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「THREE(スリー)」青森市新町の中三青森店跡地再開発事業の名称が決定!タカラレーベンが参画し2023年春開業



タカラレーベンのグループ会社である株式会社タカラレーベン東北は、2020年9月24日付のニュースリリースで、青森市新町にあった、旧:中三百貨店青森本店跡地の再開発、青森市新町一丁目地区(中三百貨店青森本店跡地)優良建築物等整備事業「THREE」へ参画したと発表しました。

「THREE」は、「衣・医」「食」「住」の3つが融合する、地上14階建ての再開発ビルで、1~4階に商業施設を擁し、5階以上は全86邸の住戸からなるタワーレジデンスとなります。同社は、その住宅保留床を取得し、住宅分譲事業を担うことで、住宅を通じて青森市の中心市街地活性化に貢献する、としています。

【出展元】
青森市新町一丁目地区優良建築物等整備事業「THREE」参画のお知らせ

 

 

 


出展:https://www.facebook.com/aomorinakasan/

青森市新町一丁目地区(中三百貨店青森本店跡地)優良建築物等整備事業「THREE」は、1974年に開業し老朽化により耐震対策が必要と判断された中三青森本店の跡地の再開発で、旧店舗と隣接する立体駐車場を解体し、立体駐車場周辺一帯も含む区域約500㎡に、RC造およびS造14階建て、延べ16884.98㎡の本館(商業・集合住宅棟)「THREE」と、S造5階建て、延べ7397.87㎡7の自走式立体駐車場・店舗棟「アネックス棟」を建設するものです。

 

 

 

 


新ビルの1~4階には、中三百貨店をはじめとする商業施設が入居し、5階以上は戸数は86戸の集合住宅棟で構成。隣接する224台収容できる自走式駐車場は、1階部分に商業スペースを設けられます。また、雪国でも快適に利用できるように本館3階と駐車場4階に連絡通路を設置し、歩行者空間の環境改善、来街者の回遊性を高める計画です。

実施設計は菅野宏史建築設計事務所・工藤真人建築設計事務所JVが担当。事業開発はMiK、マンション事業はタカラレーベン東北、総事業費は約90億円を予定しています。今後は、施工者選定後、2020年11月に着工し、22年12月の竣工、23年3月までに内装・環境工事を行い、同年春頃のグランドオープンを目指します。

 

 


出展:青森市

青森市は、人口の減少を見据えて、徒歩で移動できる都市の中心部に住宅や商業施設、行政機関などを集積させる「コンパクトシティ」構想の一つとして、複合商業施設「Festival City AUGA(フェスティバルシティ・アウガ)を建設しました。

完成当初は市の郊外から移転した図書館に年間600万人が来館し、10代から20代向けのテナントが多数入店、さらに地下には昔ながらの魚介や野菜を扱う市場が入るなど、中心市街地活性化の成功事例として全国的に注目を集めました。しかし開業初年から売上が計画を大幅に下回り、開業初年度から約25000万円の赤字を出すなど、赤字経営が続き経営破綻に追い込まれてしまいました。

青森市はいつの間にかコンパクトシティの失敗例として有名になってしまいましたが、今回の「THREE(スリー)」は堅実な計画なので、是非とも汚名返上を成し遂げて欲しいところです。

 

「THREE」建築・施設概要(予定)



施設名称:THREE(スリー)
所在地:青森県青森市新町一丁目7番地1
主要用途:店舗、集合住宅、駐車場
事業主:新町街づくり株式会社
事業開発:MiK株式会社
マンション事業:株式会社タカラレーベン東北
設計:株式会社管野宏史建築設計事務所・工藤真人建築設計事務所 設計共同体

スケジュール(2020年9月現在)

~2020年9月:解体工事終了
2020年11月~:建築工事
~2022年12月:竣工
~2023年3月:内装・環境工事
2023年春:グランドオープン

 

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