今回札幌を取材して驚いたのが、デジタルサイネージの増殖振りです。4〜5年前はまだ、チラホラと見かける程度だったデジタルサイネージですが、ここ数年で一気に普及が進み、ここ札幌駅周辺でも相当数のデジタルサイネージが設置されていました。
こちらは地下鉄南北線札幌駅からJR札幌駅に向かう地下通路の様子です。通路上にある2本の柱には2面のサイネージを縦配置で設置してあります。
縦向き設置のサイネージを2面上下に配置すると、超縦長の映像表現が可能となります。大阪のJR天王寺駅中央コンコースにも同じような配置のサイネージがありますが、こちらのサイネージの方が違和感なく設置されている気がしました。
こちらはJR札幌駅の東コンコースに設置されたサイネージの様子です。
レンガ風の化粧パネルと合わせて違和感なく設置されています。視認性もまずまず。
札幌駅周辺のデジタルサイネージ。一昔まえなら絵が動く看板は全くのSF世界の代物でしたが、最近は本当に一般的になってきました。サイネージ機器の低価格化もドンドンすすんでおり、小規模店舗でも費用対効果を考えて「プラス」と判断すれば導入するケースが増えてきています。今後もデジタルサイネージはドンドン増えてゆくと思いますが、今後は映像ソースや、サイネージインフラを活用した、エリア全体を1つのサイネージと考えた様な、効果的な映像表現の進化に期待したいと思います。