西松建設とホテルオークラの子会社でホテル運営会社のオークラ ニッコー ホテルマネジメントは、富山駅前でホテル事を共同で推進することに合意し『ホテルJALシティ富山』を2022年に開業すると発表しました。西松建設にとっては初のホテル事業となります。
【出展元】→『ホテルJALシティ富山』2022年に開業
「ホテルJALシティ富山」は富山駅から徒歩3分の場所にある旧富山ステーションホテルの跡地に建設されます。ホテルは10階建てで客室数約250室。平均客室面積を25㎡(ツイン26~31㎡、ダブル21㎡)とし、通常のビジネスホテルより広く設定し、平均価格帯も1泊1万円以上とやや高めに設定する予定です。
経営権は同社が新設する子会社、西松ホテルマネジメントが持ち、運営はオークラニッコーホテルマネジメントに委託し、予約管理や集客などでオークラのノウハウを取り入れます。現地の様子です。富山ステーションホテルの土地と建物は西松建設が所有しています。ホテル建設の理由について西松建設は「富山市が日本海側屈指の工業地帯であり立山などの観光資源も豊富なことから今後も宿泊者の増加が見込まれる」としています。
こちらはJALシティの客室例です。写真の部屋はスタンダードツイン23㎡。JALシティ富山のツインは26〜31㎡なので、この部屋より広くなります。
富山駅の南側では2018年4月に「東横イン」が、2019年4月にダイワロイネットホテル」が開業した他、12月にはリブマックスが開業し、ホテル激戦区となりつつあります。