甲府市役所新庁舎は、JR 甲府駅、山梨県庁、舞鶴城公園や商業エリアと徒歩圏内で結ばれる甲府市における中心施設です。その中心である新庁舎に人が集い賑わいを生むこと、さらに賑わいのある新庁舎を拠点に人が楽しく「歩く街」になることが、中心市街地の活性化につながると考えます。新庁舎は『歩く街甲府』の拠点となるべく建設されました。
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【スペック】
名称:甲府市役所新庁舎
所在地:山梨県甲府市丸の内一丁目 18 番 1 号
階数:地上 10 階 地下 1 階 塔屋 2 階
高さ:54m
構造:S造、⼀部SRC造,⼀部RC造(免震構造)
杭・基礎 :ーーー
主用途:事務所
総戸数:ーーー
敷地面積:8,729 ㎡
建築面積:5,750 ㎡
延床面積:28,450 ㎡
建築主:甲府市
設計者:日建設計
施工者:竹中工務店
着工:2011年06月
竣工:2013年03月
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新庁舎は、甲府駅、山梨県庁、舞鶴城公園や商業エリアと徒歩圏内で結ばれる甲府市の中心市街地にありますが、市民が集い賑わう市民に開かれた庁舎として街に面してオープンな設えです。
日本一の日射量を誇る甲府盆地に建つ庁舎として、甲府の美しい風景のシンボルであるブドウ棚をモチーフとした、太陽光パネル300KWが並ぶ日本一の太陽光発電市庁舎です。その他にも雨水利用や採熱管・クールヒートトレンチによる地中熱利用、中庭や換気ボイドによる自然換気促進など、甲府の自然環境を活かした環境配慮型庁舎で、これら環境システムや発電量などのLIVE状況をデジタルサイネージにより市民に情報発信しており、「ブドウ棚庁舎」として市民に親しまれています。
平和通に面する西側壁面の様子です。部分に設けられた凸型の箇所が陰影を造り、外観上のアクセントとなっています。
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ドットで描かれた甲府市役所の案内板です。この看板を見た瞬間に「おおっ?もしかしてこの市役所庁舎、かなりのやり手(若干意味不明)なのでは?と思いました。そして吸い込まれるように庁舎内に入って行きました。
おおっ!県の特産品と思われる木材を要所要所に配した、なかなか小粋なデザインではありませんか!それも華美ではなく、コストを抑えつつ、来場者を快適に迎える良いデザインを目指した感が伝わってきて好印象です。
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この巨大なデジタルサイネージ・・・と言って良いかは不明ですが、65インチぐらいの液晶モニタにグーグル・アースが映し出されていてビックリしました。
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甲府市役所新庁舎。僕は今回全く予習なしで、新庁舎をたまたま見かけ撮影したのですが、この新庁舎、コストを抑えつつ、より良い庁舎を目指した感がヒシヒシと伝わってきました。しかも庁舎内にローソンがあったり、ぶどう棚アーケードを中心に300kwもの太陽光パネルを配置している所も「やるな!」と思いました。