シティタワー長町新都心は、仙台市太白区あすと長町四丁目に建設されている地上24階、高さ85.50m、延床面積46,017.88㎡、総戸数414戸のタワーマンションです。建築主は住友不動産、設計・施工は大林組が担当しています。シティタワー長町新都心が立地する「あすと長町」は商業、公園、住宅、医療施設などが集積しつつある再開発エリアで、仙台市の副都心として整備が進んでいます。あすと長町の総面積は約82ヘクタールに及びます。
【公式HP】
→シティタワー長町新都心
【スペック】
名称:シティタワー長町新都心
所在地:宮城県仙台市太白区あすと長町四丁目2番11(地番)
階数:地上24階
高さ:85.50m
構造:鉄筋コンクリート造
杭・基礎 :場所打ちコンクリート杭45本
主用途:共同住宅
総戸数:414戸
敷地面積:5,886.81m2
建築面積:4,217.65㎡
延床面積:46,017.88㎡
建築主:住友不動産
設計者:大林組
施工者:大林組
着工:2014年10月
竣工:2017年01月
シティタワー長町新都心は、さらなる安心・安全のために、大林組独自の先進技術である2棟連結免震構造「O-MIC(オーミック)D」が仙台で初めて採用されました。O-MIC(オーミック)Dは、2棟の隣接する中低層の免震構造建物を連結することで、高い構造安全性を低コストで実現する大林組が開発した工法です。
シティタワー長町新都心では、建物の損傷や住居内の家具の転倒などを抑制する免震装置を1階と2階の間に配置する中間層免震構造に加え、南棟と東棟を20階、22階の床レベルでオイルダンパーにより連結しています。これにより、建物の揺れが一体化するとともに東西南北どの方向からの揺れに対しても低減効果を発揮し、地震発生時の建物の安全性を高めています。
東側から見たシティタワー長町新都心の様子です。シティタワー長町新都心は、免震装置を1階と2階の間に配置することで1階の垂直方向に開放感が生まれているほか、1階の階高と免震構造の高さにより2階住戸が通常のマンションの3階相当となり、防犯・プライバシーの強化にもつながっています。
最後は南東側から見た、シティタワー長町新都心の様子です。