄倉庫を整備

(3)大街区化による国際水準の中枢業務拠点の整備
・日土地淀屋橋ビルと京阪御堂筋ビルの両敷地を共同化、土地の高度利用を実現し、高規格オフィスを整備
・新ビジネス創造を目的とした交流施設を設ける

(4)新時代の御堂筋の景観形成による都市再生
・御堂筋デザインガイドラインに沿い、御堂筋の玄関口にふさわしい風格あるビルを整備
・淀屋橋地区での新たなランドマークを形成することを目指す
・淀屋橋地区では最高となる建物高さ約150mのビルとなる予定


4層吹き抜けの多目的広場「淀屋橋広場」の様子です。

計画概要


計画名称 (仮称)淀屋橋プロジェクト・淀屋橋駅東地区都市再生事業
所在地 大阪市中央区北浜三丁目地区 土地区画整理事業街区(仮換地)
交通 大阪メトロ淀屋橋駅、京阪本線淀屋橋駅
階数 地上31階・地下3階
高さ 149.21m
構造 S造、一部SRC造
杭・基礎
主用途 事務所、物販店舗、飲食店舗、駐車場
客室数
敷地面積 3940.82㎡
建築面積 2686.83㎡
延床面積 72823.77㎡
容積対象面積
建築主 中央日本土地建物・京阪ホールディングス・竹中工務店
設計者 竹中工務店
施工者 竹中工務店
着工 2022年06月10日(予定)
竣工 2025年07月31日(予定)
備考 日土地淀屋橋ビルと京阪御堂筋ビルの2棟を集約して、高さ約150mの超高層ビル1棟に建て替える再開発計画。大阪市は御堂筋の玄関口の角地にデザインを調和させた「ゲートウェイ」となるシンボリックなビルを同時開発する事で沿道の価値を高められると判断し、容積率が通常1000%の容積率から1600%に緩和した。

 

立面図・配置図


建築計画のお知らせに掲載されていた立面図と配置図です。

 

2025年3月の様子


現地の様子です。前回の取材が2025年1月だったので、約2ヶ月振りの撮影です。


南西側から見た様子です。


基壇部の様子です。足場が取り払われたことで、雰囲気が一変しました。重厚感を醸し出しつつも、明るく洗練された印象があり、非常に良い仕上がりになっています。


御堂筋を挟んで並び立つ、2棟の超高層ビル。


南側から見上げた様子です。


南東側から見た様子です。縦横比が大きくスリムな形状のため、実際の数値以上に高さを感じさせます。


北西側から見た様子です。超高層ビルが整然と並び、適度な密度感も相まって、非常に迫力のある光景が広がっています。まさに、最高にカッコいい眺めです。


北西側から見た様子です。


50m軒線のセットバックした部分のアップです。屋上庭園になるのでしょうか・・。


最後は少し引き気味のアングルで、土佐堀川越しに見た様子です。

2025年1月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年12月だったので、約1ヶ月ぶりの撮影です。



南西側から見た様子です。前回まであったタワークレーンは、完全に姿を消しました。基壇部の足場が取り払われれば、外観は完成ですね。


御堂筋を挟んで並び立つ2棟の超高層ビル。デザインはかなり異なっています。


南東側から見た様子です。東側壁面はセットバックせずに、ストレートに頂部まで壁面が伸びています。


縦横比が大きく、高さが約150mもあるので、かなり高く感じます。

 


北西側から見た様子です。


少し離れて見た様子です。


淀屋橋ツインタワーの並びです。大阪の新しい顔になる風景です。


最後は御堂筋を見通した様子です。御堂筋の新時代を感じさせる光景ですね!

2024年12月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年11月だったので、約1ヶ月ぶりの撮影です。


南西側から見た様子です。高層部の外観は完成状態になり、残るは基壇部のみになりました!


北西側から見た様子です。タワークレーンが解体用の小さなタイプに変わっていました。


北側から見た様子です。超高層ビルが密集した様子は、プチNYといった感じがします。


北東側から見た様子です。


南東側から見た様子です。

 


最後は少し離れて、北西側から見た様子です。

2024年11月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年7月末頃だったので、約10ヶ月振りの撮影です。


南西側から見た様子です。既に計画上の最高地点まで到達しています。



南東側から見た様子です。東面はセットバックしておらず、ストレートな形状となっています。高さが約150mもあるので、流石にメチャクチャ高く感じます。


北東側から見た様子です。容積率を極限まで高めて超高層ビルが林立する様は、まるでニューヨークの様です。


北西側から見た様子です。


淀屋橋ツインタワーの並びです。


撮影ポイントを変えて、少しはなれた場所から見た、『淀屋橋ステーションワン』の様です。

 


頂部付近のアップです。


引き気味で見た、淀屋橋ツインタワーの様子です。


最後はさらに撮影ポイントを変えて、大阪堂島浜タワーの展望施設「WowUs(ワオアス)」から見た現地付近の様子です。

 

2024年7月末頃の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年6月だったので、約1ヶ月ぶりの撮影です。


北西側から見た様子です。メチャクチャ高くなってきました。完成時には、中之島より南側の御堂筋沿道ビルとしては最高となる、高さ約150mとなります。


御堂筋を挟んで対峙する2棟の超高層ビル。


先程の反対側(南側)で見上げた様子です。


南西側から見た様子です。


近くで見上げた様子です。ビルの密度感が凄いです。


南西側から見た様子です。


日本生命淀屋橋ビル(123m)との並びです。


北東側から見た様子です。


少し撮影ポイントを変えて、北東側から見た様子です。


最後は引き気味で見た、淀屋橋ツインタワーの様子です。

2024年6月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年5月だったので、約1ヶ月ぶりの撮影です。

 


南西側から見た様子です。写真右奥に見える日本生命淀屋橋ビル(123m)とほぼ同じ高さまで成長しました!



北西側から見た様子です。御堂筋の新景観ガイドラインに準拠した50m軒線を強調しつつ、思い切った超高層化が行われています。新景観ガイドラインに準拠したビルは増えつつありますが、この計画は、ずば抜けた高さとなっています。


北東側から見たの様子です。鉄骨の成長と共にカーテンウォールの取り付けも進んでいます。


南東側から見たの様子です。御堂筋の反対側、東側壁面はセットバックしていないので、ビルの高さをストレートに感じる事が出来ます。


南側から見上げた様子です。日本生命淀屋橋ビル(123m)と並べて見たときの谷間感が凄いです。

 


最後は少し離れて、中之島側から見た現地の様子です。

2024年5月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年3月だったので、約2ヶ月振りの撮影です。


南西側から見た様子です。メチャクチャ高くなっており驚きました。カーテンウォールの取り付けも進んでおり、猛烈なスピードで成長しています。


西側から見た様子です。南北方向に幅があります。


北西側から見た様子です。かなりスリムなビルである事が分かります。


北側から見た様子です。50m軒線付近で高層部がセットバックしている事が分かります。


少し引き気味で見た、日本生命淀屋橋ビル(123m)との並びです。


北東側から見た様子です。


南東側から見た様子です。


南側から見た様子です。


最後は御堂筋を挟んで建設工事が進む、2棟の様子です。

 

2024年3月の様子


現地の様子です。前回の取材が2024年1月だったので、約2ヶ月振りの撮影です。



北西側から見た様子です。御堂筋の新景観ガイドラインに準拠しており、50m付近の軒線を強調し、高層部がセットバックした形状となっています。

 


西側から見た様子です。2棟のビルを解体し、敷地を集約したので、東西方向のボリューム感がかなりあります。


外装カーテンウォールのアップです。


南西側から見た様子です。


御堂筋を挟んで対峙する2棟の超高層ビル。


南東側から見た様子です。


(仮称)淀屋橋プロジェクト・淀屋橋駅東地区と、先に竣工した日本生命淀屋橋ビル(右)の様子です。


北東側から見た様子です。


最後は少し離れて北西側からみた様子です。

2024年1月の様子


現地の様子です。前回の取材が2023年12月だったので、約1ヶ月ぶりの撮影です。

 


西側から見た様子です。この1ヶ月間で鉄骨建方がさらに進みました。猛烈なスピードで駆体が成長しています。

 


南西側から見た様子です。御堂筋の新景観ガイドラインにある「50m軒線」に間もなく到達しそうです。

 



近くで見上げた様子です。新ビルは、御堂筋の新景観ガイドラインに沿って50m軒線付近で東側にセットバックさせて、超高層部が構築されます。

 


南東側から見た様子です。


北東側から見た様子です。


最後は御堂筋沿いで建設が進む、東西2棟の様子です。

2023年12月の様子


現地の様子です。前回の取材が2023年10月だったので、約2ヶ月振りの撮影です。


北西側から見た様子です。前回と比べるとビルの駆体がかなり大きくなっていました。50m軒線をより上の高層部はこの駆体からセットバックするので、かなりスリムなビルになりそうですね。

 


西側から見た様子です。南北方向に幅が広いビルである事が解ります。


南西側から見た様子です。


南東側から見た様子です。



よく見ると、少しだけですが外外装カーテンウォールの取り付けが始まっていました!予想よりもシックな色味で、グレーっぽい感じがします。ガラスカーテンウォールと合わせるとどんな感じになるのでしょうか?


最後は北東側から見た様子です。

 

2023年10月の様子


現地の様子です。前回の取材が2023年8月だったので約2ヶ月振りの撮影です。


北西側から見た様子です。鉄骨建方が進み、躯体が上に向かって伸び始めました!


西側から見た様子です。ビルの横幅の規模感が掴める様になってきました。


南西側から見た様子です。


近くで見上げた様子です。


南東側から見た様子です。


最後は北東側から見た様子です。

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