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ヴォクソール・クロスアイランドタワーの計画を承認、Zaha Hadidが設計した高層ビルのペアがロンドンに登場


イギリス・ロンドンで構想されているZaha Hadid Architectsによる2つの人目を引く超高層ビルは地方議会によって計画許可を与えられています。ヴォクソールクロスアイランドタワー(Vauxhall Cross Island)には、オフィス、ホテル、住宅スペースが含まれます。ヴォクソールクロスアイランドタワーは 、英国のザハハディッドアーキテクツが民間のクライアントのために実施した最初の主要プロジェクトになります。

ハディド自身が設計に携わったVauxhall Cross Islandプロジェクトは、長年のクリエイティブパートナーであり、現在のZaha Hadid ArchitectsのトップであるPatrik Schumacherと同様に設計されています。

【出展元】
https://www.zaha-hadid.com/architecture/vauxhall-cross-island/

 

 

低層部で接続された53階と42階建てのタワーは、会社の582-606コリンズストリート1000博物館を少し連想させる興味深いグリッドのようなファサードによって構成されています。現時点でフロア構成の詳細は不明確ですが、利用可能な床面積の大部分はオフィススペースに割り当てられます。さらに、新しい500室以上のホテルと約260ユニットの住宅があり、そのうちのいくつかは手頃な価格のソーシャルハウジングになります。さらに、ストリートレベルには小売店やダイニングエリアがあります。

 

 

 

 

このプロジェクトは数年前に発表されたもので、両方のタワーが建物が150 m(492フィート)を超えてはならないという現地の計画法に違反しているため、先に進む可能性は低いと思われました。さらに、地元の運動家は、バスステーションを別のバスステーションに置き換える計画にもかかわらず、1日あたり最大70,000人の通勤者を混乱させる可能性があると主張しました。

 

 



ザハ・ハディッドの提案に対する評価は割れました。計画担当者は、より高い185メートルのタワーは、この地域の150メートルの制限を超えることになると指摘しましたが、土地のスワップや手頃な価格の住宅への開発者の貢献などの利点が「開発を正当化する」という根拠に基づいて、この計画を支持しました。高層タワーによる日照権に関する問題も許容範囲内と見なされました。ランベス評議会の計画委員会は、「街のコンテキストに適切に対応した非常に高いデザイン性」と称賛し、開発を承認しました。

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