高麗橋地区計画は、大阪市中央区高 麗橋一丁目及び今橋一丁目地内で計画されている再開発計画です。このエリアは、歴史的に商業・業務機能と居住機能等が複合した活力ある街並みを形成 し、大阪の商業の中心として発展してきた船場地区の一角にあり、水と光のまちづくりを推進している東横堀川に近接した区域です。
同地区計画ては、業務機能の更新を促進し、ビジネスエリアとしてのまちの活気を維持しながら、居住機能との適正なバランスを考慮した「船場都心居住促進地区地区計画(PDF)」の趣旨を踏まえ、容積適正配分型地区計画の適用により、良好な市街地環境の形成が図られます。
【過去記事】
→高麗橋地区計画 12.06

高麗橋地区地区計画 A地区(約 0.25ha)にある日経高麗橋ビルの様子です。パークタワー北浜の取材の帰りに寄ってみると、テナントの退去が完了しており、解体工事が始まっていました!現地に掲示されていた、労災保険関係成立票によると、事業期間は平成24年2月1日〜平成25年8月31日となっていました。

高麗橋地区地区計画 A地区(約 0.25ha)に対する市の方針は、「まとまった規模の開発を誘導し、土地の高度利用と良好な市街地環境を確保するため、建築物の用途の制限、容積率の最高限度と最低限度、敷地面積の最低限度を定めるとなっています。積率の集約化が行われるA地区には集合住宅を主体とした超高層ビルが建設されると思われます。

高麗橋地区地区計画 C地区(約 0.20ha)にある日経今橋ビルの 様子です。C地区は業務・商業・居住・宿泊機能等の整備図られます。また、市の資料には「建築物の用途の制限、敷地面積の最低限度を定める」との記載があります。C地区はビジネスホテル+カンファレンス機能+小規模マンションからなる中層ビルが建設されると思われます。

たた、日経今橋ビルはまだ稼働しており、解体工事が始まる感じではありませんでした。

先に解体工事が始まった日経高麗橋ビル。高麗橋地区計画は2期に分けて玉突き方式で開発が行われるのでしょうか?近いうちに開発計画の詳細が発表されるかもしれませんね。

