京阪ホールディングスは2023年3月30日に「京阪グループ 長期経営戦略・ 中期経営計画 「BIOSTYLE～深化と挑戦～」を策定、発表し、特別な乗車体験の提供として、プレミアムカーの増備を実施する事が明らかになりました！また、詳細は不明ですが、沿線エリアへの誘客強化に向けて、観光列車の導入を検討する方針です。
同日の京都新聞Web版によると、指定座席車両「プレミアムカー」は2025年秋をめどに一部列車で連結数を現在の１両から２両に増やす計画との事です。増備されるのは、紺と白を基調とした3000系車両で、8両のうち2両がプレミアムカーとなります。【出展元】
→京阪グループ 長期経営戦略・ 中期経営計画 「BIOSTYLE～深化と挑戦～」
→京都新聞＞京阪特急「プレミアムカー」1両→2両に拡大へ、利用好調 2025年秋から一部列車で
京阪特急「プレミアムカー」は2017年にスタートした有料座席指定サービで、8000系の中間車(6号車)を改造して運行開始しました。2021年1月には3000系中間車の「プレミアムカー」を新造し、全ての特急車両にプレミアムカーを導入しました。コロナ禍の影響を受けた2020年度を除き「プレミアムカー」の利用者数は順調に推移しており、2017年度の利用者数(指数)を100とした場合、2022年度も300以上に増加しており、順調に推移しています。プレミアムカーの1両あたりの座席数は40席で、現在の平均乗車率は8割前後との事です。
少子化による人口減や、リモートワークの定着など、鉄道を取り巻く環境が厳しさを増す中、JRや在阪民鉄各社は客単価UPが見込める有料座席指定サービスの導入に舵を切りつつあります。JR西日本は3月のダイヤ改正でJR京都・神戸線を走る新快速の有料座席サービス「Ａシート」の連結車両を従来の3倍となる6往復に増やした他、阪急電鉄も2024年をめどに京都線で有料座席の車両を導入する方針を打ち出しています。
乗りものニュースでめ記事にされてました(^_^)
https://trafficnews.jp/post/126686
“” 京阪「プレミアムカー」連結で余剰になった中間車 ついに再デビューへ 「激レア異端車」誕生 ”
ツイッターなどのネットでの情報を見ると、プレミアムカー編入に伴い余剰になった１両の中間車は、ロングシート通勤車の１３０００系に塗装変更と改番をして組みこまれた模様です。
なお、車内は転換クロスシートのままみたいですね。
そういえば、３０００系の１両抜いた一般車はどうしたんでしょうか？