近鉄は2015年8月19日付のニュースリリースで、近年増加の著しい訪日外国人のお客様に対して、当社線をわかりやすくご利用いただくための施策の一環として、駅ナンバリン グを全線で実施するとともに、あわせて主要駅の案内サインや行先表示装置、駅・車内放送における多言 語対応の拡充を順次実施します、と発表しました!
【出典元】
→駅ナンバリングを全線で実施します ~あわせて案内サインや放送での多言語対応を拡充します~
1.駅ナンバリングの全線実施
(1)実施駅 全駅(詳細は別表のとおり) ※けいはんな線(長田-学研奈良登美ヶ丘間 8駅)については、平成18年3月の 生駒-学研奈良登美ヶ丘間延伸開業時に実施済
(2)実施内容 路線記号(アルファベット 1 桁)+駅番号(数字 2 ケタ)による駅ナンバリングを、各路線に設定 する路線カラーを用いて、各駅のホーム駅名看板や停車駅案内等の案内サイン等に順次表記し ます。
(3)実施時期 平成27年8月20日(木)より順次掲出 (8月20日から掲出する駅……近鉄奈良駅、京都駅)
2.主要駅における英語での自動放送の実施
(1)実施駅 大阪難波駅、近鉄日本橋駅、大阪上本町駅、鶴橋駅、大和西大寺駅、近鉄奈良駅、京都駅、 近鉄丹波橋駅、大阪阿部野橋駅、近鉄名古屋駅(10駅)
(2)実施内容 日本語に引き続き、英語でのりば、列車種別、行先などの案内を自動放送で実施します。
(3)実施時期 近鉄奈良駅……平成27年9月16日(水)より実施予定 京都駅 ……平成27年9月18日(金)より実施予定 上記以外 ……平成28年3月頃実施予定
3.列車内における多言語での案内放送の実施
(1)実施列車 全特急列車および奈良、京都、橿原、天理線の当社車両で運行する一般列車
(2)実施内容 車掌の案内放送を、携帯型放送装置を使って自動化するとともに、日本語に引き続き英語(必要 に応じて中国語・韓国語)で、列車種別、行先、次駅案内、観光案内などの放送を行います。
(3)実施時期 平成27年12月以降、順次実施予定
4.主要駅の列車行先表示装置における英語表記の拡充
(1)実施駅 大阪難波駅、近鉄日本橋駅、大阪上本町駅、鶴橋駅、大和西大寺駅、近鉄奈良駅、京都駅、 近鉄丹波橋駅、西ノ京駅、大和八木駅、大阪阿部野橋駅、近鉄名古屋駅、伊勢市駅、 宇治山田駅、鳥羽駅(15駅)
(2)実施内容 液晶式の列車行先表示装置において、列車種別・行先・停車駅等を英語で表示した画面を新たに 作成し、日本語画面と英語画面を一定時間交互に反転して表示します。 あわせて行先駅名の右下に、その駅のナンバリングも表示します。
(3)実施時期 平成28年3月頃実施予定 ※このほか、主要駅の案内サインにおける4ヶ国語表記(日本語・英語・中国語(簡体字)・韓国語)の拡充 も順次実施します。
1.表示方法
(1)路線記号(アルファベット1桁)+駅番号(数字2ケタ)をつけています。
(2)駅番号は各路線の起点となる駅(ターミナル駅等)から順に大きくなるように番号をつけております。
(3)路線が分岐・交差する駅では、各路線ごとにナンバリングを行っております。
※けいはんな線(平成18年3月に設定済)については従来どおりです。
難波・奈良線(A)
京都・橿原線(B)
けいはんな線(C)
大阪線(D)―信貴線(J)
名古屋線(E)―湯の山線(K)―鈴鹿線(L)
南大阪・吉野線(F)―道明寺線(N)―長野線(O)―御所線(P)
山田・鳥羽・志摩線(M)
生駒鋼索線(Y)
西信貴鋼索線(Z)
訪日外国人観光客の爆発的な増加に伴い、奈良・京都・大阪をネットワークで結ぶ近鉄の外国人利用客も増加しており、それらに対応するために、今回の駅ナンバリングの導入が行われる事になりました。近鉄が積極的に導入を進めている液晶モニタ式の発車標は表示出来る情報量が格段に多く、多彩な表現も可能なので、運用ソフト次第では、さらに解りやすい表示も実現出来そうです。また、実施列車 全特急列車および奈良、京都、橿原、天理線の当社車両で運行する一般列車で「携帯型放送装置を使って自動化する」とありますが、どんな仕組みなんでしょうかね?
近鉄はここ10年間ほど、大規模プロジェクトが目白押しでしたが(阪神なんば線への乗入れ、けいはんな線の建設、あべのハルカスへの投資など)大規模投資が一段落してきたので、特急車だけでなく、一般車両や駅施設への投資もそろそろ行って欲しい所ですが、どうなるんでしょうか。。
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