アスコット社と高島屋は、同社が所有する大阪・難波の高島屋東別館のリノベーション計画において、全体面積の約40%を、サービスレジデンスとする検討を進めてきましたが、2018年1月に賃貸借予約契約を締結し開業することが決定したと発表しました。
高島屋東別館で展開するサービスレジデンスは、アスコット社がグローバルに運営するブランドのひとつである「シタディーン」で、客室数は300室以上を想定。客室のほかにジム、会議室、共同キッチン、キッズルームなどを備え、飲食店等のテナントが入る予定で、2019年冬の開業を目指しています。シタディーンは、レジャー、ビジネス両方の旅行者をターゲットにしたブランドで、自由で機能的、利便性の高い快適な滞在を提供することをコンセプトにしています。
【過去記事】→「シタディーン」が入居する大阪難波の高島屋東別館リニューアル工事の状況 18.08
→大阪・高島屋東別館に新サービスレジデンス「シタディーン」の開業が決定!客室数は300室以上で2019年冬の開業を予定
アスコット社(The Ascott Limited)とは?
アスコット社は、アジア最大規模の不動産会社「キャピタランド社」の完全子会社で、シンガポールに本社を置き、世界展開するサービスレジデンスのオーナー兼オペレーターとして業界をリードしている企業のひとつです。6つのサービスレジデンスのブランド「アスコット」「サマセット」「シタディーン」「クエスト」「ザ クレスト コレクション」「ライフ」を展開し、長期・短期滞在のいずれであっても快適に過ごせる、モダンで洗練された空間を提供しいます。現在、北アメリカおよび南アメリカ、アジアパシフィック、ヨーロッパ、中東、アフリカの主要都市を中心に世界30カ国以上の約130都市で、43,000室以上を運営。さらに、計画・開発段階の約30,000室も含めると、計500物件以上、約73,000室にのぼります。1984年に、アジアにおけるサービスレジデンスの先駆けとなる「アスコット・シンガポール」をオープンし、現在に至るまで30年以上の事業実績を誇ります。
日本では2002年に株式会社アスコットジャパンとして展開を開始。現在は「シタディーン」を東京に2軒と京都に1軒、「サマセット」を東京に計3軒展開のほか、賃貸住宅等の保有・運営を行っております。「アスコット」ブランドは2017年3月に東京・大手町に開業した「アスコット丸の内東京」が日本初となり、7軒目のサービスレジデンスとなりました。
同社が日本で展開している3ブランドのサービスレジデンス
◆アスコット
トップビジネスエグゼクティブをターゲットにした同社の最上級ブランドです。日本では東京(大手町)に「アスコット丸の内東京」として2017年3月30日に開業。
(1泊からの短期、1ヶ月以上の長期共に宿泊可能)
◆シタディーン
レジャー、ビジネス両方の旅行者をターゲットにしたブランドです。自由で機能的、そして利便性の高い快適な滞在をご提供するとしています。日本では、東京(新宿)に2軒、京都(五条)に1軒を展開中です。
(1泊からの短期、1ヶ月以上の長期共に宿泊可能)
◆サマセット
エグゼクティブとその家族、友人をターゲットにしたブランド。スタイリッシュかつ温かい家庭的な雰囲気と、様々なレクリエーション設備やアクティビティが楽しめます。日本では、東京(品川、銀座、麻布)に3軒を展開しています。
(1ヶ月以上の長期のみ宿泊可能)
高島屋東別館のリニューアル工事が始まる!
現地の様子です。前回の撮影が2018年08月だったので約2ヶ月振りの取材です。
建物の裏手(東側)も防護壁で覆われつつ有り、リニューアル工事が本格化していました。
最後は南東側から見た様子です。
この高島屋東別館が、国指定の登録有形文化財に選ばれるようです。
http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/1411175.html
『登録有形文化財(建造物)の登録について』(文化庁)
開業したら、建物外観も内部も結構インスタ映えしそうですよね(*´ω`)
インスタで見ましたが屋上には関西初の屋上プールが残っているとのことでしたので修復してバースペースなど併設するとよさそうです。
また屋上がかなり広いのでメルボルン等にあるシティグランピング等で泊まれるようにすると面白いかも。
ホテルタイプのサービスアパートメントは大阪では最初ですが、キャピタランドの日本法人ではなく、本国親会社と大阪のマンション開発会社が直接資本提携しているので、外国人向けマンション賃貸と、アスコットブランドの提携型サービスアパートメント(マンション民泊?)がかなり以前から、6棟で行われています。ここの近くだと元町3丁目ですね。
先月の台風21号のせいか、10月頭ごろまで北側屋上の配水塔から消防ホースのごとく周囲に水がまかれていましたが、給水管は止めていなかったんですね。
気になるのは、工事期間をいいことに東別館の前で、中韓系に買収されたり提携している地方のバス会社が何時間も駐車しているのを何とかしないといけませんね。先日は4台が占拠していました。
背面にあたる建物東側は、増築を重ねてでこぼこしてましたけどこれも整形されるのでしょうか?
この辺も工事完了後の仕上がりが気になり、また楽しみにしている点です(^。^)
高島屋東別館は高級な建物ですが、街の中では例外的な存在だと思います。周辺は電気街で、カオスな雰囲気がおもろい街です。ここで下手に看板の規制をするとかえって街の魅力が損なわれしまうと考えます。
たしかに…ねえ(^_^;)
手前のチカラメシはどうにかならないんですかね(笑)
派手過ぎて下品・・・