PARCO心斎橋の12階にある滝の広場に空山基氏の立体展示「Sexy Robot_infiniti floating」が展示されていました。3層吹き抜けの大空間に展示された高さ7mの“Sexy Robot”は圧巻です!!
空山基氏は、人体と機械の美を追求した作品で、国内外で伝説的な存在となっているアーティストです。その名を世に知らしめた作品「セクシーロボット」シリーズ(1978年-)では、女性の人体美をロボットに取り込んだ表現で、その後のロボットのイメージ形成に大きな影響を与えました。
1999年には、ソニーが開発したエンターテイメントロボット「AIBO」のコンセプトデザイン、2001年には、世界的ロックバンド、エアロスミスの「Just Push Play」(2001)のアルバムカバーを手掛け、近年もキム・ジョーンズと手がけたDior Menとのコラボレーションで大きな話題となりました。
吹き抜け空間を撮影に行きましたが、セクシーロボットのインパクトにやられてしまいました。
一応吹き抜け空間を撮影(笑)。
これから行われるであろう様々な展示を想定して、機能的な天井になっています。
SNSが普及し極端な思想を持ったノイジーマイノリティが大きな声を上げ
表現者が萎縮する時代。
その風潮に確信犯的な手法でクレーマーを小馬鹿にする。
そんなバックボーンを知ると空山基氏の作品がさらに魅力的に見えてきました。
みんな萎縮しているだけだよね。いわゆるクレーマーを怖がっているわけだけど、そのクレーマーなんて全体の0.4%くらいなのよ。でも何か問題が起きた時に、そいつらが寄ってたかってボコボコにするわけじゃん。ボコボコにするやつらなんて愛情も興味もセンスも何もなくて、面白がって取り組んでる人の足を引っ張ることしかしないの。それこそ文化にとっての障壁だよね。
価値観なんて時代が変われば正反対になるものなんだけど、周りの顔色を見てそれを言ってる間は安心していられるわけ。でもそれってすごく恥ずかしいことだし、貧乏臭いんだよね。だけどメディアが萎縮するから、そんな怪物が生まれたんだよ。
出展:セクシーロボットはタブーを冒す夢を見るか? 空山基にインタビュー。
https://casabrutus.com/art/134066
心斎橋PARCOに展示されている「Sexy Robot_infiniti floating」。
小難しい講評や感想は抜きして、コブラが好きなら絶対見に行け!と言いって記事を終わります(笑)
実物はホンマに凄いですよ!
渋谷パルコに展示されていたものを見ました。
子供の頃、旧渋谷パルコオープン時に、山口はるみ氏や空山基氏のイラストが旧心斎橋パルコにも貼り出されていて、懐かしいですね。
渋谷と違ってこちらは店内なので設置が大変だったでしょうね。