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近鉄50000系電車『しまかぜ』(車内・プレミアムシート編)


近鉄特急「しまかぜ」は、大阪難波駅・京都駅・近鉄名古屋駅と伊勢志摩の賢島を結ぶ、近鉄のプレミアム観光特急で、颯爽感と上質さを兼ね備えた乗ること自体が楽しみとなる電車です。

特集2回目の今回は車内特集。プレミアムシートを中心にご紹介したいと思います。また、「しまかぜ」の外観や存在意義については「外観編」で詳しくご紹介していますので、そちらをご覧下さい。

 

近鉄50000系電車『しまかぜ』(外観編)



近鉄50000系電車『しまかぜ』(カフェ車両<食堂車>編)



近鉄50000系電車『しまかぜ』(サービス設備編)


私鉄初!すべて3列のハイグレードシート

「しまかぜ」にはレギュラーシートが無く、全席が2+1列配置の「レミアムシート」となっています。シートピッチ(前後間隔)は新幹線「のぞみ」のグリーン車(116cm)を上回る125cmとなっており、ゆったりとくつろぐ事が出来ます。

 

 

 

 

快適さを追求したプレミアムシートシートは本革が使用され、ふくらはぎを支える電動レッグレストを装備しています。また、鉄道車両として初めてシート背もたれにエアクッションを設置し、腰部の硬さを調整するランバーサポート機能やリラクゼーション機能を備えています。その他、コンセントなど便利な設備が備わっており、まさに至れり尽くせり状態でした。

 

 

 

 

シートのコントロールパネルの様子です。シートは電動パワーシートで、リクライニング動作、レッグレストに加え、 ランバーサポート機能やリラクゼーション機能を制御する事ができます。

 

 

 

 

2人掛けシートの様子です。手前がフルリクライニング+レッグレストを全開にした状態、奥がデフォルト状態です。

 

 

 

 

2席ともフルリクライニング+レッグレスト全開にするとこんな感じになります。ここまで倒すと後部席からクレームが来そうですね。

 

 

 

 

ヘッドレストは上下に動くので体格に合わせて最適なポジションが確保できます。LED読書灯付き。

 

 

 

 

シートを真横から見た様子です。巨大な側面窓は開放感バツグンです。

 

 

 

電動カーテンを下ろした様子です。

 

 

 

 

電動カーテンの操作ボタンです。

 

 

 

 

窓枠の様子です。シルバーの装飾が施されています。

 

 

 

 

エアダクトが内包されており、つまみで開閉させる事が出来ます。

 

 

 

 

荷だな付近の様子です。

 

 

 

 

荷棚の下部にもエアダクトがありました。座席番号の近くに予約状態を示すLEDが埋め込まれています。

 

 

 

 

座席の背面テーブルを出すとこんな感じです。

 

 

 

 

アームレストの中にコーヒーテーブルが格納されています。

 

 

 

 

車両の妻面上部には大型のLEDモニタがあります。

 

 

 

 

今回、初めて利用した「しまかぜ」のプレミアムシートですが、質感、装備、座り心地共に最高でした。今回は1号車の最後列を予約した為、後部席を気にする事なくフルリクライニング状態にする事が出来たので、ヘブン状態を味わう事ができました。淡いライムグリーンの不思議なカラーリングは女性客にたくさん利用してもらえる様に、女性社員やアンケートの意見を取り入れたそうです。ちなみにこのシート、1席で「軽自動車の新車がかえるほど」のお金が掛かっているそうです。

シートに座っただけで「しまかぜ」の規格外の豪華さを実感する事ができました。

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