かなり以前から建替えが噂されていた大阪三菱ビルに絡んだ動きがありました。大阪市は2020年1月30日に、大阪都市計画都市再生特別地区の変更案を公示し、大阪三菱ビルがある「堂島浜1丁目地区」約0.5haが追加される事が明らかになりました!建築物の容積率の最高限度は1600%に引き上げられ、高さの最高限度は高層部147m、中層部が81mとなります。 【出展元】 →大阪都市計画案の公衆縦覧及び意見書の受付を実施します
都市再生特別地区の区域説はこんな感じです。同じブロック内にある専門学校などを集約した開発とはなりませんでしたが、高層部の最高限度147mは予想外でした。敷地面積約3500㎡からもう少し低いビルを想像していましたが、良い意味で予想が外れました!
この日が来る事を予想して(笑)、大阪三菱ビルの写真だけ載せた下書き記事を1年近く前に作成していました!
新ビルは同じ御堂筋沿いに建設されたオービック御堂筋ビルと同様に高層部がセットバックした2段形状の超高層ビルになりますが、オービックよりもスリムで高さを感じられる超高層ビルになりそうです。現地の様子です。西隣にある新ダイビルの高さが148.5mですが、建替え後の大阪三菱ビルは、それとほぼ同じ高さになります。
建物説明図を参考にしながら3Dモデル(仮)を作成してみました!
— デベロップ (@osaka_deve) January 30, 2020
あくまでも仮モデルなので大きく形状が変わる可能性があることをご留意願います。
また、左下画像に写っている暗めのトーンのビル2棟は"予想(妄想)モデル"です(笑) pic.twitter.com/7W1JXVsAH3
Googleアースに計画中の高層ビルのモデルを作成してる、デベロップさん@osaka_deve が早速3Dモデルを作成されていました。ビジュアルで見ると理解しやすいですね!
淀屋橋周辺ではツインタワー計画や日本生命淀屋橋ビルの建て替えなど高層オフィスビルの建設計画が相次いでいます。大阪三菱ビルが加わる事で淀屋橋界隈の景観が凄い事になりそうです。
https://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/200317700033.html
『 大阪三菱ビル 竹中で解体着手 』(建通新聞)
UFJを吸収した時にこうなるかもと思い、比較の為旧三和銀行本店本館・別館、旧三菱銀行大阪支店本館・新館(後の日生2号館、現ニッセイ淀屋橋イースト、大阪三菱ビルに移転するまではここに支店がありました。)、大阪東銀ビル、そして大阪三菱ビルの建築図面を収集して来ました。大阪三菱ビルはかつての就活生にとっては圧迫面接、パワハラ、オワハラの魔の8階が記憶に残っているのではないでしょうか。
北側の梅田新道ビルは集約化を三菱が諦め、ザイマックスに売却の後、積和不動産関西が取得したものの関電不動産開発に売却しているので集約化は難しいのでしょうね。この四年半の間にこれだけ持ち主が替わっています。
私も新ダイビルとの間にある堂島パークビルなどを集約化して再開発されることを期待しています。新ダイビルの緑豊かな公開空地が御堂筋まで広がれば素晴らしいです。
北側のスーパーとサンマルクが入っているビルも集約化されて再開発されればいいですね〜
区画西側がてこずりそうですが(笑)