イオンモールは20201月31日に、ショッピングモールとオフィスを融合した全く新しい複合型商業施設「(仮称)イオンモール則武新町」の建設工事に着手しました。計画地は名古屋市西区則武新町三丁目、JR名古屋駅の北東約1kmに位置する建設地はノリタケカンパニーリミテドの洋食器工場の跡地で、「ノリタケカンパニーリミテド、三菱商事、イオンモール、三菱地所レジデンス」の4社が共同で(仮称)ノリタケの森プロジェクトの開発を行います。
イオンは2021年7月に施設名称を「イオンモール名古屋ノリタケガーデン(Nagoya Noritake Garden)」に決定したと発表しました。施設規模は地上6階建て、敷地面積約5.7万㎡、延べ床面積約14万㎡、立体駐車場は地上7階建て、約2100台。2021年秋に開店を予定しています。
【出展元】
→(仮称)ノリタケの森プロジェクト 物件情報
→オフィス複合型商業施設 「(仮称)ノリタケの森プロジェクト」建設着工について
→民間都市再生事業計画((仮称)ノリタケの森プロジェクト 新築工事)を認定
→「(仮称)ノリタケの森プロジェクト」 商業施設の正式名称および新たな取り組みについて
計画名称 | (仮称)イオンモール則武新町 |
所在地 | 愛知県名古屋市西区則武新町三丁目102番1 |
交通 | |
階数 | 地上6階(立体駐車場:7階) |
高さ | 29.25m |
構造 | 鉄骨造 |
杭・基礎 | |
主用途 | 物品販売店舗、事務所 |
駐車場 | 約2,100台 |
敷地面積 | 56,993.99㎡ |
建築面積 | 30,119.40㎡ |
延床面積 | 139,657.22㎡ ※商業施設約37,000㎡、オフィス約22,000㎡ |
容積対象面積 | 110,648.05㎡ |
建築主 | イオンモール |
設計者 | 大成建設 |
施工者 | 大成建設 |
着工 | 2020年02月 |
竣工 | 2021年10月末(予定) |
入居 | 2021年秋(予定) |
備考 | JR名古屋駅の北東約1kmに位置する建設地はノリタケカンパニーリミテドの 洋食器工場の跡地に対する再開発(仮称)ノリタケの森プロジェクト の中核施設。イオンモールの上層階に賃貸オフィスを設置。 ワンフロア賃貸面積が約7000平方メートルを越える1フロアとしては 「日本最大級」。イオンモールはこの施設を「商業施設とオフィスを 融合する新しい事業フォーマット」と位置づけている。 |
所在地:愛知県名古屋市西区則武新町三丁目102番1
(企業博物館+公園)+イオン・オフィス・マンション
現地に掲示されていた完成予想パースです。広大な公園とイオンモールの組み合わせが斬新です。駐車場は公園の反対側に立体駐車場が設けられ、イオンの真正面は「ノリタケの森」となります。
年間31万人が来場するミュージアム型複合施設の「ノリタケの森」に隣接することから、郊外型モールとは一線を画し観光客向けの飲食スペースが設けられます。
(仮称)イオンモール則武新町のフロア構成です。1階はスーパーマーケットや郵便局、託児所、レストラン、2階はコンビニエンスストア、書店、カフェ、3階は医療施設、教室、フィットネス、フードコート、4~6階はオフィスフロアで、1階にオフィスのエントランスを設ける計画です。ワーカー向けに「森の見えるラウンジ」を併設するほか、アプリを使ったランチ予約やロッカーサービス機能が計画されています
イオン・ミーツ・オフィス!
モールの上層階には、ワンフロア賃貸面積が約7000平方メートルを越える1フロアとしては「日本最大級」の賃貸オフィスが設けられます。企業の拠点集約ニーズに柔軟に対応でき、拠点集約後もワンフロアでの活発なコミュニケーションが図れる執務空間を実現します。
イオンモールは、この施設を「商業施設とオフィスを融合する新しい事業フォーマット」位置づけています。都市型モールとしての文化性・利便性に加え、ビジネス拠点集約も取り込み、新たなランドマークとして名古屋の魅力度向上に寄与できる複合型施設を目指します。非常に実験的な取り込みですが、都市型モールとオフィスフロアの融合は今後のイオンモールの新しい成長エンジンに育つ可能性があります。
BIZrium(ビズリウム)イオンモールのオフィスブランド1号店「BIZrium名古屋」がノリタケの森プロジェクト内に開業!
イオンモールがオフィス市場のゲームチェンジャーに!?
イオンモールは有望な土地に圧倒的な規模の施設を建設する資本力、地域特性に合わせて的確なテナントを展開するマーケティング力、それらが生み出す膨大な集客力で中心部の繁華街に打撃を与えてきました。今後は商業テナントに加え、既存のオフィスマーケットが打撃を受けるかもしれません。
北陸の「首都」金沢都心部の様子
地方都市の営業活動はクルマが必須です。近年ではオフィスにも駐車場が求められており、旧来のオフィス街から駐車場付きの新街区のオフィスへの移転が見られます。また、オフィスビルは利便性、機能性に加え「ステータス性」が重要になります。イオンが展開する新しいオフィス融合型SCのイメージUPがポイントの1つになります。イオンモールは広大な駐車場を有しています。さらにオフィスのテナントに立体駐車場をアサインすれば天候に左右されずに商品やデモ機、販促品の積み込みが可能になります。もちろんモールの立地が郊外過ぎない事が求められますが、そこそこの立地で地方都市のオフィステナントが求める機能を高い利便性をもって提供出来れば、多くのテナントが集まる可能性があります。
イオンのモール併設型オフィスが世の中に認知され軌道に乗り始めると、地方都市の中心部にある既存オフィス街が打撃を受ける事が予想されます。(仮称)イオンモール則武新町で確立されたフォーマットが全国で展開されると、イオンモールが地方都市のオフィス市場を根底から覆すゲームチェンジャーになる可能性があります。新たな市場の破壊者は既存デベロッパーではなく、まさかのイオンなのかもしれませんね。
自然と自然になれる場所~特色のある専門店~
「Healthy Kitchen Supported by ABC Cooking Studio」
「食と健康」をテーマにしたABC Cooking Studioグループの新業態「Healthy Kitchen」による食事改善プログラムを通じて、健康の改善を図ります。また、クッキングクラスなど様々な食のコンテンツを通じて、健康的な生活習慣をご提案します。「コニカミノルタプラネタリウム満天NAGOYA」
日本初のLEDドームとなるプラネタリウム。「Wellness=感動と癒しが広がる空間をテーマ」に、コニカミノルタプラネタリウムが出店し、新たな映像エンターテインメントをご提案。日本初のLEDドームとなるプラネタリウムでは、高輝度・高色域により、今までにない臨場感と美しい星空を体験することができます。
「TRANSLATION/NAG YOGA STUDIO&FITNESS」
モノとコトの垣根を無くし「快適なスポーツライフスタイルと心と身体の健康」をコンセプトにした新業態。遠赤外線効果で身体の芯まで温め発汗を促す天然溶岩石にこだわったホットヨガスタジオと、「森」を一望できるフィットネススペース。会員だけの「癒し」と「なりたい自分」に近づける空間を提供します。
「TSUTAYA BOOKSTORE」
地域のお客さまに、毎日の生活が豊かになるライフスタイルをご提案します。“日本で一番、子どもと行きたい 子どもが行きたい書店”をコンセプトに、本や雑貨、知育玩具などを通じて、お子さまが主体的に遊び、選び、学びながら、親子の心地よいコミュニケーションが生まれる場所を目指します。地域のお客さまに、毎日の生活が豊かになるライフスタイルをご提案します。「DULTON」
輸入インテリア雑貨 イオンモール初出店。「日々の生活に少しの+αを」1988年創業のインテリア雑貨メーカー、ダルトンがイオンモール初出店。
約950㎡のフロアいっぱいに、家具からキッチン小物まで生活を豊かにする+αをご提案。「もっと気軽に」を形にしたDULTON DAY STACKで、ダルトン独自の「道具を愉しむ、もうひとつの豊かさ」の世界を存分に味わうことができます。※写真はDULTON八尾店
「Basis Point」
3階フードフォレストエリア内に初出店。15分単位で気軽に使えるコワーキングスペース「Basis Point」が東海初出店。森に囲まれた創造性を刺激する空間で、自由にはたらき人とつながる豊かな人生を応援します。また、オフィスエリアの貸会議室の予約受付の他、コミュニティマネージャーがお客さま同士の紹介、イベント開催等、日々新たな“つながり”を提案します。2021年8月の様子
現地の様子です。前回の撮影が2020年7月だったので、約1年1ヶ月振りの取材です。
ミッドランドスクエアから見た現地の様子です。建物外観は既に完成状態になっています。オフィスフロアを併設しているので普通のイオンモールとはかなり異なった印象ですね。
撮影ポイントを一気に変えて真正面から見た様子です。
上層階に賃貸オフィスがあるのでAEONのロゴマークが無いと、イマドキの自治体の建物の様な感じに見えます。
角度を変えて見た様子です。オフィスフロアが無い所は普通のイオンモールと同じ感じです。
立体駐車場棟の様子です。黒色の外観が厳つい(笑)駐車台数約2100台を誇る超巨大な建物です。
完成が近づいてきたイオンモール名古屋ノリタケガーデン。名古屋駅徒歩圏の立地の大型SCに巨大賃貸オフィス「BIZrium名古屋」を内包する、日本国内の流通業のガリバー『イオン』がオフィス市場に殴り込みを掛ける、個人的に非常に注目しているプロジェクトが間もなく完成します。
2020年7月の様子
現地の様子です。名古屋駅から徒歩15分強の立地で少し歩きますが徒歩圏内と言えます。
南東側から見た様子です。相当な広さの敷地で驚きました。
分譲マンション、ザ・パークハウス 名古屋の様子です。躯体が地上に姿を現しつつあります。
計画地と名古屋駅方面の位置関係はこんな同じです。ルーセントタワーまで10分といった所でしょうか。
[…] こちらより引用 […]
東京や京阪神のような公共交通機関が発達した大都市部ではなかった発想ですね。
クルマ社会の地方の都市では、これから先こういった形態のオフィスが広がって行くんではないでしょうか。イオンは先駆的ですね。
『1フロアとしては「日本最大級」の賃貸オフィス』、『拠点集約後もワンフロアでの活発なコミュニケーションが図れる執務空間』ってコロナ前だったら魅力的だったんですけどね。今後はテレワークが進んでオフィス減らしていく流れだから厳しいかもしれないですね。富士通もオフィス面積半減させるらしいですし。今からモールの方針変更もありえるのですかね。
東京、名古屋、大阪の街並み見ていると、東京はさすがに国際都市として道路拡張、高層ビルも敷地に余裕があり、スケール感があります。
名古屋は駅前だけですが、道も広く200mクラスのビルが建っておりまた、周辺もまだまだ再開発の土地に余裕があり今後の期待感があります。
大阪は。。OBPやグランフロントがありますが、都心部はどちらかと言えば香港っぽい。狭い土地にペンシルビル。
以前、話に上がった伊丹空港の跡地の副首都化。
それくらいのインパクトのある街並みが欲しいですねぇ。
京橋イオンの跡地にもこのコンセプトのオフィス併設型イオンが検討されているという報道がありましたね。
京橋駅の目の前という立地を考えると、ノリタケの森プロジェクトのオフィス面積22,000㎡を大きく上回る規模であってほしいと思っています。