オーストラリア・メルボルンのBeulahによるSouthbank プロジェクトは、オランダを拠点とするUNStudioと地元企業のCox Architectureによって設計されました。その印象的な高さと野心的なねじれ、緑に覆われたデザインのビルは計画許可を得ており、来年メルボルンで建設を開始する予定です。
【出展元】→https://www.unstudio.com/
→https://www.southbankbybeulah.com/
Beulah(別名Green Spine)のSouthbankは2018年に建築コンペティションが行われ、オランダを拠点とするUNStudioと地元企業のCox Architectureが選ばれました。
開発は現在BMWディーラーによって占められているウォーターフロントサイトに位置し、2つの超高層ビルを中心とた大規模開発となります。1つは高さ365 mに達し、オーストラリアで最も高いタワーになり、もう1つは252.2 mの高さです。ペアの背の高い方は、ロンドンの309.7 mのシャードよりも高さが高いですが、ニューヨークのエンパイアステートビルディング(381 m)よりも低いので CTBUHの公式ランキングで50位前後にランク付けされます。
プロジェクトの総床面積は270,000㎡に達します。緑に覆われたバルコニー付きのアパートメント、オフィススペース、公共緑地、屋上庭園、タウンホール、小売スペースなどに分割されます。タワー自体は、魅力的なねじれたデザインによって定義され、ファサードを駆け上がる緑の「背骨」が組み込まれます。
UNStudioとCox Architectureは、地面から両方の塔の上部に上がる緑の棘を持つように超高層ビルを設計しました。これらの背骨には、自然素材で実現された緑と屋外のスペースがあり、他のガラス張りのファサードの塔は、ベースに向かってフレンチバルコニーで区切られ、建物が上がるにつれて、シェーディングフィンに移行します。
ポケットパークは建物全体の中心になり、住宅タワー内の近隣をつなぎ、住民にコミュニティの感覚とリラックスする場所を提供してから、公共のアクセス可能な屋上スカイガーデンへの美しい景観の旅に至ります。「ガーデンシティ」に敬意を表して、象徴的な王立植物園とメルボルンの芸術地区を象徴的に繋いでいます
サウスバンクバイベウラプロジェクトの予算は20億オーストラリアドル(約13億米ドル)で、2026年に完成する予定です。