高麗橋地区計画は、大阪市中央区高 麗橋一丁目及び今橋一丁目地内で計画されている再開発計画です。このエリアは、歴史的に商業・業務機能と居住機能等が複合した活力ある街並みを形成 し、大阪の商業の中心として発展してきた船場地区の一角にあり、水と光のまちづくりを推進している東横堀川に近接した区域です。
同地区計画ては、業務機能の更新を促進し、ビジネスエリアとしてのまちの活気を維持しながら、居住機能との適正なバランスを考慮した「船場都心居住促進地区地区計画(PDF)」の趣旨を踏まえ、容積適正配分型地区計画の適用により、良好な市街地環境の形成が図られます。
【過去記事】
→高麗橋地区計画 13.04
→高麗橋地区計画 12.06
同地区計画ては、業務機能の更新を促進し、ビジネスエリアとしてのまちの活気を維持しながら、居住機能との適正なバランスを考慮した「船場都心居住促進地区地区計画(PDF)」の趣旨を踏まえ、容積適正配分型地区計画の適用により、良好な市街地環境の形成が図られます。
【過去記事】
→高麗橋地区計画 13.04
→高麗橋地区計画 12.06
【スペック】
名称:日本経済新聞社大阪本社ビル(仮称)
所在地:大阪市中央区高麗橋1丁目1番1
階数: 地上10階、地下1階、塔屋2階
高さ:53.90m
構造:鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
杭・基礎 :
主用途:事務所、駐車場
総戸数:
敷地面積:1,529.93㎡
建築面積:1,253.98㎡
延床面積:10,674.93㎡
建築主:日本経済新聞社
設計者:日建設計
施工者:清水建設
着工:2013年11月
竣工:2015年05月
高麗橋地区地区計画 A地区(約 0.25ha)に対する市の方針は、「まとまった規模の開発を誘導し、土地の高度利用と良好な市街地環境を確保するため、建築物の用途の制限、容積率の最高限度と最低限度、敷地面積の最低限度を定めるとなっています。容積率の集約化が行われるA地区には集合住宅を主体とした超高層ビルが建設される・・・と予想しましたが、結果は地上10階建ての小規模なオフィスビルの建設となりました。
高麗橋地区地区計画 C地区(約 0.20ha)にある日経今橋ビルの 様子です。C地区は業務・商業・居住・宿泊機能等の整備図られます。また、市の資料には「建築物の用途の制限、敷地面積の最低限度を定める」との記載があります。C地区はビジネスホテル+カンファレンス機能+小規模マンションからなる中層ビルが建設されると思われます。
最後は北東側から見た、日本経済新聞社大阪本社ビル(仮称)の様子です。