【竣工】グランドメゾン御園座タワーの状況 18.09

グランドメゾン御園座タワーは、名古屋市中区栄1丁目にある御園座会館を、地上40階、高さ約160ｍの超高層ビルに建て替える再開発計画です。新しく建設されたビルはタワーマンションを主体とした複合ビルで、1階が店舗、２～４階が劇場、５～41階が分譲マンションとなっています。計画地のある名古屋の中心市街地の伏見地区は、「御園座」の他にも多数の文化施設が立地する 名古屋の演劇芸能・文化の拠点です。「御園座」は1896年（明治29年）の開業以来、「芸 どころ名古屋」を象徴する劇場として親しまれてきました。 （仮称）栄一丁目御園座共同ビル計画は、建築家・東京大 学教授の隈 研吾氏が監修し、名古屋の歴史と文化を継承しな がら、新たな機能を備えた「御園座」と商業施設、分譲マンション 「グランドメゾン」との複合開発となりました。

【出典元】
→名古屋市HP＞（仮称）栄一丁目御園座共同ビル計画」建設事業に係る環境影響評価準備書
→（仮称）栄一丁目御園座共同ビル計画」着工 – 積水ハウス（PDF）

【スペック】
名称：グランドメゾン御園座タワー
所在地：愛知県名古屋市中区栄一丁目602番3他8筆、608番、609番 
階数：地上40階、塔屋2階、地下1階
高さ：約160m　※軒高約150ｍ
構造：RC造、一部S造
杭・基礎 ：場所打ちコンクリート杭
主用途：共同住宅、劇場、店舗、駐車場
総戸数：304戸
敷地面積：4,831.90㎡
建築面積：3,649㎡
延床面積：56,499㎡
建築主：積水ハウス
設計者：鹿島建設
施工者：鹿島建設
着工：2015年03月予定
竣工：2017年秋予定

低層部に入居する御園座（みそのざ）の様子です。御園座は名古屋市中区にある老舗劇場で、創業122年を迎えた2018年4月1日に新装開場しました。

南東側から見た様子です。

近くで見た様子です。

御園座の外装は伝統的な「なまこ壁」の意匠を継承しています。

取材時は公演が終わったタイミングだったようで多くのお客さんが場内から出てきていました。

近くで見上げた様子です。高層部のタワーマンション「グランドメゾン御園座タワー」は全戸が完売しています。名古屋都心部では『資産価値NO.1のタワーマンション』との評価を得ており、広告を打たずに抽選で全戸を販売したそうです。

グランドメゾン御園座タワーの周辺の小道は電柱電線類の地中化が完成しているので、どこから見ても絵になります。

御園座の裏手の様子です。

撮影ポイントを変えて、ミッドランドスクエアから見た頂部の様子です。ヘリポートが見えています。

最後は引き気味で見た、グランドメゾン御園座タワー全体の様子です。