京阪神ビルディングは、2018年5月10日付のニュースリリースで、大阪地区でのデータセンター(DC)ビルの旺盛な需要に応えるため、西心斎橋ビルに続く都心型DCビルとして、同社が培ったノウハウを結集し最高水準の安全性・信頼性・効率性を備えたグローバルで通用するDCビルを建設すると発表しました。計画地は、同社が富士通から2017年3月1日に取得したOBPの開発用地で敷地面積は6,671.94㎡(2,018.25坪)です。
【出典元】
→京阪神ビルディング>固定資産の取得(建築)に関するお知らせ
→日経不動産マーケット情報>【売買】富士通から6600m2の開発用地、京阪神ビルディング
【過去記事】
→京阪神ビルディングがOBPに建設するデータセンター(仮称)京阪神 OBPビル の概要が判明!
→「京阪神ビルディング」が富士通から取得したOBPの開発予定地でボーリング調査が始まる!
→大阪の副都心OBP(大阪ビジネスパーク)の用途拡大を決定!学校、病院、ビジネスサポートとしての居住施設が可能に!
→「京阪神ビルディング」が富士通からOBPの開発用地を取得、データセンターを主用途とするビルを建設へ!
【計画概要】
計画名称:(仮称)京阪神 OBPビル
所在地: 大阪市中央区城見2丁目2番7
階数:地上15階
高さ:100m弱
敷地面積:6,671.94㎡(2,018.25坪)
延床面積:40,025.00㎡(12,107.56坪)(予定)※オフィスフロアは、ワンフロア2300㎡程度
取得額:建築・設備総額 約280億円(予定)
資金計画:借入金および自己資金等により充当
着工:2019年2月下旬予定
竣工:2021年2月下旬予定
現地の様子です。読売テレビ新社屋の建設現場を撮影した時に撮影しました。京阪神ビルディングの発表では2019年2月の着工とアナウンスされていますが、既に背の高い仮囲いで敷地が囲まれており、3点式パイルドライバーが稼働していました。
計画地をグルリと1周してみましたが、建築計画のお知らせは掲示されていませんでした。
北東側から見た様子です。計画地はOBPの「へそ」の様な場所なので、本当はTWIN21やOBPキャッスルタワーと当程度の高さ157mほどの超高層ビルを建てて欲しかったのですが、長年塩漬けだった敷地に超高層ビルが建設されるので贅沢は言えません。
本格的な準備工事が始まった、(仮称)京阪神 OBPビル。OBP最後の大型開発用地が着工された事で、同エリアに残っていた最後のピースが埋まり、全体計画が完成する事になります。
OBPもやっとここまで来たか・・・と、とても感慨深いものがあります( ´ ▽ ` )
建築計画のお知らせを早く見たいですね(╹◡╹)
本社と定住人口貪欲にってどうやったら出来るんですかね?
昨今の緊迫したオフィス不足を鑑みれば、もう少しオフィスフロアを増やして150m以上のビルにしても良かったのではと思いましたが、DCビルであるためセキュリティの観点からテナントビルとするのは難しいのかもしれませんね。