三菱地所は、タイ・バンコクに拠点を持つ大手ディベロッパーRaimon Land 社(Raimon Land Public Company Limited、以下 RML 社)と共同して、大規模複合オフィスビル開発計画「One City Centre」 プロジェクトに参画すると発表しました。このプロジェクトは、三菱地所グループとして初となるタイ国内でのオフィス開 発計画で、2019 年 2 月に着工、竣工は 2022 年末を予定しています。
「One City Centre」プロジェクトの特徴
① 三菱地所グループ初となる、タイ・バンコクでのオフィス開発プロジェクト
③ オフィス棟・商業棟(リテールポーディアム)併せて賃貸面積約 61,000 ㎡、61 階建ての大規模プ ロジェクト
【出展元】
→三菱地所グループ初となる、タイ・バンコクでのオフィス開発プロジェクト 「One City Centre」プロジェクトに参画
プロジェクトはオフィス棟と商業棟(リテールポーディアム)の 2 棟で構成。外壁デザインは、自然界で見つかる幾何学からヒントを得て、螺旋形が地面から空に 向かって広がっていくイメージを具現化しています。機能的には、日射の熱負荷軽減と自然光に よる建物内への配光のバランスを最適化する事に重点を置いて、日光による熱負荷を 軽減しつつ、バンコクのスカイラインを一望できる眺望を確保しました。
オフィス棟は61 階建てで、低層部 4 層のクリニック(医療関係施設等が入居予定)ゾ ーンに加え、屋上などの上層部にはレストランやバーが配置されます。 バンコクマーケットのボリュームゾーンである小規模テナント(100~300 ㎡)に対応 すべく、小割可能なフロアプランとなっています。商業棟(リテールポディアム)はBTS「プルンチット駅」からはスカイデッキで接続予定で屋上を緑化し、公園のような憩いの空間が創出されます。
頂部付近の様子です。
「One City Centre」 プロジェクトの敷地面積は約 9,700 ㎡、延床面積 約 110,000 ㎡、賃貸面積約 61,000 ㎡、基準階有効面積は約 1,300 ㎡ 、総事業費は約 8,800 百万タイバーツ(約 308 億円)です。