阪急京都線-摂津市駅


摂津市駅は阪急京都線の正雀駅と南茨木駅の間、梅田から13.3km地点に作られた新駅で、2010年3月14日に開業しました。

■追跡取材リスト








        

小振りな駅ですが、駅前にロータリーが整備されています。








        

駅周辺ではマンションの建設も進んでいます。









        

駅舎の壁面は緑化されていて、エコをアピールしています。駅の壁面緑化はありそうで無かった気がします。








        

改札口です。必要最小限の構成といった感じです。








        

ホームは対面式の2面2線です。日中は10分ヘッドで普通のみが停車します。








        

ホーム間は地下道で接続されています。









        

この駅・このホーム、一見ごく普通なんですが、この駅ならではの仕掛けが随所にあります。








        

これが摂津市駅の仕掛けです。ホーム上屋には太陽電池パネルが取り付けられていたり、照明がすべてLED化されていたり、雨水を貯水しトイレ等で活用していたり、省エネ型エレベータを採用していたり、とにかくCO2の排出量削減を目指したエコな駅なんです。









        

天井を見上げると。。。蛍光灯を模した感じでLED灯が埋め込まれています。さらに、日中でも電車が到着すると点灯し、発車すると消灯する仕掛けになっています。ちょっとビックリです。








        

さらに、全体の輝度を確保するため、こんな形のLED照明も取り付けられていました。夜はどんな感じで光るんでしょうか?









        

この新しい摂津市駅。太陽光発電やLED 照明などの各種省エネルギー設備の導入などにより、駅施設から排出される二酸化炭素を約54%削減し、残りについては排出枠購入し相殺する事により、名目的とはいえ、CO2 排出量がゼロ、カーボンニュートラル(環境中の炭素循環量に対して中立)ステーションを実現しています。コストミニマムな構成の新駅ですが、エコに対する取り組みを全面に打ち出す事で「鉄道経営の先駆者」としての「阪急らしさ」を打ち出す事に成功しているな、と思いました。