愛知県常滑市の中部国際空港(セントレア)で2025年2月22日、2本目の滑走路の着工記念式典が開催されました。開港20周年を迎えたセントレアは、現在1本のみの滑走路を補完し、将来的には3本目の建設も視野に入れた拡張計画を進めています。
【出典元】
→中部国際空港代替滑走路プロジェクト
→完成すれば24時間運用も可能に…中部国際空港で新たな滑走路の着工式典 2028年3月末の供用開始予定¥
→2023~2025年度 セントレアグループ中期経営戦略
2本目の滑走路建設で発着能力向上へ
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セントレアの現在の滑走路は老朽化が進んでおり、大規模な補修工事が必要となります。そのため、代替滑走路として既存滑走路の東側にある誘導路を改修し、全長3,290m、幅45mの新滑走路を整備します。この滑走路は2025年度に着工し、2028年3月末の供用開始を目指します。まずは補修時の代替滑走路として使用され、補修完了後は2本体制となり、空港の発着能力を約1.2倍に向上させる見込みです。これにより、国際貨物便やLCCの増便も可能となります。
また、セントレアは24時間運用が可能な空港ですが、現在は滑走路が1本しかないため、深夜や早朝の時間帯にメンテナンスを実施しています。2本目の滑走路が完成すれば、メンテナンス時でも運用が継続できるようになり、真の意味での24時間運用が実現します。
3本目の滑走路構想も視野に
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さらに、長期計画として、空港島の西側を埋め立て、3本目の滑走路を建設する構想も進められています。この3本目は全長3,500m、幅45mの規模で整備され、最終的には現在の滑走路を廃止し、新たな2本の滑走路で運用する予定です。この段階では発着能力を現在の約1.5倍に拡大する計画となっています。
中部国際空港の滑走路整備計画の完成形は、2本の滑走路を「セミオープンパラレル」配置にする事です。セミオープンパラレルは2本の滑走路中心線間隔が760m以上、1,310m未満の滑走路レイアウトで、2本の滑走路を使用して同時に到着させることは出来ませんが(同時出発は可能)、2本の滑走路のうち、1本を到着用、本を出発用として独立運用することが可能となります。課題となる建設コストの上昇
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一方で、2本目の滑走路の建設費は当初の145億円から226億円へと約1.5倍に増加しました。資材や人件費の高騰に加え、2024年1月に羽田空港で発生した航空機衝突事故を受け、安全対策の強化が必要となったためです。開港時にトヨタ方式のコスト管理を取り入れ、建設費を大幅に削減した実績がありますが、今回の滑走路建設においても、地元企業と連携しながらコスト管理を徹底し、効率的な建設・運営が求められます。
年間旅客数 2,000万人を目指す
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セントレアは、かつてヨーロッパや北米への直行便を運航していたが、近年は路線の縮小が続いていました。滑走路の増設により、国際線の復活や新規路線の開設が期待されます。空港会社は中期経営戦略で、2030年頃に年間2,000万人の利用者数を目標に掲げています。新たな滑走路建設は、単なる設備更新にとどまらず、中部地方の航空ネットワーク強化や経済活性化にも大きな影響を与えます。将来的な3本目の滑走路建設も含め、今後の動向が注目されます。
各種コストのアップにより万博の運営費が膨らむのが猛バッシングされるのに、中空の滑走路増設の建設コストアップが同じように叩かれないのは、なぁぜなぁぜ?(ちょっと古い^^;)
万博の木造リング、国内産木材だけにしたかったけど、現連立政権の長年に渡る失政で、もはや国内だけで一度に大量の木材を提供出来ない程に林業が衰え、多くを外国産木材に頼らざるを得ないのに、外国産木材多用だけを叩くのはなぁぜなぁぜ?(やっぱりちょっと古い^^;)
それでもコストを掛ければ国内からある程度まとまった木材を調達出来るけど、コストを掛けると批判する輩が、コストを掛けないから外国産木材を調達せざるを得ない事をガン無視するのはなぁぜなぁぜ?(で、最初に戻ると)